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公開番号2025100034
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217114
出願日2023-12-22
発明の名称液体吐出装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250626BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体供給装置と本体との導通を確保しつつ液体供給装置の本体に対する位置を適正に維持する。
【解決手段】液体吐出部5を搭載する本体9と、本体9とは独立して移動可能に構成され、液体吐出部5に対して液体供給路12を介して液体を供給する液体供給装置100と、液体供給装置100と係合する本体側係合部110Aと、本体9と係合する液体供給装置側係合部110Bと、を備え、本体側係合部110Aまたは液体供給装置側係合部110Bの一方は導電性部材からなり鉛直方向に移動可能な挿入部111を有し、他方は挿入部111を受け入れる受容部112を有し、受容部112は、導電性部材からなる接触部材112Aが設けられ、接触部材112Aと挿入部111とが接触した状態で挿入部111を受け入れ可能な液体吐出装置1。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する液体吐出部と、
前記液体吐出部を搭載する本体と、
前記本体とは独立して移動可能に構成され、前記液体吐出部に対して液体供給路を介して前記液体を供給する液体供給装置と、
前記本体に設けられ、前記液体供給装置と係合する本体側係合部と、
前記液体供給装置に設けられ、前記本体と係合する液体供給装置側係合部と、
を備え、
前記本体側係合部または前記液体供給装置側係合部の一方は、導電性部材からなり鉛直方向に移動可能な挿入部を有し、
前記本体側係合部または前記液体供給装置側係合部の他方は、前記挿入部を受け入れる受容部を有し、
前記受容部は、導電性部材からなる接触部材が設けられ、前記接触部材と前記挿入部とが接触した状態で前記挿入部を受け入れ可能に構成されていることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載された液体吐出装置において、
前記受容部は、鉛直方向に開口し、前記開口に前記挿入部が挿入されることで前記接触部材と前記挿入部とが接触する構成であることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載された液体吐出装置において、
前記本体側係合部は、前記挿入部を有し、
前記液体供給装置側係合部は、前記受容部を有することを特徴とする液体吐出装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載された液体吐出装置において、
前記本体側係合部または前記液体供給装置側係合部の一方において前記挿入部とは間隔をおいて配置され、前記鉛直方向に延在する第1係止部材と、
前記本体側係合部または前記液体供給装置側係合部の他方において前記受容部とは間隔をおいて配置され、前記第1係止部材に対する移動が係止される第2係止部材と、を備えることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項5】
請求項4に記載された液体吐出装置において、
前記第1係止部材と前記第2係止部材とが接触することで、前記本体と前記液体供給装置とが離間することを規制する構成であることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項6】
請求項4に記載された液体吐出装置において、
前記挿入部と前記第1係止部材とは、表面処理方法が異なることを特徴とする液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、様々な液体吐出装置が使用されている。このうち、液体を吐出する本体と本体に液体を供給する液体供給装置とが移動可能に構成されている液体吐出装置がある。例えば、特許文献1には、インクを吐出して印刷するプリンターと、プリンターにインクを供給する液体供給装置とを備え、プリンターと液体供給装置とが複数のチューブで接続されるとともにこれらが移動可能に構成されているプリンターシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-199700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のプリンターシステムのように、本体と液体供給装置とが移動可能に構成されている従来の液体吐出装置においては、例えば液体吐出装置を移動させた場合などにおいて、本体と液体供給装置とが離れすぎてチューブなどの液体供給路が破損する虞や、本体と液体供給装置とが近づきすぎて衝突する虞があった。また、液体供給装置と本体との電気的な導通を確保する必要がある場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明の液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部を搭載する本体と、前記本体とは独立して移動可能に構成され、前記液体吐出部に対して液体供給路を介して前記液体を供給する液体供給装置と、前記本体に設けられ、前記液体供給装置と係合する本体側係合部と、前記液体供給装置に設けられ、前記本体と係合する液体供給装置側係合部と、を備え、前記本体側係合部または前記液体供給装置側係合部の一方は、導電性部材からなり鉛直方向に移動可能な挿入部を有し、前記本体側係合部または前記液体供給装置側係合部の他方は、前記挿入部を受け入れる受容部を有し、前記受容部は、導電性部材からなる接触部材が設けられ、前記接触部材と前記挿入部とが接触した状態で前記挿入部を受け入れ可能に構成されていることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の一実施例に係る液体吐出装置の概略側面図。
図1の液体吐出装置の斜視図。
図1の液体吐出装置の本体における液体供給装置を設置する位置の周辺の斜視図。
図1の液体吐出装置の本体に取り付けられる液体供給装置の斜視図。
図1の液体吐出装置における本体と液体供給装置とを係合する係合部周辺の斜視図。
図5の係合部の一部の拡大斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、媒体に印刷する印刷部と、前記媒体が巻回される紙管の軸線方向で前記紙管液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部を搭載する本体と、前記本体とは独立して移動可能に構成され、前記液体吐出部に対して液体供給路を介して前記液体を供給する液体供給装置と、前記本体に設けられ、前記液体供給装置と係合する本体側係合部と、前記液体供給装置に設けられ、前記本体と係合する液体供給装置側係合部と、を備え、前記本体側係合部または前記液体供給装置側係合部の一方は、導電性部材からなり鉛直方向に移動可能な挿入部を有し、前記本体側係合部または前記液体供給装置側係合部の他方は、前記挿入部を受け入れる受容部を有し、前記受容部は、導電性部材からなる接触部材が設けられ、前記接触部材と前記挿入部とが接触した状態で前記挿入部を受け入れ可能に構成されていることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、本体側係合部または液体供給装置側係合部の一方に導電性部材からなり鉛直方向に移動可能な挿入部、本体側係合部または液体供給装置側係合部の他方に導電性部材からなる接触部材と挿入部とが接触した状態で挿入部を受け入れる受容部、を備える。このような構成とすることで、受容部が挿入部を受け入れた際、接触部材に対して重力に従い挿入部を接触させることができるため、接触部材に対する接触を維持し導通を取り易く、液体供給装置と本体との導通を確保しつつ液体供給装置の本体に対する位置を適正に維持することができる。
【0009】
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、第1の態様に従属する態様であって、前記受容部は、鉛直方向に開口し、前記開口に前記挿入部が挿入されることで前記接触部材と前記挿入部とが接触する構成であることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、受容部は、鉛直方向に開口し、開口に挿入部が挿入されることで接触部材と挿入部とが接触する構成である。このような構成とすることで、受容部を簡単な構成にすることができるとともに、好適に液体供給装置と本体との導通を確保しつつ液体供給装置の本体に対する位置を適正に維持することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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