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公開番号
2025138246
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037227
出願日
2024-03-11
発明の名称
超音波探触子用バッキング材
出願人
三菱鉛筆株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04R
17/00 20060101AFI20250917BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】良好な厚さ方向の断熱性及び超音波の減衰性を有する、新規な超音波探触子用バッキング材を提供する。
【解決手段】図1に示すように、本発明の超音波探触子用バッキング材10は、バインダー樹脂12、及び前記バインダー樹脂12中に分散している中空粒子14を含有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バインダー樹脂、及び前記バインダー樹脂中に分散している中空粒子を含有している、超音波探触子用バッキング材。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記中空粒子の含有率が、前記超音波探触子用バッキング材の体積に対して、35体積%以上95体積%以下である、請求項1に記載の超音波探触子用バッキング材。
【請求項3】
前記中空粒子が、有機中空粒子である、請求項1又は2に記載の超音波探触子用バッキング材。
【請求項4】
中間層、及び前記中間層の両側にそれぞれ配置されている2つの請求項1又は2に記載の超音波探触子用バッキング材を有する、バッキング積層体。
【請求項5】
前記中間層が、バインダー樹脂、及び前記バインダー樹脂中に分散している鱗片状粒子を含有している、請求項4に記載のバッキング積層体。
【請求項6】
音響レンズ、音響整合層、圧電素子、及び請求項1に記載の超音波探触子用バッキング材を有する、超音波探触子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波探触子用バッキング材に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
医療用の超音波診断装置や超音波画像検査装置は、対象物に対し超音波信号を送信し、その対象物内からの反射信号(エコー信号)を受信して当該対象物内を画像化する。これら超音波診断装置や超音波画像検査装置には、超音波信号送受信機能を有するアレイ式の超音波探触子(超音波プローブ)が主に用いられている。
【0003】
超音波探触子は、一般に、上記の対象物側から、音響レンズ、音響整合層、圧電素子、及びバッキング材をこの順で具備している。かかる超音波探触子を構成するバッキング材には、感度を向上させるための超音波の良好な減衰性や、圧電素子の過熱を防止するための高い熱伝導性等の性能が求められている。かかるバッキング材として、種々のものが提案されている。
【0004】
特許文献1では、圧電素子と、前記圧電素子に対して一方向側に配置された、マトリックス樹脂および熱伝導性粒子を含むバッキング材と、を有し、前記バッキング材の厚さ方向と水平方向の熱伝導率の比は、3以上である、超音波プローブが開示されている。
【0005】
特許文献2では、超音波の送受波を行う複数の振動子からなる振動子アレイと、前記振動子アレイの下方に配置され、前記振動子アレイに電気的に接続された電子回路と、前記振動子アレイと前記電子回路との間に設けられ、前記振動子アレイから下方へ伝搬してきた超音波を遮断する遮音特性を有する超音波分離層と、前記超音波分離層と前記電子回路との間に設けられ、前記電子回路において生じた熱の上方への伝搬を制限する断熱特性を有する熱分離層と、を備えることを特徴とする超音波プローブが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-62170号公報
特開2017-56124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、良好な厚さ方向の断熱性及び超音波の減衰性を有する、新規な超音波探触子用バッキング材を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、鋭意検討したところ、以下の手段により上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成させた。すなわち、本発明は、下記のとおりである:
〈態様1〉バインダー樹脂、及び前記バインダー樹脂中に分散している中空粒子を含有している、超音波探触子用バッキング材。
〈態様2〉前記中空粒子の含有率が、前記超音波探触子用バッキング材の体積に対して、35体積%以上95体積%以下である、態様1に記載の超音波探触子用バッキング材。
〈態様3〉前記中空粒子が、有機中空粒子である、態様1又は2に記載の超音波探触子用バッキング材。
〈態様4〉中間層、及び前記中間層の両側にそれぞれ配置されている2つの態様1~3のいずれか一項に記載の超音波探触子用バッキング材を有する、バッキング積層体。
〈態様5〉前記中間層が、バインダー樹脂、及び前記バインダー樹脂中に分散している鱗片状粒子を含有している、態様4に記載のバッキング積層体。
〈態様6〉音響レンズ、音響整合層、圧電素子、及び態様1~3のいずれか一項に記載の超音波探触子用バッキング材を有する、超音波探触子。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、良好な厚さ方向の断熱性及び超音波の減衰性を有する、新規な超音波探触子用バッキング材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の超音波探触子用バッキング材の側面断面図である。
図2は、超音波減衰率の測定の説明図である。
図3は、本発明のバッキング積層体の側面断面図である。
図4は、本発明の超音波探触子の側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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