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公開番号2024156213
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-01
出願番号2023070514
出願日2023-04-22
発明の名称ペンスタンド
出願人個人
代理人個人
主分類B43K 23/00 20060101AFI20241025BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】シャープペンシルのペン先から飛び出している芯を指や机に押し当てることなく、芯を安心して押し戻すことができるシャープペンシルの押戻し用パッドを備えたペンスタンドを提供する。
【解決手段】板状の台部2とシャープペンシル5を保持するホルダ6と該ホルダ6を支持する支持部7とを有し、該支持部7は板状の台部2に設けられており、ホルダ6は筒状でありペン挿入口側に向かうに従い拡径されており、板状の台部2の上面に設けられたシャープペンシル5の芯を押し戻すための押戻し用パッド3を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
板状の台部と筆記具を保持するホルダと該ホルダを支持する支持部とを有し、
該支持部は前記板状の台部に設けられており、
前記ホルダは筒状でありペン挿入口側に向かうに従い拡径されており、
前記板状の台部の上面に設けられたシャープペンシルの芯を押し戻すための押戻し用パッドを有していることを特徴とするペンスタンド。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記押戻し用パッドは、複数層からなる小片部材であり、該複数層のうちの少なくとも最上層が柔軟性部材からなり、該柔軟性部材は、天然ゴムシート、合成ゴムシート、天然皮革、合成皮革、人工皮革又はコルクシートであり、該小片部材は前記台部の上面のホルダ拡径側角部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のペンスタンド。
【請求項3】
前記台部は一層又は複数層からなって磁性体の層を有し、前記押戻し用パッドは台部に磁着させるための磁石層からなる又は磁石層若しくは磁石を有することを特徴とする請求項1に記載のペンスタンド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シャープペンシルの芯を押し戻すための押戻し用パッドを備えたペンスタンドに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、筆記具用のペンスタンドとして、図6に示すものが知られている(特許文献1参照)。図6に示すペンスタンド100は、万年筆用のものである。万年筆104を保持するホルダ101と、該ホルダ101を支持する支持部102と、該支持部102が取り付けられた台部103とを有するものである。ホルダ101は柔軟性部材からなりカールさせて筒状にテープ105で固定したものである。この筒のサイズを変更することでボールペンやシャープペンシルにも適用することができる。なお、販売されているボールペンやシャープペンシルの胴径には様々なものがある。
【0003】
ところで、主な筆記用具としては、ボールペン、シャープペンシル及び鉛筆等が挙げられる。芯の収納方法について述べると、ボールペンでは、例えば後端側のボタン部を押すことでペン先がペンの筐体内に収納される。鉛筆では、芯と物体との接触により汚れが発生するために鉛筆の先端側に鉛筆キャップを被せることが一般的に行われている。シャープペンシルでは、指で後端部を押し込みながら、芯先端を指で押し込むことで芯が収納される。
【0004】
シャープペンシルについて言えば、指で芯を押し込む際に指の腹に芯材が付着して指が汚れ、その汚れが書籍に転写しないかという不安が発生する。それを避ける方法として、机の上にシャープペンシルの先端を押し当てて芯を戻す方法が考えられるが、鋭利なものを机に突き刺すことになり、藁人形に五寸釘を打ち込む呪詛をイメージさせ、不謹慎である。直方体の筆箱の内壁に突き刺す場合も同様である。
【0005】
しかし、上述したペンスタンド100の台部103に、シャープペンシルを突き刺すのであれば、机に突き刺す場合に比べて不謹慎さは緩和される
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4861531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上述した特許文献1のペンスタンド100では、シャープペンシルの先端をペンスタンド100の台部103に突き刺して芯を押し戻すので、ものに対して鋭利なものを突き刺すという点で机に突き刺す場合と共通し、不謹慎さを拭えない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、シャープペンシルのペン先から飛び出している芯を指や机に押し当てることなく、芯を安心して押し戻すことができるシャープペンシルの押戻し用パッドを備えたペンスタンドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、このような課題に対して鋭意研究を重ねた結果、ゴムなどの柔軟性部材の小片をペンスタンドの台部上面に貼り付けたものを押戻し用パッドとして利用することにより、シャープペンシルのペン先から飛び出している芯を指や机に押し当てることなく、安心して押し戻すことができることを見出だし、本発明を完成するに至った。
【0009】
本発明のペンスタンドは、板状の台部と筆記具を保持するホルダと該ホルダを支持する支持部とを有し、該支持部は前記板状の台部に設けられており、前記ホルダは筒状でありペン挿入口側に向かうに従い拡径されており、前記板状の台部の上面に設けられたシャープペンシルの芯を押し戻すための押戻し用パッドを有していることを特徴とする。
【0010】
本発明のペンスタンドでは、押戻し用パッドが板状の台部の上面に設けられているので、シャープペンシル使用後にシャープペンシルの後端を指の腹で押し込みながらシャープペンシルの先端を押戻し用パッドに当接させれば、ペン先から飛び出しているシャープペンシルの芯をペン先を損傷させることなく安心して押し戻すことができる。また、シャープペンシルの芯で指を汚すことがなく、また机に押し当てることもない。また、シャープペンシル専用の押戻し用パッドにペン先を当接させるので、大事なものに針を突き刺す場合の不謹慎感や藁人形に五寸釘を突き刺す場合の呪詛感が生じない。規則正しい生活をしている人や強迫神経症気味の人にとっては気になり感が減り、特に有効である。なお、板状とは、薄く平たい形状のことを言う。
(【0011】以降は省略されています)

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