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公開番号
2025085948
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199671
出願日
2023-11-27
発明の名称
シャープペンシル
出願人
三菱鉛筆株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B43K
21/00 20060101AFI20250530BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】筆記芯の径方向におけるがたつきを緩和するように構成されたシャープペンシルを提供する。
【解決手段】シャープペンシルが、軸筒5と、筆記芯の把持及び把持解除が可能なチャックユニット10と保持部を備えたスライダとを有する回転部材であって、軸筒の前端部から一部が突出する回転部材と、回転部材に接続された回転子40を有し、チャックユニットに把持された筆記芯が受ける筆記圧による軸線方向の後退動作及び筆記圧の解除による軸線方向の前進動作を受けて、回転子を一方向に回転駆動させる回転駆動機構30と、を具備し、回転部材が前記回転子の回転駆動力を受けて回転することによって、チャックユニットに把持された筆記芯が回転するように構成され、軸筒の前端部の内面と保持部の外面との間に粘性流体70が付与されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
軸筒と、
筆記芯の把持及び把持解除が可能なチャックユニットと保持部を備えたスライダとを有する回転部材であって、前記軸筒の前端部から一部が突出するように構成された回転部材と、
前記回転部材に接続された回転子を有し、前記チャックユニットに把持された筆記芯が受ける筆記圧による軸線方向の後退動作及び筆記圧の解除による軸線方向の前進動作を受けて、前記回転子を一方向に回転駆動させる回転駆動機構と、を具備し、
前記回転部材が前記回転子の回転駆動力を受けて回転することによって、前記チャックユニットに把持された筆記芯が回転するように構成され、
前記軸筒の前記前端部の内面と前記保持部の外面との間に粘性流体が付与されているシャープペンシル。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記軸筒が、前記前端部を含み且つ前記軸筒に対して着脱可能な先軸を有し、前記保持部が、前記先軸を前記軸筒から取り外すと、前記先軸と共に前記回転部材から外れるように構成されている請求項1に記載のシャープペンシル。
【請求項3】
前記回転部材が、前記保持部を備え且つ前記スライダに対して着脱可能な筒状のスリーブをさらに有する請求項2に記載のシャープペンシル。
【請求項4】
前記スリーブの前端部は、テーパー状又は後部よりも小径に形成されている請求項3に記載のシャープペンシル。
【請求項5】
前記スリーブの後端部には、環状のフランジ部が設けられている請求項3に記載のシャープペンシル。
【請求項6】
前記フランジ部の前端面には、少なくとも1つの凹部が設けられている請求項5に記載のシャープペンシル。
【請求項7】
前記先軸内に、前記保持部の後退を係止する係止部が設けられている請求項2乃至6のいずれか一項に記載のシャープペンシル。
【請求項8】
前記係止部が、前記先軸とは別体の部材である請求項7に記載のシャープペンシル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャープペンシルに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
軸筒と、筆記芯の把持及び把持解除が可能なチャックユニットとスライダとを備えた回転部材と、回転子を有し且つチャックユニットに把持された筆記芯が受ける筆記圧による軸線方向の後退動作及び筆記圧の解除による軸線方向の前進動作を受けて、回転子を一方向に回転駆動させる回転駆動機構と、を具備し、チャックユニットが、回転子の回転駆動力を受けて回転することによって、筆記芯が回転するように構成されたシャープペンシルが公知である(特許文献1)。
【0003】
一般に、筆記芯が回転するように構成されたシャープペンシルでは、スライダの回転及び軸線方向移動のために、軸筒の前端部の内面とスライダの外面との間には、製造時の公差等に基づくクリアランスが存在する。しかしながらクリアランスがあることによって、シャープペンシルの中心軸線に対して直交する径方向において、スライダのがたつきが生じ得る。使用者によっては、筆記動作時におけるスライダの径方向のがたつきは、筆記芯の先端部のがたつきとして、気になる場合がある。また、スライダの径方向のがたつきによって、スライダと軸筒とが衝突し、不快な衝突音が生じる場合がある。
【0004】
特許文献1に記載のシャープペンシルでは、軸筒の前端部の内面又はスライダの外面に多数の短繊維を植毛することによって、がたつきを緩和している。すなわち、多数の短繊維によって、軸筒に対するスライダの移動が緩和され、スライダと軸筒との間の衝突が防止又は緩衝される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-132843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載のシャープペンシルでは、経年又は繰り返しの使用によって、短繊維が摩耗する虞又は短繊維が脱落して減少する虞がある。また、使用者が常に同じ位置を把持して筆記を行う癖がある場合等において、特定の箇所の短繊維のみが繰り返し負荷を受けると、全周に亘り設けられた短繊維が偏って摩耗又は減少する虞がある。短繊維が減少又は摩耗すると、がたつきの緩和効果も減少する。
【0007】
本発明は、筆記芯の径方向におけるがたつきを緩和するように構成されたシャープペンシルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様によれば、軸筒と、筆記芯の把持及び把持解除が可能なチャックユニットと保持部を備えたスライダとを有する回転部材であって、前記軸筒の前端部から一部が突出する回転部材と、前記回転部材に接続された回転子を有し、前記チャックユニットに把持された筆記芯が受ける筆記圧による軸線方向の後退動作及び筆記圧の解除による軸線方向の前進動作を受けて、前記回転子を一方向に回転駆動させる回転駆動機構と、を具備し、前記回転部材が前記回転子の回転駆動力を受けて回転することによって、前記チャックユニットに把持された筆記芯が回転するように構成され、前記軸筒の前記前端部の内面と前記保持部の外面との間に粘性流体が付与されているシャープペンシルが提供される。
【0009】
前記軸筒が、前記前端部を含み且つ前記軸筒に対して着脱可能な先軸を有し、前記保持部が、前記先軸を前記軸筒から取り外すと、前記先軸と共に前記回転部材から外れるように構成されていてもよい。前記回転部材が、前記保持部を備え且つ前記スライダに対して着脱可能な筒状のスリーブをさらに有していてもよい。前記スリーブの前端部は、テーパー状又は後部よりも小径に形成されていてもよい。前記スリーブの後端部には、環状のフランジ部が設けられていてもよい。前記フランジ部の前端面には、少なくとも1つの凹部が設けられていてもよい。前記先軸内に、前記保持部の後退を係止する係止部が設けられていてもよい。前記係止部が、前記先軸とは別体の部材であってもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の態様によれば、筆記芯の径方向におけるがたつきを緩和するように構成されたシャープペンシルを提供するという共通の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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