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公開番号2025097440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213643
出願日2023-12-19
発明の名称ヘッドユニット及びインクジェット記録装置
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20250624BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】キャップ機構を備えたコンパクトな構成のヘッドユニット及びインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】ヘッドユニットは、複数のノズルが配置されたノズル面を有し、かつ、第1位置と第2位置との間を移動可能な記録ヘッドと、記録ヘッドに備えられ、ノズル面を覆う第3位置とノズル面を開放する第4位置との間を移動可能なキャップと、記録ヘッドが第1位置から第2位置に移動する動作によって、キャップを第3位置から第4位置に移動させ、かつ、記録ヘッドが第2位置から第1位置に移動する動作によって、キャップを第4位置から第3位置に移動させる連動機構と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
複数のノズルが配置されたノズル面を有し、かつ、第1位置と第2位置との間を移動可能な記録ヘッドと、
前記記録ヘッドに備えられ、前記ノズル面を覆う第3位置と前記ノズル面を開放する第4位置との間を移動可能なキャップと、
前記記録ヘッドが前記第1位置から前記第2位置に移動する動作によって、前記キャップを前記第3位置から前記第4位置に移動させ、かつ、前記記録ヘッドが前記第2位置から前記第1位置に移動する動作によって、前記キャップを前記第4位置から前記第3位置に移動させる連動機構と、
を備えたヘッドユニット。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記記録ヘッドは、直線運動により前記第1位置と前記第2位置との間を移動し、
前記キャップは、円弧運動により前記第3位置と前記第4位置との間を移動し、
前記連動機構は、前記記録ヘッドの直線運動を前記キャップの円弧運動に変換する、
請求項1に記載のヘッドユニット。
【請求項3】
前記連動機構は、
前記キャップを前記第4位置に向けて付勢する付勢部材と、
前記第2位置から前記第1位置に移動する前記記録ヘッドに対し定位置で前記キャップに係合し、前記付勢部材の付勢力に抗して前記キャップを前記第4位置から前記第3位置に向けて移動させる係合部材と、
を備える、
請求項2に記載のヘッドユニット。
【請求項4】
前記連動機構は、
前記キャップを前記第3位置に向けて付勢する付勢部材と、
前記第1位置から前記第2位置に移動する前記記録ヘッドに対し定位置で前記キャップに係合し、前記付勢部材の付勢力に抗して前記キャップを前記第3位置から前記第4位置に向けて移動させる係合部材と、
を備える、
請求項2に記載のヘッドユニット。
【請求項5】
前記連動機構は、ラック及びピニオンを含むギアの組み合わせで構成される、
請求項2に記載のヘッドユニット。
【請求項6】
前記連動機構は、直線運動を円弧運動に変換するカム機構又はリンク機構で構成される、
請求項2に記載のヘッドユニット。
【請求項7】
前記キャップは、開口した中空形状を有し、前記第3位置において、開口部が前記ノズル面に対向して配置される、
請求項1から6のいずれか1項に記載のヘッドユニット。
【請求項8】
前記記録ヘッド又は前記キャップに備えられ、前記第3位置に位置した前記キャップと前記記録ヘッドとの間で前記開口部の周囲を封止する封止部材を更に備えた、
請求項7に記載のヘッドユニット。
【請求項9】
前記第3位置に位置した前記キャップをロックするロック機構を更に備えた、
請求項8に記載のヘッドユニット。
【請求項10】
前記ロック機構が、プッシュラッチ機構で構成される、
請求項9に記載のヘッドユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドユニット及びインクジェット記録装置に係り、特にキャップ機構を備えたヘッドユニット及びインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置において、画質欠陥を引き起こす代表的な記録ヘッドの不具合現象は、不吐出及び吐出状態の変化(吐出方向不良、吐出量変化及び吐出速度変化等)である。特定のノズルで不吐出又は吐出状態の変化が起きると、記録される画像にスジが現れる。
【0003】
記録ヘッドに不具合を引き起こす主な要因は、ノズル面への異物の付着、インクの固化、増粘等である。これらを抑止する手段の一つとして、キャップ機構が知られている。キャップ機構は、不使用時にキャップでノズル面を覆うことで、ノズルからの溶媒蒸発、及び、ノズル面への異物付着等を抑制する。
【0004】
一般に、キャップ機構は、画像の記録動作を行う位置とは別のメンテナンス領域に設けられる。したがって、キャップする際は、記録ヘッドをメンテナンス領域に移動させる必要がある。
【0005】
特許文献1、2には、記録ヘッドにキャップ機構を設けることで、メンテナンス位置への移動を不要とする技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-305972号公報
特開2011-212949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1、2に記載の技術は、キャップの開閉に動力を要し、記録ヘッドが大型化するという欠点がある。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、キャップ機構を備えたコンパクトな構成のヘッドユニット及びインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)複数のノズルが配置されたノズル面を有し、かつ、第1位置と第2位置との間を移動可能な記録ヘッドと、記録ヘッドに備えられ、ノズル面を覆う第3位置とノズル面を開放する第4位置との間を移動可能なキャップと、記録ヘッドが第1位置から第2位置に移動する動作によって、キャップを第3位置から第4位置に移動させ、かつ、記録ヘッドが第2位置から第1位置に移動する動作によって、キャップを第4位置から第3位置に移動させる連動機構と、を備えたヘッドユニット。
【0010】
(2)記録ヘッドは、直線運動により第1位置と第2位置との間を移動し、キャップは、円弧運動により第3位置と第4位置との間を移動し、連動機構は、記録ヘッドの直線運動をキャップの円弧運動に変換する、(1)に記載のヘッドユニット。
(【0011】以降は省略されています)

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