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公開番号2025077168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189161
出願日2023-11-06
発明の名称筆記具
出願人三菱鉛筆株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B43K 25/02 20060101AFI20250512BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】意図しない分解を防止しつつ意図した分解が容易な付加部材を備えた筆記具を提供する。
【解決手段】筆記具1が、後軸10と、後軸10の第1開口端部から内部に挿入される内筒20と、後軸10の内面及び内筒20の外面によって挟持される第1突片31を備えたクリップ部材40と、を具備する。後軸10の内面又は内筒20の外面には、第1突片31を受容可能な第1凹部13が設けられ、第1突片31が第1凹部13に対して嵌合するように、第1突片31及び第1凹部13が形成されていてもよい。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
第1筒状部材と、前記第1筒状部材の第1開口端部から内部に挿入される挿入部材と、前記第1筒状部材の内面及び前記挿入部材の外面によって挟持される挟持部を備えた付加部材と、を具備する筆記具。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記第1筒状部材の前記内面又は前記挿入部材の前記外面には、前記挟持部を受容可能な受容凹部が設けられ、前記挟持部が前記受容凹部に対して嵌合するように、前記挟持部及び前記受容凹部が形成されている請求項1に記載の筆記具。
【請求項3】
前記第1筒状部材の第2開口端部に接続される第2筒状部材をさらに具備し、前記第1筒状部材が後軸であり、前記第2筒状部材が前軸である請求項1又は2に記載の筆記具。
【請求項4】
前記付加部材の一部又は全部が金属材料で形成され、前記第1筒状部材が樹脂材料で形成される請求項1又は2に記載の筆記具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
筆記具は、主として、樹脂材料から形成された部品と、耐久性又は意匠性の観点から採用された、金属材料から形成された部品とから構成される。樹脂材料の部品とは、例えば、軸筒及びリフィルのインク収容管である。金属材料の部品とは、例えば、物品を把持するためのクリップ部材及びリフィルのボールペンチップである。
【0003】
例えば、特許文献1には、樹脂材料のクリップ部材が容易に着脱可能な筆記具が開示されている。具体的には、軸筒の側面に後方に延びる突片を形成し、突片に対してクリップ部材の取付部を挿入した状態で、軸筒の後端部に対して突部を備えた頭冠を嵌合させる。突片の後端面と突部の前端面とが当接することによって、クリップ部材の取付部を包囲し、クリップ部材が軸筒に対して取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-079912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、環境保護の観点から、不要となった筆記具についてもリサイクルすることが好ましい。この場合、筆記具は、樹脂材料の部品及び金属材料の部品に大きく分別される。樹脂材料の部品は、部品が使用される部位に応じて、求められる樹脂種が異なる。具体的には、軸筒は、耐久性が求められることから、例えばポリカーボネートから形成される。軸筒に設けられた把持部(グリップ)は、使用者が筆記時に直接的に把持するため耐久性よりも柔軟性が求められることから、例えば熱可塑性エラストマーから形成される。異なる樹脂種の部品をリサイクルする場合、これら部品も樹脂種に応じて分別することが好ましい。要するに、筆記具は、通常に使用するときは容易に分解されることなく、リサイクルのときには容易に分解可能であることが望ましい。
【0006】
特許文献1に記載の筆記具は、クリップ部材が容易に着脱可能である構造であるため、例えばリフィルの交換時に頭冠を取り外すと、クリップ部材も意図せず外れてしまう虞がある。また、金属材料のクリップ部材が樹脂材料の軸筒等に取り付けられている筆記具の場合、クリップ部材は軸筒に対して強固に取り付けられていることが多く、分解が容易ではない。
【0007】
特許文献1では、クリップ部材という筆記具にとって付加的な付加部材の取り付け構造が開示されていたが、その他の付加部材を有する筆記具においても、付加部材は、意図しない分解を防止しつつ意図した分解が容易であることが好ましい。
【0008】
本発明は、意図しない分解を防止しつつ意図した分解が容易な付加部材を備えた筆記具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様によれば、第1筒状部材と、前記第1筒状部材の第1開口端部から内部に挿入される挿入部材と、前記第1筒状部材の内面及び前記挿入部材の外面によって挟持される挟持部を備えた付加部材と、を具備する筆記具が提供される。
【0010】
前記第1筒状部材の前記内面又は前記挿入部材の前記外面には、前記挟持部を受容可能な受容凹部が設けられていてもよい。前記挟持部が前記受容凹部に対して嵌合するように、前記挟持部及び前記受容凹部が形成されていてもよい。前記付加部材がクリップ部材又はクリップ部材の一部であってもよい。前記第1筒状部材の第2開口端部に接続される第2筒状部材をさらに具備し、前記第1筒状部材が後軸であり、前記第2筒状部材が前軸であってもよい。前記付加部材が、前記第1筒状部材とは異なる材料で形成されていてもよい。前記付加部材の一部又は全部が金属材料で形成され、前記第1筒状部材が樹脂材料で形成されていてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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