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公開番号
2024117380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-29
出願番号
2023023447
出願日
2023-02-17
発明の名称
替え芯装填容器
出願人
個人
代理人
主分類
B43K
19/14 20060101AFI20240822BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】すべてのシャープペンシルに対し、替え芯をケースから取り出すことなく直接補充できることおよび、繊細な動作が不自由な使用者でも容易に替え芯をシャープペンシルへ補充できることを可能にし、汎用性と利便性を向上させることを目的とする。
【解決手段】固定用溝が切られたキャップ、キャップ用固定具とクランプ支持具と替え芯挿入穴を備えた外部容器、替え芯挿入穴の位置から延びる渦巻状の板および回転つまみを備えた内部容器、シャープペンシルを固定するクランプによって構成され、シャープペンシルを替え芯の挿入口を開けた状態でクランプによって固定し、内側容器の回転つまみを回すことで、内部容器が外部容器に対して相対的に回転し、内部容器の渦巻状の板が容器内部の替え芯を外部容器の中心部にある替え芯挿入穴へ誘導し、替え芯挿入穴からシャープペンシルの挿入口へ芯が入り込み補充される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
固定用溝が切られたキャップと、前記固定用溝と嵌合するキャップ用固定具、クランプ支持具、および替え芯挿入穴を有する外部容器と、シャープペンシルの替え芯を保持し、前記替え芯挿入穴の位置から延びる渦巻状の板および回転つまみを有する内部容器と、前記クランプ支持具によって支持され、対象となるシャープペンシルを固定するクランプとを備えてなり、
対象となるシャープペンシルを替え芯の挿入口を開けた状態で前記クランプによって固定し、前記内部容器の回転つまみを回すことで、前記内部容器が前記外部容器に対して相対的に回転し、前記内部容器の渦巻状の板が容器内部の替え芯を前記外部容器の中心部にある前記替え芯挿入穴へ誘導し、前記替え芯挿入穴からシャープペンシルの挿入口へ芯が入り込み補充される替え芯装填容器。
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【請求項2】
前記替え芯装填容器は、クランプ位置復元用バネを有し、前記クランプ位置復元バネによって前記クランプが対象となるシャープペンシルを内側に挟み込むように付勢していることを特徴とする請求項1記載の替え芯装填容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャープペンシルの替え芯を直接シャープペンシルへ補充できる替え芯容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のケースは替え芯をケースから取り出し、替え芯を手でつまみ、シャープペンシルの挿入部へ挿し込み補充している。また、先行技術として替え芯挿入部に替え芯ケースを挿し込み芯の補充を行いつつ、ケースを挿し込んだまま使用できる替え芯ケース(特許文献1)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-142693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
中高年のシャープペンシル使用者は、老眼且つ、手先を起用に動かしにくくなったことからシャープペンシルの替え芯の補充が難しくなり、シャープペンシルではなく鉛筆やボールペンを使用するようになった。既存の替え芯ケースでは、近くのものが見えにくい使用者や、手先の繊細な動作ができない使用者にとって難易度が高いと考えられる。また、先行技術(特許文献1)おいても上記のような問題を解決するため発明されたものだが、径の小さい替え芯挿入部へ替え芯ケースを挿し込まなければならず、使用できる人が限られると考えた。さらに、シャープペンシルが替え芯ケースによって延長され、重心の位置が上部に偏ることで書き心地が低下することに加えて、これを使用するためには専用のシャープペンシルが必要となり、汎用性が低いと考えた。
【0005】
本発明は、すべてのシャープペンシルに対し、替え芯をケースから取り出すことなく直接補充できることおよび、繊細な動作が不自由な使用者でも容易に替え芯をシャープペンシルへ補充できることを可能にし、汎用性と利便性を向上させ、身体機能の低下にかかわらず、シャープペンシルの使用を可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、固定用溝7が切られたキャップ1、固定用溝7に嵌合するキャップ用固定具8とクランプ支持具9と替え芯挿入穴10を備えた外部容器2、シャープペンシルを替え芯を保持し、替え芯挿入穴10の位置から延びる渦巻状の板11および回転つまみ12を備えた内部容器3、対象となるシャープペンシルを固定するクランプ4によって構成され、対象となるシャープペンシルを替え芯の挿入口を開けた状態でクランプ4によって固定し、内部容器3の回転つまみ12を回すことで、内部容器3が外部容器2に対して相対的に回転し、内部容器3の渦巻状の板11が容器内部の替え芯を外部容器2の中心部にある替え芯挿入穴10へ誘導し、替え芯挿入穴10からシャープペンシルの挿入口へ芯が入り込み補充される。
【0007】
本発明はさらに、クランプ位置復元用バネ6を有し、クランプ位置復元バネ6によってクランプ4が対象となるシャープペンシルを内側に挟み込むように付勢している。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、下部に備えるクランプ4に替え芯を補充する対象のシャープペンシルを替え芯挿入口を開けて挿し込み、内側容器の回転つまみ12を回すことで、内部容器3の渦巻状の板11が容器内部の替え芯を外部容器2の替え芯挿入穴10へ誘導し、替え芯挿入穴10からシャープペンシルの挿入口へ芯が入り込み補充される。
【0009】
これにより、替え芯ケースから芯を取り出し、シャープペンシルへ挿入するという操作を取り除き、直接替え芯ケースからシャープペンシルへと補充することができる。
【0010】
クランプ位置復元バネの復元力を利用して、対象となるシャープペンシルをクランプで内側に挟み込むことで簡易的にシャープペンシルを固定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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