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公開番号2025117286
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024012040
出願日2024-01-30
発明の名称浴用剤容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人弁理士法人銀座マロニエ特許事務所
主分類A47K 3/00 20060101AFI20250804BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】浴用剤を短い時間で、浴湯全体に効率よく行き渡らせることのできる浴用剤容器を提供すること。
【解決手段】発泡剤を含む浴用剤4を収容する容器本体2と、容器本体に装着される蓋体3とを備え、浴槽内の浴湯にて浴用剤4を溶かし込むとともに発泡剤から発泡気体を発生させる浴用剤容器1であって、記容器本体2は、周壁21と、周壁21と協働してその内側に浴用剤4の収容部23を形成する底壁22とを備え、底壁22に、浴槽内の浴湯を収容部23に流入させて浴用剤4を溶かし込むとともに発泡剤から発泡気体を発生させる1つ以上の開孔24を設け、周壁21に、収容部23につながる通路26aを有し、収容部23にて溶かし込んだ浴用剤4を発泡気体とともに周壁21の外周面から放出させる少なくとも1つの放出開口部26を設けたこと。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
発泡剤を含む浴用剤を収容する容器本体と、該容器本体の上端開口部に着脱自在に装着される蓋体とを備え、
該蓋体を装着したまま該容器本体を浴槽内に投入し、該浴槽内の浴湯にて前記浴用剤を溶かし込むとともに、その発泡剤から発泡気体を発生させる浴用剤容器であって、
前記容器本体は、前記上端開口部が形成された周壁と、該周壁の下端につながり、該周壁と協働してその内側に該浴用剤の収容部を形成する底壁とを備え、
該底壁に、前記浴槽内の浴湯を前記収容部に流入させて前記浴用剤を溶かし込むとともにその発泡剤から発泡気体を発生させる1つ以上の開孔を設け、
前記周壁に、前記収容部につながる通路を有し、該収容部にて溶かし込んだ前記浴用剤を前記発泡気体とともに該周壁の外周面から放出させる少なくとも1つの放出開口部を設けたことを特徴とする浴用剤容器。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記放出開口部は、前記周壁の周りに沿う向きに開放され、前記浴用剤の、前記収容部からの放出に際して、その放出にかかわる推進力にて容器本体を蓋体とともに回転させる開口端を有することを特徴とする請求項1に記載の浴用剤容器。
【請求項3】
前記容器本体は、前記蓋体の装着状態で、該蓋体の内面部に貯留された前記発泡気体の浮力により前記浴湯において浮遊するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の浴用剤容器。
【請求項4】
前記底壁は、外観形状が下向きに凸となる湾曲形状からなり、その上面に、前記容器本体を正位姿勢に保持する重りを有することを特徴とする請求項1または2に記載の浴用剤容器。
【請求項5】
前記蓋体は、該蓋体の天面壁に垂下保持され、前記収容部に収容された浴用剤の上面に位置して該浴用剤の該収容部内での浮遊を防止する1つ以上の押さえリブを有することを特徴とする請求項1または2に記載の浴用剤容器。
【請求項6】
前記容器本体および前記蓋体の少なくとも一方に、該蓋体が該容器本体に装着された状態で該蓋体と該容器本体との相互間に空気層を形成する凹所を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の浴用剤容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、浴用剤を浴槽全体に効率よく分散することのできる浴用剤容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、特許文献1のような浴用剤容器が知られている。この浴用剤容器では、容器の壁部に浴用剤溶出用の窓を設けると共に、容器内に浮を収納し、該浮の浮力によって蓋体の頂部裏面を押し上げるようにすることで浴槽に浮かべながら、前記窓から浴用剤を浴湯内に溶出することができるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-333947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
浴用剤は、一般には浴湯内に直接投入して使用されているが、溶け残りが発生することがあり、入浴時に足で踏んでしまうことで不快感を抱くことがあった。一方、上記のような浴用剤容器を用いた場合には、このような不快感を抱くことがないものの、入浴剤全量が溶け出すまでに時間を要し、また入浴剤が広がる勢いがないために、浴槽内全体になかなか行き渡らず、入浴前にかき混ぜる必要がある等、手間がかかる点に改善の余地があった。
【0005】
そこで、本発明では、前記のような従来の問題点に鑑み、浴用剤を短い時間で、浴湯全体に効率よく行き渡らせることのできる浴用剤容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を実現するために開発した本発明の浴用剤容器は、発泡剤を含む浴用剤を収容する容器本体と、該容器本体の上端開口部に着脱自在に装着される蓋体とを備え、
該蓋体を装着したまま該容器本体を浴槽内に投入し、該浴槽内の浴湯にて前記浴用剤を溶かし込むとともに、その発泡剤から発泡気体を発生させる浴用剤容器であって、
前記容器本体は、前記上端開口部が形成された周壁と、該周壁の下端につながり、該周壁と協働してその内側に前記浴用剤の収容部を形成する底壁とを備え、
該底壁に、前記浴槽内の浴湯を前記収容部に流入させて前記浴用剤を溶かし込むとともにその発泡剤から発泡気体を発生させる1つ以上の開孔を設け、
前記周壁に、前記収容部につながる通路を有し、該収容部にて溶かし込んだ前記浴用剤を前記発泡気体とともに該周壁の外周面から放出させる少なくとも1つの放出開口部を設けたことを特徴とする
【0007】
本発明の浴用剤容器において、前記放出開口部は、前記周壁の周りに沿う向きに開放され、前記浴用剤の、前記収容部からの放出に際して、その放出にかかわる推進力にて容器本体を蓋体とともに回転させる開口端を有することが好ましい。
【0008】
また、本発明の浴用剤容器において、前記容器本体は、前記蓋体の装着状態で、該蓋体の内面部に貯留された前記発泡気体の浮力により前記浴湯において浮遊するものであることが好ましい。
【0009】
さらに、本発明の浴用剤容器において、前記底壁は、外観形状が下向きに凸となる湾曲形状からなり、その上面に、前記容器本体を正位姿勢に保持する重りを有することが好ましい。
【0010】
さらに、本発明の浴用剤容器において、前記蓋体は、該蓋体の天面壁に垂下保持され、前記収容部に収容された浴用剤の上面に位置して該浴用剤の該収容部内での浮遊を防止する1つ以上の押さえリブを有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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