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公開番号2025121063
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016252
出願日2024-02-06
発明の名称筆記具用水中油滴型インク組成物
出願人三菱鉛筆株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C09D 11/18 20060101AFI20250812BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】本発明では、長期保存後の防腐性、書き味、低温保存後の耐析出安定性が良好である、新規な水中油滴型インク組成物を提供する。
【解決手段】本発明の水中油滴型インク組成物は、
水相、及び前記水相中に分散している油相を有し、
前記油相及び前記水相の少なくとも一方が着色材を含み、
前記油相が、油溶性防腐剤を含有しており、かつ、
前記油溶性防腐剤の水への溶解度が50g/L未満である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
水相、及び前記水相中に分散している油相を有し、
前記油相及び前記水相の少なくとも一方が着色材を含み、
前記油相が、油溶性防腐剤を含有しており、かつ、
前記油溶性防腐剤の温度20℃での水への溶解度が50g/L未満である、
水中油滴型インク組成物。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記油溶性防腐剤の含有量が、前記水相に対する可溶な前記油溶性防腐剤の量よりも多い、請求項1に記載の水中油滴型インク組成物。
【請求項3】
前記油相の含有率が、前記水中油滴型インク組成物の質量に対して、1質量%以上30質量%以下である、請求項1又は2に記載の水中油滴型インク組成物。
【請求項4】
動的光散乱法により測定した、前記油相を構成する油滴の粒子径が、100nm以上1000nm以下である、請求項1又は2に記載の水中油滴型インク組成物。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の水中油滴型インク組成物を有するインク貯蔵部を含む、筆記具。
【請求項6】
ボールペンである、請求項5に記載の筆記具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具用水中油滴型インク組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
水性ボールペンの特徴として、筆記感が軽いことが挙げられるが、一方でガリツキを感じることも多い。また、着色剤として用いられる水溶性染料は、着色力や調色の自由度は高いという利点を有するが、耐候性が低く、描線に水が付着した場合には、描線がブリードしやすいという問題がある。
【0003】
油性ボールペンは筆記時のガリツキ感がなく、描線にじみが少ないという利点を有するが、重い書き味になる場合が多い。また、着色剤として用いられる油溶性染料は、耐水性を有しており、上記のような描線に水が付着した場合のブリードが生じない。
【0004】
近年、油性インクの粘度を低下させて書き味を向上させた油性ボールペンも開発されている。しかし、低粘度の油性インクは筆記流出量が多くなるので、描線乾燥性が悪化し、紙裏面へのインクの裏抜け、ボテの原因となる。
【0005】
このような課題に対し、水相の書き味の良さと油溶性染料の耐水性を両立させることができる手段として、インク性状が水中油滴型のエマルション(O/Wエマルション)である水中油滴型ボールペン用インク組成物が開示されている。このような水中油滴型ボールペン用インク組成物は、水性インク及び油性インクの長所を兼ね備える一方で、保存安定性が十分ではないこと、及びペン先部に析出凝集物を生じる傾向があり、インクを使い切る前に筆記不良が発生すること等の課題があった。これらの課題を解決するため、種々の提案がされている。
【0006】
特許文献1では、水相に対して油相が、水中油滴型エマルションの状態で含まれる水性ボールペン用インク組成物が開示されている。油相又は水相の少なくとも一方が着色剤を含んでいる。また、油相は、当該油相を構成する成分中、水酸基を有する脂肪酸同士が縮合もしくは水酸基を有する脂肪酸と水酸基を有しない脂肪酸とが縮合した脂肪酸オリゴマーであるエストリド、又は当該エストリドとアルコールとのエステルを含むことを特徴としている。特許文献1では、上記の構成により、長期間にわたって良好な保存安定性を提供することができるとされている。
【0007】
また、水性インキの分野においては、筆記不良や異臭等の問題を抑制するため、防腐剤を添加することが行われている。
【0008】
特許文献2では、少なくとも、防腐剤が0.001質量%以上0.1質量%未満と、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオールから選ばれる直鎖アルカンジオールが0.05質量%以上5質量%未満とを含有することを特徴とする筆記具用水性インク組成物が開示されている。
【0009】
特許文献3では、(顔料及び顔料分散剤)および/または樹脂エマルジョン着色体からなる着色料、水溶性有機溶剤、擬塑性付与剤および水からなる水性インキ基本組成物及び水性インキ基本組成物重量の0.05~0.5重量%の架橋型アクリル酸重合物の塩を含む水性ボールペン用インキ組成物が開示されている。
【0010】
特許文献4では、水不溶性色材及び微粒子状樹脂組成物を水系媒体に微分散してなる水性インク組成物であって、前記微粒子状樹脂組成物が油溶性防菌防黴剤及び水不溶性高分子からなることを特徴とする水性インク組成物が開示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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