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公開番号2025118209
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013392
出願日2024-01-31
発明の名称二重容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 1/02 20060101AFI20250805BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】使用中に意図せずに内層体が外層体内から出てくることを抑制でき、しかも容易に分別できる二重容器を提供する。
【解決手段】二重容器1は、口部1aにおいて内層体3及び外層体2の一方は凸部4を有し、口部において内層体及び外層体の他方は、開放部及びストッパ面を有する穴部5と、周方向係止面を有する被乗越部6と、上下方向係止面とを有し、凸部は、開放部を通って穴部内に進入し、さらに周方向一方側に被乗越部を乗越えることで、移動が規制される規制状態となり、凸部は、周方向係止面への当接によって周方向他方側への移動を規制され且つ上下方向係止面への当接によって上下方向他方側への移動を規制され、凸部は、規制状態から周方向他方側に被乗越部を乗越えることで、ストッパ面への当接によって周方向他方側への更なる移動を規制され、ストッパ面に当接した状態から上下方向他方側に移動することで開放部を通って穴部内から離脱する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
口部、胴部及び底部をこの順に連ねて有し、外層体及び内層体で構成され、前記内層体が前記外層体の内側に積層された状態から、前記内層体が前記外層体内から取り出された分別状態にできる二重容器であって、
前記口部において前記内層体及び前記外層体の一方は、前記口部の径方向において前記内層体及び前記外層体の他方に向けて突出する凸部を有し、
前記口部において前記内層体及び前記外層体の前記他方は、前記口部の前記径方向において凹み、開放部及びストッパ面を有する穴部と、周方向係止面を有する被乗越部と、前記穴部又は前記被乗越部に設けられる上下方向係止面とを有し、
前記凸部は、前記開放部を上下方向一方側に通って前記穴部内に進入し、さらに周方向一方側に前記被乗越部を乗越えることで、前記穴部内で移動が規制される規制状態となり、
前記規制状態において前記凸部は、前記周方向係止面への当接によって周方向他方側への移動を規制され且つ前記上下方向係止面への当接によって上下方向他方側への移動を規制され、
前記凸部は、前記規制状態から前記周方向他方側に前記被乗越部を乗越えることで、前記ストッパ面への当接によって前記周方向他方側への更なる移動を規制され、前記ストッパ面に当接した状態から前記上下方向他方側に移動することで前記開放部を前記上下方向他方側に通って前記穴部内から離脱する、二重容器。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記穴部は、周方向に延び前記周方向一方側で終端する終端壁面を有する周方向溝部を有し、前記周方向溝部の上下方向他方側溝壁面には、上下方向一方側溝壁面に向けて突出する前記被乗越部を有し、
前記規制状態において前記凸部は、前記終端壁面への当接によって前記周方向一方側への移動を規制され、
前記凸部は、前記規制状態において前記被乗越部と前記上下方向一方側溝壁面との間を通って前記周方向に延びる周方向延在部と、前記周方向延在部から前記上下方向他方側に延び前記被乗越部と前記終端壁面との間に配置される乗越部とを有する、請求項1に記載の二重容器。
【請求項3】
前記周方向延在部は、前記周方向一方側の端部に前記乗越部を有し、前記周方向溝部の前記上下方向一方側溝壁面によって前記周方向に案内され、且つ、前記周方向延在部の前記周方向他方側の端面が前記ストッパ面に当接できる、請求項2に記載の二重容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は二重容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
口部、胴部及び底部をこの順に連ねて有し、外層体及び内層体で構成され、内層体が外層体の内側に積層された状態から、内層体が外層体内から取り出された分別状態にできる二重容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-111537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、使用中に意図せずに内層体が外層体内から出てくることを抑制でき、しかも容易に分別できる二重容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0006】
[1]
口部、胴部及び底部をこの順に連ねて有し、外層体及び内層体で構成され、前記内層体が前記外層体の内側に積層された状態から、前記内層体が前記外層体内から取り出された分別状態にできる二重容器であって、
前記口部において前記内層体及び前記外層体の一方は、前記口部の径方向において前記内層体及び前記外層体の他方に向けて突出する凸部を有し、
前記口部において前記内層体及び前記外層体の前記他方は、前記口部の前記径方向において凹み、開放部及びストッパ面を有する穴部と、周方向係止面を有する被乗越部と、前記穴部又は前記被乗越部に設けられる上下方向係止面とを有し、
前記凸部は、前記開放部を上下方向一方側に通って前記穴部内に進入し、さらに周方向一方側に前記被乗越部を乗越えることで、前記穴部内で移動が規制される規制状態となり、
前記規制状態において前記凸部は、前記周方向係止面への当接によって周方向他方側への移動を規制され且つ前記上下方向係止面への当接によって上下方向他方側への移動を規制され、
前記凸部は、前記規制状態から前記周方向他方側に前記被乗越部を乗越えることで、前記ストッパ面への当接によって前記周方向他方側への更なる移動を規制され、前記ストッパ面に当接した状態から前記上下方向他方側に移動することで前記開放部を前記上下方向他方側に通って前記穴部内から離脱する、二重容器。
【0007】
[2]
前記穴部は、周方向に延び前記周方向一方側で終端する終端壁面を有する周方向溝部を有し、前記周方向溝部の上下方向他方側溝壁面には、上下方向一方側溝壁面に向けて突出する前記被乗越部を有し、
前記規制状態において前記凸部は、前記終端壁面への当接によって前記周方向一方側への移動を規制され、
前記凸部は、前記規制状態において前記被乗越部と前記上下方向一方側溝壁面との間を通って前記周方向に延びる周方向延在部と、前記周方向延在部から前記上下方向他方側に延び前記被乗越部と前記終端壁面との間に配置される乗越部とを有する、[1]に記載の二重容器。
【0008】
[3]
前記周方向延在部は、前記周方向一方側の端部に前記乗越部を有し、前記周方向溝部の前記上下方向一方側溝壁面によって前記周方向に案内され、且つ、前記周方向延在部の前記周方向他方側の端面が前記ストッパ面に当接できる、[2]に記載の二重容器。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、使用中に意図せずに内層体が外層体内から出てくることを抑制でき、しかも容易に分別できる二重容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態の二重容器を示す断面図である。
図1に示す二重容器の斜視図である。
分別時の穴部に対する凸部の動きを説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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