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公開番号2025036832
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023143413
出願日2023-09-05
発明の名称筆記具
出願人三菱鉛筆株式会社
代理人個人,個人
主分類B43K 7/12 20060101AFI20250310BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】筆記具の保管状態においては、先端筆記部を軸筒内に容易に収容可能にすること、リフィルのインクが使い終わった際などにおいては、替芯としての新しいリフィルを容易に交換可能であることなど、ユーザーの利便性に配慮した筆記具を提供する。
【解決手段】軸線に沿って左右に分割可能に構成した軸筒1と、この軸筒内に収容されて、一端部に筆記部3aを有する筆記体3とを備えた筆記具であって、左右に分割された各軸筒片1A,1Bを合わせた状態の軸筒の先端開口部1bから、前記筆記部が突出した状態で前記軸筒に保持される筆記可能状態と、前記筆記部が軸筒の後端側に向いて、前記筆記体の全体が前記軸筒内に収容される保管状態とが選択可能に構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
軸線に沿って左右に分割可能に構成した軸筒と、この軸筒内に収容されて、一端部に筆記部を有する筆記体とを備えた筆記具であって、
左右に分割された各軸筒片を合わせた状態の軸筒の先端開口部から、前記筆記部が突出した状態で前記軸筒に保持される筆記可能状態と、
前記筆記部が軸筒の後端側に向いて、前記筆記体の全体が前記軸筒内に収容される保管状態と、
が選択可能に構成されていることを特徴とする筆記具。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
軸線に沿って左右に分割可能に構成した軸筒と、この軸筒内に収容されて、一端部に筆記部を有する筆記体とを備えた筆記具であって、
左右に分割された各軸筒片を合わせた状態の軸筒内には、複数本の筆記体がそれぞれ軸方向に沿って直線状に配置した状態で収容されていることを特徴とする筆記具。
【請求項3】
軸線に沿って左右に分割可能に構成した軸筒と、この軸筒内に収容されて、一端部に筆記部を有する筆記体とを備えた筆記具であって、
左右に分割された各軸筒片を合わせた状態の軸筒内には、全長が長い一本の筆記体を収容して、軸筒の先端開口部から筆記部が突出した状態で、前記筆記体を軸筒内に保持する第1係止部と、
全長が短い複数本の筆記体を軸方向に沿って直線状に収容して、軸筒の先端開口部から筆記部が突出した状態で、前記短い筆記体を軸筒内に保持する第2係止部と、
が前記軸筒内に形成されていることを特徴とする筆記具。
【請求項4】
軸線に沿って左右に分割可能に構成した軸筒と、この軸筒内に収容されて、一端部に筆記部を有する筆記体とを備えた筆記具であって、
左右に分割された各軸筒片を合わせた状態の軸筒の先端開口部から、前記筆記体の筆記部が突出可能に前記軸筒内に収容されると共に、
前記軸筒の後端部側にはノック操作体のノック操作により、前記筆記部を先端開口部から出没可能に制御するノック操作機構が配置されていることを特徴とする筆記具。
【請求項5】
前記各軸筒片は、同一形状であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の筆記具。
【請求項6】
左右に分割された各軸筒片には、各軸筒片を合わせた状態の前端部において雄ねじが形成され、前端部側の前記雄ねじに、内周面に雌ねじが形成された口先部材が螺合され、各軸筒片を合わせた状態の後端部において雄ねじが形成され、後端部側の前記雄ねじに、内周面に雌ねじが形成された締結体が螺合されることで、前記各軸筒片は接合されて前記軸筒が構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の筆記具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、軸線に沿って左右に分割可能に構成した軸筒と、この軸筒内に収容されて、一端部に筆記部を有する筆記体(筆記リフィル)とを備えた筆記具に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
