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公開番号
2025103120
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220237
出願日
2023-12-27
発明の名称
櫛付きキャップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
A45D
19/02 20060101AFI20250702BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】内容物を塗布するにあたり視覚に頼らずとも塗布ムラを抑制することができる櫛付きキャップを提供する。
【解決手段】櫛付きキャップ1Aにおいて、櫛部3は、板状をなし並列配置された複数の内側櫛歯10と、板状をなし複数の内側櫛歯10の両外側に配置された一対の外側櫛歯14とを備え、複数の内側櫛歯10のうち少なくとも一部には内容物を吐出させる吐出口12が設けられていて、外側櫛歯14は、櫛部3を側方から見た状態で外側櫛歯14の幅方向一側に位置する一側外歯端縁部17を有し、一側外歯端縁部17は、一側外歯端縁部17の先端側に、櫛部3を側方から見た状態で根元側から先端側に向かうにつれて幅方向内側に向けて傾く第一傾斜部20を有し、内側櫛歯10は、櫛部3を側方から見た状態で第一傾斜部20よりも幅方向内側に位置する一側内歯端縁部15を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を収容する容器に装着される基部と、該基部の先端側に設けられた櫛部とを備える櫛付きキャップであって、
前記櫛部は、板状をなし並列配置された複数の内側櫛歯と、板状をなし複数の該内側櫛歯の両外側に配置された一対の外側櫛歯とを備え、複数の該内側櫛歯のうち少なくとも一部には内容物を吐出させる吐出口が設けられていて、
前記外側櫛歯は、前記櫛部を側方から見た状態で該外側櫛歯の幅方向一側に位置する一側外歯端縁部を有し、
前記一側外歯端縁部は、該一側外歯端縁部の先端側に、前記櫛部を側方から見た状態で根元側から先端側に向かうにつれて幅方向内側に向けて傾く第一傾斜部を有し、
前記内側櫛歯は、前記櫛部を側方から見た状態で前記第一傾斜部よりも幅方向内側に位置する一側内歯端縁部を有する、櫛付きキャップ。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記外側櫛歯は、前記櫛部を側方から見た状態で該外側櫛歯の幅方向他側に位置する他側外歯端縁部を有し、
前記他側外歯端縁部は、該他側外歯端縁部の先端側に、前記櫛部を側方から見た状態で根元側から先端側に向かうにつれて幅方向外側に向けて傾く第二傾斜部を有する、請求項1に記載の櫛付きキャップ。
【請求項3】
前記外側櫛歯は、該外側櫛歯の根元側に、前記櫛部を側方から見た状態で幅狭になる弾性部を有する、請求項1に記載の櫛付きキャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に収容された内容物を頭髪等に直接塗布できるように構成した櫛付きキャップに関連する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば白髪染め剤、ヘアマニキュア、ヘアカラー、整髪料等の内容物を収納する容器には、内容物を頭髪等に直接塗布できるように構成した櫛付きキャップが装着される(例えば特許文献1、2参照)。
【0003】
この種の櫛付きキャップにおける櫛部は、板状をなし、内容物を吐出する吐出口を備える複数の櫛歯を並列配置して構成されている。そして使用者が、容器がスクイズボトルであるときは容器の胴部を押圧し、エアゾール容器であれば操作部を押圧して内容物を吐出口から吐出させつつ、容器を傾倒姿勢にした状態で櫛歯の向きに沿うようにして容器を動かすことで、内容物は頭髪に塗布される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-191427号公報
特開2018-108145号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで周囲に鏡がない場合や鏡で見えづらいところへの塗布を行う場合、使用者は、櫛歯の先端を頭皮に当ててその感触によって内容物の塗布作業を行っている。しかし、全ての櫛歯が頭皮に接触しているかは分かりづらいため、一部の櫛歯が頭皮から離れるように容器が傾いている状態で内容物を塗布することがあり、この場合は塗布ムラが生じるおそれがある。
【0006】
このような点に鑑み、本発明は、内容物を塗布するにあたり、視覚に頼らずとも塗布ムラを抑制することができる櫛付きキャップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、内容物を収容する容器に装着される基部と、該基部の先端側に設けられた櫛部とを備える櫛付きキャップであって、
前記櫛部は、板状をなし並列配置された複数の内側櫛歯と、板状をなし複数の該内側櫛歯の両外側に配置された一対の外側櫛歯とを備え、複数の該内側櫛歯のうち少なくとも一部には内容物を吐出させる吐出口が設けられていて、
前記外側櫛歯は、前記櫛部を側方から見た状態で該外側櫛歯の幅方向一側に位置する一側外歯端縁部を有し、
前記一側外歯端縁部は、該一側外歯端縁部の先端側に、前記櫛部を側方から見た状態で根元側から先端側に向かうにつれて幅方向内側に向けて傾く第一傾斜部を有し、
前記内側櫛歯は、前記櫛部を側方から見た状態で前記第一傾斜部よりも幅方向内側に位置する一側内歯端縁部を有する、櫛付きキャップである。
【0008】
前記外側櫛歯は、前記櫛部を側方から見た状態で該外側櫛歯の幅方向他側に位置する他側外歯端縁部を有し、
前記他側外歯端縁部は、該他側外歯端縁部の先端側に、前記櫛部を側方から見た状態で根元側から先端側に向かうにつれて幅方向外側に向けて傾く第二傾斜部を有することが好ましい。
【0009】
前記外側櫛歯は、該外側櫛歯の根元側に、前記櫛部を側方から見た状態で幅狭になる弾性部を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る櫛付きキャップにおいて、櫛部は、複数の内側櫛歯と、複数の内側櫛歯の両外側に配置された一対の外側櫛歯を備えていて、外側櫛歯の一側外歯端縁部には第一傾斜部が設けられ、内側櫛歯は、第一傾斜部よりも幅方向内側に位置する一側内歯端縁部を備えている。すなわち頭皮等に対して櫛部が傾きなく接触する場合は、2つの外側櫛歯がともに頭皮等に接触する。従って、幅をもった2つの部分が頭皮等に接触する感覚によって頭皮等に対して櫛部が傾いていない状態にあることが分かるため、視覚に頼らずとも内容物の塗布ムラを抑制して塗布作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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