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公開番号2025100056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217145
出願日2023-12-22
発明の名称液体吐出装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250626BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体供給装置を本体に対して水平方向に加え鉛直方向においても位置決めする。
【解決手段】液体を吐出する液体吐出部5と、液体吐出部5を搭載する本体9と、本体9とは独立して移動可能に構成され、液体吐出部5に対して液体供給路12を介して液体を供給する液体供給装置100と、本体9に設けられ、液体供給装置100と係合する本体側係合部110Aと、液体供給装置100に設けられ、本体9と係合する液体供給装置側係合部110Bと、を備え、本体側係合部110Aは、液体供給装置側係合部110Bを鉛直方向の下側から受ける下受け部111を有し、液体供給装置側係合部110Bは、下受け部111と係合する上受け部112を有し、上受け部112が下受け部111と係合して受けられることで本体側係合部110Aに鉛直方向の下側から受けられる液体吐出装置1。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する液体吐出部と、
前記液体吐出部を搭載する本体と、
前記本体とは独立して移動可能に構成され、前記液体吐出部に対して液体供給路を介して前記液体を供給する液体供給装置と、
前記本体に設けられ、前記液体供給装置と係合する本体側係合部と、
前記液体供給装置に設けられ、前記本体と係合する液体供給装置側係合部と、
を備え、
前記本体側係合部は、前記液体供給装置側係合部を鉛直方向の下側から受ける下受け部を有し、
前記液体供給装置側係合部は、前記下受け部と係合する上受け部を有し、前記上受け部が前記下受け部と係合して受けられることで前記本体側係合部に鉛直方向の下側から受けられることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載された液体吐出装置において、
前記上受け部及び前記下受け部は、前記本体と前記液体供給装置とが係合された係合状態において前記液体供給装置と前記本体とが対向する対向方向と、鉛直方向と、の両方と交差する交差方向に延在することを特徴とする液体吐出装置。
【請求項3】
請求項2に記載された液体吐出装置において、
前記上受け部または前記下受け部の一方は、前記交差方向に延在するインナーレールであり、
前記上受け部または前記下受け部の他方は、前記交差方向に延在し、前記交差方向から見て前記インナーレールを覆うアウターレールであることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項4】
請求項2に記載された液体吐出装置において、
前記上受け部は、前記下受け部により鉛直方向の下側から受けられる上側レールを有し、
前記下受け部は、前記上受け部により鉛直方向の上側から受けられる下側レールを有することを特徴とする液体吐出装置。
【請求項5】
請求項2から4のいずれか1項に記載された液体吐出装置において、
前記上受け部と前記下受け部とは、前記本体と前記液体供給装置とを前記交差方向に沿って相対的に移動させることで係合することを特徴とする液体吐出装置。
【請求項6】
請求項2から4のいずれか1項に記載された液体吐出装置において、
前記下受け部は、前記交差方向に延在するとともに前記上受け部に向けて鉛直方向の上向きに突出する上向き突出部を有し、
前記上受け部は、前記交差方向に延在するとともに前記下受け部に向けて鉛直方向の下向きに突出する下向き突出部を有し、
前記上向き突出部から前記上受け部までの鉛直方向における長さと、前記下向き突出部から前記下受け部までの鉛直方向における長さとは、同じであることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項7】
請求項1に記載された液体吐出装置において、
前記本体と前記液体供給装置とが係合された係合状態において、前記本体と前記液体供給装置との間の接続部を前記液体供給路で接続された使用可能状態とすることが可能に構成され、
前記使用可能状態において、前記接続部における前記本体と前記液体供給装置との相対的な移動可能範囲が、前記本体側係合部と前記液体供給装置側係合部との相対的な移動可能範囲よりも広いことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項8】
請求項1に記載された液体吐出装置において、