現状において提供されている筆記具の多くは、把持部となる軸筒は筒状に成形され、この軸筒内に、一端部に筆記部を有する筆記体(筆記リフィル)を収容した構成が採用されている。したがって、樹脂製の軸筒を成形する金型には、軸筒の軸線に沿って筆記体の収容空間を形成するためのコアピンが必要であり、この金型にはコアピンを引き抜く機構を盛り込む必要がある。これにより、金型の全体が複雑化し、また大型化するという問題を有している。
そこで、軸筒の長手方向に沿って、軸筒を左右に二分割にすることで、樹脂成型にあたり、前記したコアピンを不要にした化粧用具や筆記具等に用いられる軸筒が、特許文献1~3に提案されている。
【0003】
特許文献1には、毛筆の先端部を覆う毛筆用鞘が開示されており、この毛筆用鞘は筆毛部分を覆う鞘体が、左右に縦割りに分割され、分割された鞘体が薄肉状に成形された蝶着手段(ヒンジ)を介して、つなぎ合わされた構成が開示されている。
また特許文献2には、液体化粧料を含浸させた円柱状の塗布体(スポンジ)を、軸筒内に収容した化粧用具が開示されており、この化粧用具に用いられる軸筒は、左右に縦割りに分割され、分割された左右の軸筒は薄肉状に成形された蝶着手段(ヒンジ)を介して、つなぎ合わされた構成が開示されている。
【0004】
さらに特許文献3には、外観が果物やバナナ状、又はやや厚肉状に形成された二等辺三角状の軸体を有し、この軸体の一端部に磁気パネルに対して書き消し操作を行う磁石チップを装着した磁気ペンの構成が開示されている。この磁気ペンを構成する前記した果物やバナナ状、又は二等辺三角状の軸体は、長手方向に沿って分割可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平1-138790号公報
実開昭58-40011号公報
特開2003-191681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記した特許文献1~3に開示された化粧用具や筆記具等に用いられる軸筒によると、いずれも軸筒を長手方向に沿って二分割した構成が採用されており、したがって樹脂成形にあたって軸筒の内側を形づくるコアピンを不要とすることができる。
ところで、前記した特許文献1~3には開示されていなものの、軸筒とこの軸筒内に収容されて、一端部に筆記部を有する筆記体(筆記リフィル)を備えた筆記具においては、この筆記具の未使用状態(保管状態)において、先端筆記部を覆うキャップが必要であり、また例えばボールペンリフィルのように、リフィルのインクが使い終わった際には、リフィルの交換を行うことなどの操作が必要となる。
【0007】
そこでこの発明は、軸線に沿って左右に分割可能に構成した軸筒と、この軸筒内に収容される一端部に筆記部を有する筆記体とを備えることを基本構成として、筆記具の保管状態においては、先端筆記部を軸筒内に容易に収容可能にすること、またリフィルのインクが使い終わった際などにおいては、替芯としての新しいリフィルを容易に交換可能であることなど、ユーザーの利便性に配慮した筆記具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記した課題を解決するためになされたこの発明に係る筆記具の一態様によれば、軸線に沿って左右に分割可能に構成した軸筒と、この軸筒内に収容されて、一端部に筆記部を有する筆記体とを備えた筆記具であって、左右に分割された各軸筒片を合わせた状態の軸筒の先端開口部から、前記筆記部が突出した状態で前記軸筒に保持される筆記可能状態と、前記筆記部が軸筒の後端側に向いて、前記筆記体の全体が前記軸筒内に収容される保管状態と、が選択可能に構成される。
【0009】
また、この発明に係る筆記具の他の態様によれば、軸線に沿って左右に分割可能に構成した軸筒と、この軸筒内に収容されて、一端部に筆記部を有する筆記体とを備えた筆記具であって、左右に分割された各軸筒片を合わせた状態の軸筒内には、複数本の筆記体がそれぞれ軸方向に沿って直線状に配置した状態で収容される。
【0010】
また、この発明に係る筆記具の他の態様によれば、軸線に沿って左右に分割可能に構成した軸筒と、この軸筒内に収容されて、一端部に筆記部を有する筆記体とを備えた筆記具であって、左右に分割された各軸筒片を合わせた状態の軸筒内には、全長が長い一本の筆記体を収容して、軸筒の先端開口部から筆記部が突出した状態で、前記筆記体を軸筒内に保持する第1係止部と、全長が短い複数本の筆記体を軸方向に沿って直線状に収容して、軸筒の先端開口部から筆記部が突出した状態で、前記短い筆記体を軸筒内に保持する第2係止部と、が前記軸筒内にそれぞれ形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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