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公開番号2025057005
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166590
出願日2023-09-28
発明の名称塗布具
出願人ぺんてる株式会社
代理人
主分類B43K 1/12 20060101AFI20250402BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】開示されている塗布具では、リブが、凹凸が交互に連続し円環状に繋がる波形状に形成されているため、筆穂を構成する筆穂用繊維間にリブを通しにくくなり、筆穂用繊維同士のねじれや絡まりを防止及び解消しにくくなることで、筆穂がまとまりにくくなるという問題があった。本発明は、まとまりのよい筆穂を備えた塗布具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、固定管の内壁面には、固定管の長手方向に沿って延びる複数のリブが形成され、長手方向視で、リブの頂部の曲率半径が0.05mm以上0.50mm以下である、塗布具を要旨とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも筆穂と、固定管と、軸筒と、で構成される塗布具であって、
筆穂は筆穂用繊維の収束体であり、
固定管は、中空円筒状の部材であり、前端開口部から筆穂の前方が露出するよう収容され、固定管の後方は前記軸筒の前方に接続され、
固定管の内壁面には、固定管の長手方向に沿って延びる複数のリブが形成され、
長手方向視で、リブの頂部の曲率半径が0.05mm以上0.50mm以下である、
塗布具。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
長手方向視で、
周方向に隣り合う前記リブの頂部と、当該頂部を接点とする最大内接円の中心と、を通過する線分同士のなす角が20°以上45°以下である、
請求項1に記載の塗布具。
【請求項3】
前記リブの最大幅が0.15mm以上0.65mm以下である、
請求項1または請求項2に記載の塗布具。
【請求項4】
前記最大内接円の面積より、
前記筆穂の、前記リブが存在する長手方向範囲において、長手方向に直交する方向の横断面積の方が大きい長手方向範囲が存在する、
請求項1または請求項2に記載の塗布具。
【請求項5】
前記最大内接円の面積より、
前記筆穂の、前記リブが存在する長手方向範囲において、長手方向に直交する方向の横断面積の方が大きい長手方向範囲が存在する、
請求項3に記載の塗布具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塗布先として筆穂を備えた塗布具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、塗布先としての筆穂を備えた塗布具に関する発明が開示されている。例えば特許文献1(特開2022-108160号公報)には、筆穂が、筒状の部材であり内壁面にリブが形成された固定管を介してまとめられた、塗布具の発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-108160号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている塗布具では、リブが、凹凸が交互に連続し円環状に繋がる波形状に形成されているため、筆穂を構成する筆穂用繊維間にリブを通しにくくなり、筆穂用繊維同士のねじれや絡まりを防止及び解消しにくくなることで、筆穂がまとまりにくくなるという問題があった。
【0005】
本発明は、まとまりのよい筆穂を備えた塗布具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、少なくとも筆穂と、固定管と、軸筒と、で構成される塗布具であって、筆穂は筆穂用繊維の収束体であり、固定管は、中空円筒状の部材であり、前端開口部から筆穂の前方が露出するよう収容され、固定管の後方は前記軸筒の前方に接続され、固定管の内壁面には、固定管の長手方向に沿って延びる複数のリブが形成され、長手方向視で、リブの頂部の曲率半径が0.05mm以上0.50mm以下である、塗布具を要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の塗布具は、固定管内壁面に形成されるリブの頂部が0.05mm以上0.50mm以下と適度に鋭利であるため、筆穂を構成する筆穂用繊維間になめらかにリブを通すことができ、各筆穂用繊維の一部が径方向内側へ押圧されてしまうのを抑制することができる。よって、筆穂の固定管への挿通に伴い、筆穂用繊維同士のねじれや絡まりが防止及び解消されやすくなり、まとまりのよい筆穂を備えた塗布具とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
塗布具1の外観図
固定管3の外観斜視図
固定管3の縦断面図
固定管3の後方長手方向視図
塗布具1の縦断面図
図4のA部分拡大図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以降、図面を適宜参照しつつ、本発明に係る塗布具の実施形態について説明する。本発明は実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0010】
図1は本発明に係る塗布具1の外観図である。塗布具1はいわゆる筆ペンである。本発明に係る塗布具の実施形態としては他にも、画筆、刷毛、アイライナー、アイブローなどを例示することができる。塗布具1は、筆穂2と、固定管3と、軸筒4と、で少なくとも構成されている。塗布具1の長手方向に沿った方向における、筆穂2側を「前」や「前方」、反対側を「後」や「後方」として説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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