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公開番号
2025103516
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220954
出願日
2023-12-27
発明の名称
エアゾール容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
B65D
83/761 20250101AFI20250702BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】内容物の再充填が可能なエアゾール容器を提供する。
【解決手段】胴部8から起立する口頸部10を有する容器体2と、口頸部10に着脱可能に装着された噴射器80と、胴部8内に上方付勢状態で下限高さTと上限高さUとの間で昇降可能に嵌入された摺動隔壁13を有し、この摺動隔壁13から垂下筒15を垂設した摺動部材12と、内容物の噴射に伴い、上限高さUに達した前記摺動隔壁13を下限高さTへ引き戻す操作のための操作機構Aとを具備する。操作機構Aは、前記垂下筒15の内部に昇降可能に挿入された操作棒72と、前記垂下筒15と前記操作棒72との間に回転可能に挿入されたシャフト部26と、このシャフト部26に対して共に回転するように組み付けられ、操作棒72の昇降により、垂下筒15の径方向の外側位置О及び内側位置Iの間での進退可能に配備された可動部52とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
胴部(8)から起立する口頸部(10)を有する容器体(2)と、
前記口頸部(10)に着脱可能に装着された噴射器(80)と、
前記胴部(8)内に上方付勢状態で下限高さ(T)と上限高さ(U)との間で昇降可能に嵌入された摺動隔壁(13)を有し、この摺動隔壁(13)から垂下筒(15)を垂設した摺動部材(12)と、
前記噴射器(80)からの内容物の噴射に伴い、前記上限高さ(U)に達した前記摺動隔壁(13)を前記下限高さ(T)へ引き戻す操作のための操作機構(A)と、を具備しており、
前記操作機構(A)は、前記垂下筒(15)の内部に昇降可能に挿入された操作棒(72)と、
前記垂下筒(15)と前記操作棒(72)との間に回転可能に挿入されたシャフト部(26)と、
このシャフト部(26)に対して共に回転するように組み付けられ、前記操作棒(72)の昇降により、前記垂下筒(15)の径方向の外側位置(О)及び内側位置(I)の間での進退可能に配備された可動部(52)と、を有し、
前記可動部(52)と前記垂下筒(15)との間には、前記シャフト部(26)の回転に連動させて前記垂下筒(15)を昇降させる第1連動手段(L1)を設けたことを特徴とする、エアゾール容器。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記第1連動手段(L1)は、前記垂下筒(15)の内面に形成された螺溝(16)と、前記可動部(52)の外面に付設されており、前記可動部(52)が前記外側位置(О)へ進出することで前記螺溝(16)に螺合される摺動突起(56)とで形成したことを特徴とする、請求項1に記載のエアゾール容器。
【請求項3】
前記シャフト部(26)は、上昇状態に在る前記操作棒(72)の上端面(73)へ当接させるための当接部(32)を有しており、前記操作棒(72)の上端面(73)と前記当接部(32)との当接状態で前記摺動突起(56)が前記螺溝(16)内に挿入されるように形成するとともに、前記当接部(32)と前記操作棒(72)との間に、前記操作棒(72)を前記当接部(32)との当接位置に位置決めする位置決め手段(Q)を設けたことを特徴とする請求項2に記載のエアゾール容器。
【請求項4】
前記可動部(52)と前記操作棒(72)との間には、これら可動部(52)及び操作棒(72)の対向面同士の一面に付設したカム軸(76)及び他面に凹設したカム穴(62)からなるカム手段であって、前記操作棒(72)の昇降に連動して当該可動部(52)を進退させるように形成した第2連動手段(L2)を設けたことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のエアゾール容器。
【請求項5】
