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公開番号2025092791
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-20
出願番号2023208112
出願日2023-12-10
発明の名称ツールホルダー
出願人個人
代理人個人
主分類B43K 23/00 20060101AFI20250613BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】 ツールの先端が施工面を飛び跳ねる事無く、見栄え良い施工を行うことができるツールホルダーの提供。
の提供。
【解決手段】 先端側に配置されツールTの保持する保持部αと、手元からの寸法を稼ぐ棒状部材8の先端部に固定される連結部γと、前記保持部αと連結部γとの間に介在し、前記ツールを機能させる際に前記保持部αと連結部γの連結方向への加圧と前記連結方向の変更によって屈曲し、且つ前記連結方向への加圧の解除によって前記保持部αと連結部γの位置関係を屈曲前の位置関係に復帰させる可撓部βを備え、前記ツールTの機能は、書く、塗る、掃く又は擦ることを含むことを特徴とするツールホルダー。
【選択図】 図1

特許請求の範囲【請求項1】
先端側に配置されツールを保持する保持部と、
手元からの寸法を稼ぐ棒状部材の先端部に固定される連結部と、
前記保持部と連結部との間に介在し、前記ツールを機能させる際に前記保持部と連結部の連結方向への加圧と前記連結方向の変更によって屈曲し、且つ前記連結方向への加圧の解除によって前記保持部と連結部の位置関係を屈曲前の位置関係に復帰させる可撓部を備えることを特徴とするツールホルダー。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
先端側に配置されツールを保持する保持部と、
手元からの寸法を稼ぐ棒状部材の先端部に固定される連結部と、
前記保持部と連結部との間に介在し、前記ツールを機能させる際に前記保持部と連結部の連結方向への加圧と前記連結方向の変更によって屈曲し、且つ前記連結方向への加圧の解除によって前記保持部と連結部の位置関係を屈曲前の位置関係に復帰させる伸縮可能な可撓部を備えることを特徴とするツールホルダー。
【請求項3】
先端側に配置されツールを保持する保持部と、
手元からの寸法を稼ぐ棒状部材の先端部に固定される連結部と、
前記保持部と連結部との間に介在し、前記ツールを機能させる際に前記保持部と連結部の連結方向への加圧と前記連結方向の変更によって屈曲し、且つ前記連結方向への加圧の解除によって前記保持部と連結部の位置関係を屈曲前の位置関係に復帰させ、その屈曲が、掌屈、背屈、撓屈又は尺屈に規制されている可撓部を備えることを特徴とするツールホルダー。
【請求項4】
前記可撓部と連結部とが一体であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のツールホルダー。
【請求項5】
前記ツールの機能は、書く、塗る、掃く、擦る又は掻き出すことを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のツールホルダー。
【請求項6】
前記保持部は、その一部にヒトの手で握り得るグリップ部を備え、
前記連結部は、棒状部材の先端部に対して着脱自在とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のツールホルダー。
【請求項7】
前記保持部は略ヒトの手根から指先までの長さに設定され、前記可撓部は、当該保持部の末端に連結されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のツールホルダー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高所等の手元から離れた箇所に、標記、マーキング、塗布、塗装又は掃除等の処理を施すためのツールを保持するツールホルダーに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
建設現場では、躯体の表面に様々な数字や文字を標記する作業や、躯体の表面に塗装を施す作業の他、マーキング、塗布又は掃除等の作業が行われる。
この様な作業は、足場や手掛かりを確保した上で行われることが多いが、足場や手掛かりを確保してもなお手元から離れた箇所については、長尺の棒状部材の先に、チョーク、刷毛、ローラー又はヘラ等のツールを装着し、所定の作業が行われる(例えば、下記特許文献1又は特許文献2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭64-007583号公報