前記本体側係合部及び前記液体供給装置側係合部は、前記本体と前記液体供給装置とが係合された係合状態において前記液体供給装置が設置面から離れた状態になった場合でも破損しない強度であることを特徴とする液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、様々な液体吐出装置が使用されている。このうち、液体を吐出する本体と本体に液体を供給する液体供給装置とが移動可能に構成されている液体吐出装置がある。例えば、特許文献1には、インクを吐出して印刷するプリンターと、プリンターにインクを供給する液体供給装置とを備え、プリンターと液体供給装置とが複数のチューブを介して接続されるとともにこれらが移動可能に構成されているプリンターシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-199700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のプリンターシステムのように、本体と液体供給装置とが移動可能に構成されている従来の液体吐出装置においては、例えば液体吐出装置を移動させた場合などにおいて、本体と液体供給装置とが離れすぎてチューブなどの液体供給路が破損する虞や、本体と液体供給装置とが近づきすぎて衝突する虞があった。ここで、本体と液体供給装置との位置関係に関しては、水平方向の位置関係に加え鉛直方向の位置関係もある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明の液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部を搭載する本体と、前記本体とは独立して移動可能に構成され、前記液体吐出部に対して液体供給路を介して前記液体を供給する液体供給装置と、前記本体に設けられ、前記液体供給装置と係合する本体側係合部と、前記液体供給装置に設けられ、前記本体と係合する液体供給装置側係合部と、を備え、前記本体側係合部は、前記液体供給装置側係合部を鉛直方向の下側から受ける下受け部を有し、前記液体供給装置側係合部は、前記下受け部と係合する上受け部を有し、前記上受け部が前記下受け部と係合して受けられることで前記本体側係合部に鉛直方向の下側から受けられることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の実施例1に係る液体吐出装置の概略側面図。
図1の液体吐出装置の正面側からの斜視図。
図1の液体吐出装置の正面図。
図1の液体吐出装置の背面側からの斜視図であって、接続部において液体供給装置と本体とを液体供給路で接続していない状態を表す図。
図1の液体吐出装置の背面側からの一部斜視図であって、接続部において液体供給装置と本体とを液体供給路で接続した状態を表す図。
図1の液体吐出装置における本体と液体供給装置との係合部としての本体側係合部周辺の斜視図。
図1の液体吐出装置における本体と液体供給装置との係合部としての液体供給装置側係合部周辺の斜視図。
図1の液体吐出装置における本体と液体供給装置との係合部の正面図。
図8の係合部の一部拡大図。
本発明の実施例2に係る液体吐出装置の本体と液体供給装置との係合部の一部拡大図。
本発明の実施例3に係る液体吐出装置の本体と液体供給装置との係合部の一部拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部を搭載する本体と、前記本体とは独立して移動可能に構成され、前記液体吐出部に対して液体供給路を介して前記液体を供給する液体供給装置と、前記本体に設けられ、前記液体供給装置と係合する本体側係合部と、前記液体供給装置に設けられ、前記本体と係合する液体供給装置側係合部と、を備え、前記本体側係合部は、前記液体供給装置側係合部を鉛直方向の下側から受ける下受け部を有し、前記液体供給装置側係合部は、前記下受け部と係合する上受け部を有し、前記上受け部が前記下受け部と係合して受けられることで前記本体側係合部に鉛直方向の下側から受けられることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、本体側係合部は液体供給装置側係合部を鉛直方向の下側から受ける下受け部を有し、液体供給装置側係合部は下受け部と係合する上受け部を有し上受け部が下受け部と係合して受けられることで本体側係合部に鉛直方向の下側から受けられる。このため、下受け部と上受け部とにより、本体に対して液体供給装置を水平方向に位置決めすることができる。
【0009】
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、第1の態様に従属する態様であって、前記上受け部及び前記下受け部は、前記本体と前記液体供給装置とが係合された係合状態において前記液体供給装置と前記本体とが対向する対向方向と、鉛直方向と、の両方と交差する交差方向に延在することを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、上受け部及び下受け部は、交差方向に延在する。このため、交差方向における長い領域で本体に対して液体供給装置を位置決めすることができ、本体を基準にして液体供給装置が鉛直方向を回転軸とする回転方向に移動することを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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