前記シャフト部(26)は、上方から見て、前記操作棒(72)の周囲に配置された複数のシャフト棒(28)からなり、かつ、隣接する前記シャフト棒(28)同士の間に、前記可動部(52)をそれぞれ設けることにより、それら複数のシャフト棒(28)及び複数の可動部(52)が交互に前記操作棒72を取り囲むように配備したことを特徴とする、請求項4に記載のエアゾール容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアゾール容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
エアゾール缶の開口部を閉塞する仕切り壁を貫設して噴射器を装着し、その噴射器の押下げヘッドの押し下げることで、内容物が噴射されるものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-269611
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の容器は、内容物を使い切った後に再充填することができず、使い捨てにしなければならないという不便があった。
【0005】
本発明の目的は、内容物の再充填が可能なエアゾール容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の手段は、胴部8から起立する口頸部10を有する容器体2と、
前記口頸部10に着脱可能に装着された噴射器80と、
前記胴部8内に上方付勢状態で下限高さTと上限高さUとの間で昇降可能に嵌入された摺動隔壁13を有し、この摺動隔壁13から垂下筒15を垂設した摺動部材12と、
前記噴射器80からの内容物の噴射に伴い、前記上限高さUに達した前記摺動隔壁13を前記下限高さTへ引き戻す操作のための操作機構Aと、を具備しており、
前記操作機構Aは、前記垂下筒15の内部に昇降可能に挿入された操作棒72と、
前記垂下筒15と前記操作棒72との間に回転可能に挿入されたシャフト部26と、
このシャフト部26に対して共に回転するように組み付けられ、前記操作棒72の昇降により、前記垂下筒15の径方向の外側位置О及び内側位置Iの間での進退可能に配備された可動部52と、を有し、
前記可動部52と前記垂下筒15との間には、前記シャフト部26の回転に連動させて前記垂下筒15を昇降させる第1連動手段L1を設けた。
【0007】
本手段のエアゾール容器は、図1に示す如く、容器体2の胴部8内に上方付勢状態で嵌入された摺動隔壁13から垂下筒15を垂設しており、図4(A)に想像線で示すように上限高さUに達した摺動隔壁13を下限高さTへ引き戻すための操作機構Aを具備する。
この構造によれば、口頸部10から噴射器80を外し、摺動隔壁13を下限高さTに引き戻した状態で口頸部10から内容物の再充填を行うことができ、使い勝手がよい。
操作機構Aは、垂下筒15内に昇降可能に挿入された操作棒72、及び、操作棒72及び垂下筒15の間に挿入されたシャフト部26に組み付けた可動部52を有する。
この可動部52は、操作棒72の昇降により、図1に示す外側位置Оと図3(A)に示す内側位置Iの間を進退し、かつ、可動部52及び垂下筒15の間の第1連動手段L1の作用により、シャフト部26の回転に連動して垂下筒15を昇降させる。
この構造によれば、摺動隔壁13を引き戻す作業は、操作棒72を上昇させた後にシャフト部26を回転させるだけでよいので、操作が簡単である。
【0008】
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ前記第1連動手段L1は、前記垂下筒15の内面に形成された螺溝16と、前記可動部52の外面に付設されており、前記可動部52が前記外側位置Оへ進出することで前記螺溝16に螺合される摺動突起56とで形成した。
【0009】
本手段では、図1に示すように、第1連動手段L1は、垂下筒15の内面に形成された螺溝16と、可動部52の外面に付設された摺動突起56とからなる。そして、前記可動部52が外側位置Оへ進出することで、摺動突起56が螺溝16に螺合される。
この構造によれば、安定的に摺動隔壁13を下限高さTへ引き戻すことができる。
【0010】
第3の手段は、第2の手段を有し、かつ前記シャフト部26は、上昇状態に在る前記操作棒72の上端面73へ当接させるための当接部32を有しており、前記操作棒72の上端面73と前記当接部32との当接状態で前記摺動突起56が前記螺溝16内に挿入されるように形成するとともに、前記当接部32と前記操作棒72との間に、前記操作棒72を前記当接部32との当接位置に位置決めする位置決め手段Qを設けた。
(【0011】以降は省略されています)
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