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公開番号
2025103253
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220519
出願日
2023-12-27
発明の名称
カップ容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
弁理士法人銀座マロニエ特許事務所
主分類
B65D
25/20 20060101AFI20250702BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】別体からなるサブ容器を、主となる内容物を収容する容器本体の底部につながる脚部内に格納、保持して一体で流通させると共に、サブ容器の容器本体からの出し入れを容易に行うことができるカップ容器を提供する。
【解決手段】主となる内容物が収納された容器本体2と、容器本体2の底部につながり、副となる内容物を収納するサブ容器10をその内側に着脱自在に格納可能な脚部3と、脚部3の下端につながる底板4と、を備え、脚部3は、その内壁面がサブ容器10の背面壁部に対面する周壁31と、自由端の相互間にてサブ容器10を出し入れする開口部34を形成するとともに、周壁31の各端縁31aにそれぞれ片持ち支持される一対のアーム32と、を有し、一対のアーム32は、周壁31の端縁31aを起点に弾性変形可能な板状片からなり、サブ容器10の前面壁部に回り込んでサブ容器10を抱き合わせ保持するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
主となる内容物を収納する容器本体と、該容器本体の底部につながり、副となる内容物を収納するサブ容器をその内側に着脱自在に格納可能な脚部と、
該脚部の下端につながり、該脚部を介して前記容器本体を接地面に載置可能な底板と、
を備えたカップ容器であって、
前記脚部は、前記サブ容器を格納するに際し、その内壁面が該サブ容器の背面壁部に対面する周壁と、
自由端の相互間にて該サブ容器を出し入れする開口部を形成するとともに、前記周壁の各端縁にそれぞれ片持ち支持される一対のアームと、を有し、
該一対のアームは、前記サブ容器を着脱する際に、前記周壁の端縁を起点に弾性変形可能な板状片からなり、該サブ容器の格納状態でもって、該サブ容器の前面壁部に回り込んで該サブ容器を抱き合わせ保持するものであることを特徴とするカップ容器。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記周壁は、内周面の上縁および下縁の少なくとも一方に、両端部がそれぞれ開放され、前記サブ容器に形成されたフランジ部を挿入可能な溝部を有することを特徴とする請求項1に記載したカップ容器。
【請求項3】
前記周壁は、前記サブ容器の背面壁部を押圧して該サブ容器を前記開口部を通して前記脚部から取り外し可能な貫通開口を有することを特徴とする請求項1または2に記載したカップ容器。
【請求項4】
前記底板は、前記サブ容器が反転姿勢で前記脚部に格納された際に該サブ容器に設けられた摘まみ部を手指によって挟持可能な切り欠き部を有することを特徴とする請求項1または2に記載したカップ容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、別体からなるサブ容器を、主となる内容物を収納する容器本体につながる脚部内に格納、保持することのできるカップ容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の小売店において、コーヒーゼリーやプリンなど、主となる食品に、クリームやシロップなどの消費する直前に添加する内容物を付帯させたものが販売されている。このような商品は、主となる食品を容器本体内に収容し、添加する内容物を小袋や小型のサブ容器内に収容させているが、これらを一体にして流通および陳列させることの要望があり、特許文献1のような容器が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭59-049680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の容器では、本体部分の下面から垂下保持させた円筒状の脚筒の一部に切欠き開口部を設け、該切欠き開口部からクリーム等が収容された小型容器を前記脚筒内に収納することができるように構成されている。この容器では、前記切り欠き開口部の口縁部分に、小型容器の脱落を阻止するための係止突起が設けられているが、小型容器を出し入れする際に、係止突起に引っ掛かり不便であると共に、小型容器に傷がつくおそれがある点に課題があった。一方、係止突起を設けない場合には、小型容器の脱落を防止するため切り欠き開口部を狭くする必要があるが、小型容器を簡単に出し入れすることができない点に課題があった。
【0005】
そこで、本発明では、別体からなるサブ容器を、主となる内容物を収納する容器本体の底部につながる脚部内に格納、保持して一体で流通させることができると共に、サブ容器の容器本体からの出し入れを容易に行うことができるカップ容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を実現するために開発した本発明のカップ容器は、
主となる内容物を収納する容器本体と、該容器本体の底部につながり、副となる内容物を収納するサブ容器をその内側に着脱自在に格納可能な脚部と、
該脚部の下端につながり、該脚部を介して前記容器本体を接地面に載置可能な底板と、
を備えたカップ容器であって、
前記脚部は、前記サブ容器を格納するに際し、その内壁面が該サブ容器の背面壁部に対面する周壁と、
自由端の相互間にて該サブ容器を出し入れする開口部を形成するとともに、前記周壁の各端縁にそれぞれ片持ち支持される一対のアームと、を有し、
該一対のアームは、前記サブ容器を着脱する際に、前記周壁の端縁を起点に弾性変形可能な板状片からなり、該サブ容器の格納状態でもって、該サブ容器の前面壁部に回り込んで該サブ容器を抱き合わせ保持するものであることを特徴とする。
【0007】
なお、本発明のカップ容器において、前記周壁は、内周面の上縁および下縁の少なくとも一方に、両端部がそれぞれ開放され、前記サブ容器に形成されたフランジ部を挿入可能な溝部を有することが好ましい。
【0008】
また、本発明のカップ容器において、前記周壁は、前記サブ容器の背面壁部を押圧して該サブ容器を前記開口部を通して前記脚部から取り外し可能な貫通開口を有することが好ましい。
【0009】
また、本発明のカップ容器において、前記底板は、前記サブ容器が反転姿勢で前記脚部に格納された際に該サブ容器に設けられた摘まみ部を手指によって挟持可能な切り欠き部を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明のカップ容器によれば、容器本体の底部につながり、サブ容器の格納が可能な脚部を、周壁と該周壁の各端縁に片持ち支持される一対のアームと、により構成したことで、サブ容器の格納状態において該一対のアームによってサブ容器の前面壁部を抱き合わせ保持させて、該サブ容器が、脚部内(格納スペース)から脱落するのを阻止することができると共に、該サブ容器を出し入れする際には、前記アームが径方向に弾性変形することで、該サブ容器を簡単に出し入れすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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