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公開番号2025095980
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212406
出願日2023-12-15
発明の名称筆記具
出願人東京金属工業株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類B43K 25/02 20060101AFI20250619BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】樹脂製のクリップの強度を向上させ、破損を防止するとともに、挟持力を向上することができるクリップのカバー、及び、該カバーを取り付けたクリップが設けられた筆記具を提供することを課題とする。
【解決手段】筆記具の軸筒又はキャップの周面に設けられる樹脂製のクリップ本体の外側面に取り付けられるカバーであって、カバーは金属製であり、カバーの内側面は、クリップ本体の外側面にほぼ沿った形状を有し、クリップ本体に弾性力を付与することを特徴とするカバー、及び、該カバーをクリップ本体の外側面に取り付けたクリップが、軸筒又はキャップの周面に設けられたことを特徴とする筆記具。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筆記具の軸筒又はキャップの周面に設けられる樹脂製のクリップ本体の外側面に取り付けられるカバーであって、
前記カバーは金属製であり、
前記カバーの内側面は、前記クリップ本体の外側面にほぼ沿った形状を有し、前記クリップ本体に弾性力を付与することを特徴とするカバー。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記カバーの中央に軸方向に延在する長孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載されたカバー。
【請求項3】
請求項1又は2に記載されたカバーを前記クリップ本体の外側面に取り付けたクリップが、前記軸筒又は前記キャップの周面に設けられたことを特徴とする筆記具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具、特に、筆記具の軸筒やキャップに形成されたクリップに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、軸筒やキャップに形成されたクリップを備える筆記具が知られている。(特許文献1、2)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-224922号公報
特開2014-46482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1、2に示されるような筆記具では、樹脂製のクリップが軸筒やキャップに一体形成されていたため、金属製のクリップに比べて強度が劣り、クリップに大きな力が加わると、破損することがあるという問題があった。
また、軸筒又はキャップに対して、別個に形成された樹脂製のクリップを取り付けたものでも同様の問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題を解決し、樹脂製のクリップの強度を向上させ、破損を防止するとともに、挟持力を向上することができるクリップのカバー、及び、該カバーを取り付けたクリップが設けられた筆記具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
筆記具の軸筒又はキャップの周面に設けられる樹脂製のクリップ本体の外側面に取り付けられるカバーであって、
前記カバーは金属製であり、
前記カバーの内側面は、前記クリップ本体の外側面にほぼ沿った形状を有し、前記クリップ本体に弾性力を付与することを特徴とするカバー。
また、本発明は、以下の構成を具備するものである。
前記カバーを前記クリップ本体の外側面に取り付けたクリップが、前記軸筒又は前記キャップの周面に設けられたことを特徴とする筆記具。
【発明の効果】
【0007】
本発明のカバーは、樹脂製のクリップ本体の外側面にほぼ沿った形状を有し、クリップ本体に弾性力を付与することにより、筆記具の軸筒又はキャップの周面に設けられたクリップの破損を防止するとともに、挟持力を向上することができる。
また、本発明のカバーがクリップ本体の外側面に取り付けられたクリップが、軸筒又はキャップの周面に設けられたことにより、破損を防止するとともに、挟持力を向上することができる筆記具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1の筆記具1の外観図である。
図1の(2)-(2)線部分断面図である。
本発明の実施形態1のカバー42を示す外観図である。
本発明の実施形態1の筆記具1において、クリップ本体41にカバー42を取り付ける様子を示す外観図である。
本発明の変形例1のカバー42を示す外観図である。
本発明の変形例2のカバー42を示す外観図である。
本発明の実施形態2のクリップ4を示す外観図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態1]
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態1の筆記具1を説明する。なお、本実施形態1では、筆記具1として、ノック式のボールペンを説明するが、ノック式に限らず、非ノック式でもよく、筆記具の種類としては、サインペン、マーカーペン、シャープペンシル、多色筆記具、多機能筆記具などの紙のような被筆記具に筆記するもの、さらには、化粧用品のほか、タッチペンや電子ペンなどのタッチパネルなどの電子デバイスに入力するものでもよい。
本明細書中、軸方向とは軸筒の中心線が延びる方向を意味し、周方向とは軸筒中心線の周囲を回る方向を意味する。また、「前」、「先」とは、軸方向の一方側であって筆記チップが突出する方向を意味し、「後」とは、前記一方側に対する逆方向側を意味する。
また、本明細書中、径方向とは軸筒の中心線に直交する軸筒の直径方向を意味し、径方向外側とは径方向に沿って軸筒中心から離れる方向を意味し、径方向内側とは径方向に沿って軸筒中心に向かう方向を意味する。
【0010】
[全体構造]
図1は、本発明の実施形態1の筆記具1の外観図であり、(a)はカバー42の一部を切り欠いた側面図、(b)は正面図である。
筆記具1は、軸筒2、リフィール3、クリップ4を有する。
筆記具1は、ノック式ボールペンであり、軸筒2を軸方向に分割した、前側の前筒21、後側の後筒22を有し、軸筒2の内部に収納されるリフィール3を交換可能に構成されている。
後筒22の後端側には、ノック機構を構成するノックキャップ23が前後方向に移動可能に取り付けられている。
リフィール3は、軸筒2の内部に収納され、ノック機構により、軸筒2の先端から出没可能になっている。
クリップ4は、衣服や被服などの着用物や書類などの事務用品などの被挟持物5に対して筆記具1を着脱自在に取り付けるものであり、被挟持物5が衣服のポケットの場合を図示している。
(【0011】以降は省略されています)

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