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公開番号
2025041136
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148242
出願日
2023-09-13
発明の名称
封筒
出願人
株式会社トーモク
代理人
個人
主分類
B65D
27/02 20060101AFI20250318BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 封緘用舌片を折曲する際にジッパー部分から折れ曲ることを防止可能な封筒を提供する。
【解決手段】 片面段ボール1Xにより形成され、段目方向に直交する方向に延設された下折目線aにより二つ折りされて封筒1の表側となる表側シート2と封筒1の裏側となる裏側シート3とを有し、表側シート2及び裏側シート3の内側が上方に開口部を有する袋状になっており、裏側シート3の上方には、折り返されて開口部を塞ぐ封緘用舌片5が設けられ、封緘用舌片5は、その内側の表面に設けられ、裏側シート3の上端縁に沿って塗布された接着剤G2と、これを覆う剥離シート12と、接着剤G2より裏側シート側3に設けられ、所定幅で裏側シート3の上端縁に沿って延設された2条の不連続の切れ目11a.11bからなるジッパー11と、を有し、剥離シート12は、2条の不連続の切れ目11a,11bを覆う構成の封筒とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
波状の段をなす中芯の片面にライナーが貼着された片面段ボールにより形成された封筒であって、
段目方向に直交する方向に延設され波状の段を厚さ方向に押し潰した下折目線により二つ折りされて封筒の表側を構成する表側シートと封筒の裏側を構成する裏側シートとを有するとともに、前記表側シート及び前記裏側シートの内側が上方に開口部を有する袋状になっており、
前記裏側シートの上方には、折り返されて前記開口部を塞ぐ封緘用舌片が設けられ、
前記封緘用舌片は、その内側の表面に設けられ、前記裏側シートの上端縁に沿って塗布された接着剤と、前記接着剤を覆う剥離シートと、前記接着剤より前記裏側シート側に設けられ、所定幅で前記裏側シートの上端縁に沿って延設された2条の不連続の切れ目からなるジッパーと、を有し、
前記剥離シートは、前記2条の不連続の切れ目を覆うことを特徴とする封筒。
続きを表示(約 86 文字)
【請求項2】
請求項1記載の封筒において、
前記ジッパーは、前記封緘用舌片の基端縁と先端縁との中央より先端側に設けられていることを特徴とする封筒。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、封筒に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ネットショッピングの商品配送において、厚みが数cm以下の薄型の商品の場合に郵便受けに投函することで配達を完了できるいわゆるメール便が商品配送に重宝されている。この種のメール便で商品を配送する際に、商品を緩衝材で包む代わりに、両面段ボール紙や厚紙など剛性を有する紙製の封筒が利用されることがある(特許文献1を参照。)。
【0003】
この特許文献1の封筒は、波状の段をなす中芯の片面にライナーが貼着された片面段ボールにより形成され、段目方向に直交する方向に延設され波状の段を厚さ方向に押し潰した下折目線により二つ折りされて封筒の表側を構成する表側シートと封筒の裏側を構成する裏側シートとを有するとともに、表側シート及び裏側シートの内側が上方に開口部を有する袋状になっており、裏側シートの上方には、折り返されて開口部を塞ぐ封緘用舌片が設けられている。さらに、封緘用舌片は、その内側の表面に、裏側シートの上端縁に沿って剥離紙付きの両面テープが貼着されている。
【0004】
この特許文献1の封筒によれば、剥離紙を剥がした封緘用舌片を表側シートの外側の表面に折り返すことで、開口部を塞いで封緘することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-208310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の封筒は、開封の際に張り付けた両面テープを剥がすことが容易ではない。そのため、封緘用舌片の両面テープより裏側シート側に、所定幅で裏側シートの上端縁に沿って延設された2条の不連続の切れ目からなるジッパーを設けることが考えられる。
【0007】
ところが、近年、保管スペースを減少させるため、剥離紙を剥がさずに封緘用舌片を折り返した状態で配送会社に納品するケースが増えており、この場合、封筒にジッパーを設けてしまうと、その部分が脆弱になってしまうため、本来の折目線ではなく、ジッパーを構成する2条の不連続の切れ目の一方に沿って誤って折れ曲がってしまうという新たな問題が発生した。
【0008】
そこで、本発明は、封緘用舌片を折り返す際に、ジッパーの部分で折れ曲がることを防止することができる封筒を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の封筒は、波状の段をなす中芯の片面にライナーが貼着された片面段ボールにより形成された封筒であって、段目方向に直交する方向に延設され波状の段を厚さ方向に押し潰した下折目線により二つ折りされて封筒の表側を構成する表側シートと封筒の裏側を構成する裏側シートとを有するとともに、前記表側シート及び前記裏側シートの内側が上方に開口部を有する袋状になっており、前記裏側シートの上方には、折り返されて前記開口部を塞ぐ封緘用舌片が設けられ、前記封緘用舌片は、その内側の表面に設けられ、前記裏側シートの上端縁に沿って塗布された接着剤と、前記接着剤を覆う剥離シートと、前記接着剤より前記裏側シート側に設けられ、所定幅で前記裏側シートの上端縁に沿って延設された2条の不連続の切れ目からなるジッパーと、を有し、前記剥離シートは、前記2条の不連続の切れ目を覆うことを特徴とする(以下、「第1の本発明の封筒」という)。
【0010】
第1の本発明の封筒では、前記封緘用舌片は、その内側において接着剤を覆う剥離シートが、2条の不連続の切れ目まで覆っている。そのため、裏側シートに対して封緘用舌片を徐々に起立させて裏側シートと封緘用舌片との境界線上に沿って谷折りさせようとした際に、2条の不連続の切れ目を内側から剥離シートが支えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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