実用新案登録第3241952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来のマーカーホルダーやチョークホルダー(以下、「ホルダー」と記す。)は、それ自体が保形性を持ち、且つ硬直性の高い棒状部材の先端に、当該棒状部材の縦軸(長手方向)に沿って直接固定されているため、手元からマーカーやチョーク(以下、「チョーク等」と記す。)までが常に一直線となる。そのため、しなやかに動く手で直接チョーク等を保持した時の様にチョーク等を躯体表面に接触させ続けることができないと言う問題がある。即ち、チョーク等が手元から遠く離れるほど、対物角度や筆圧の加減が難しくなり、殊に、チョーク等及び棒状部材と施工面とが直角になった時にチョーク等の先端が躯体表面を飛び跳ね(以下、「ビビり」と記す。)、標記された文字、数字又は記号等(以下、「記号等」と記す。)に読み取り困難となる程の欠落が生じることとなる。一方、棒を使わず直接手を伸ばして描こうとすれば、作業において無理を強いることとなり作業の安全性を損なうことともなる。
この様に、従来のホルダーを自在に使えるまでには多くの経験と技能の習熟が要求されるが、ベテランにしか使えないような状態では作業性が上がらないことも問題となっている。この様な状況は、少子高齢化に伴う労働力不足を乗り切るためにも好ましくない。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、ツールの先端が施工面を飛び跳ねる事無く、見栄え良い施工を行うことができるツールホルダーの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するためになされた本発明によるツールホルダーは、先端側に配置されツールを保持する保持部と、手元からの寸法を稼ぐ棒状部材の先端部に固定される連結部と、前記保持部と連結部との間に介在し、前記ツールを機能させる際に前記保持部と連結部の連結方向への加圧と前記連結方向の変更によって屈曲し、且つ前記連結方向への加圧の解除によって前記保持部と連結部の位置関係を屈曲前の位置関係に復帰させる可撓部を備えることを特徴とする。前記可撓部は、前記ツールを機能させるに足る可撓性(保形性、変形性、弾性又は復元性)を備える。
前記可撓部は、伸縮可能な構成、又は前記可撓部の屈曲が、掌屈、背屈、撓屈(内転)又は尺屈(外転)に規制されている構成を採ることができる。
尚、前記加圧は、ツールの機能及び仕様に適した圧力によるものである。
【0007】
前記ツールの機能は、書く(チョークやマーカー等)、塗る(刷毛やローラーやヘラ等)、掃く(箒やはたき等)又は擦る(ブラシやタワシ等)ことを含めることができる。例えば、塗る又は掃くは、書く又は擦るよりは作業において加える圧力が小さい場合が多いと考えられるため、前記可撓部の保形強度(変形し難さ)は、前者に用いられるものよりも後者に用いられるものの方を高く設定することを選択できる。
前記保持部と、可撓部と、連結部とを、着脱可能に連結した構成が採用されていれば、保持部に固定されるツールに応じて適切な可撓部に交換することができる。尚、前記可撓部と連結部を一体成型等により一体とすることができる。
【0008】
また、施工箇所と手元とが近い場合に備えて、前記保持部は、その一部にヒトの手で握り得るグリップ部を備え、前記連結部は、棒状部材の先端部に対して着脱自在とすることもできる。
前記保持部は略ヒトの手根から指先までの長さに設定され、前記可撓部は当該保持部の末端に連結される構成を採ることが望ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によるツールホルダーによれば、可撓部の存在によって、しなやかに動く手で直接チョーク等を保持した時の様に、チョーク等を躯体表面に接触させ続けることが容易となり、チョーク等が手元から遠く離れたとしても、2m程度の距離であれば、対物角度や筆圧の加減を行うことができる。而して、チョーク等及び棒状部材と施工面とが直角になった場合であってもチョーク等の先端にビビりが生じることもなく、保持部に取り付けたツールに応じて、作業範囲が限定的に制限される事無く、読み取り易い記号等の標記や、見栄えの良い塗装や、行き届いた掃除・美化等、見栄え良い施工を行うことができる。
【0010】
前記可撓部に、その屈曲が、掌屈、背屈、撓屈(内転)及び尺屈(外転)に規制されている構成を採ることによって、棒状部材の先においてツールを思い通りに捌き易くなる。
前記保持部に、その一部にヒトの手で握り得るグリップ部を備え、前記連結部を、棒状部材の先端部に対して着脱自在とすることによって、離隔箇所と近接箇所を同時に施工する際に、手早く施工し易い構成とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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