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公開番号
2024155754
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2024052133
出願日
2024-03-27
発明の名称
出没式筆記具
出願人
株式会社サクラクレパス
代理人
個人
主分類
B43K
24/08 20060101AFI20241024BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】ノック部材が回り止めされた構造に起因する問題の発生を抑制可能であり、且つ、ノック部材が回り止めされた構造と似た効果を奏することが可能な出没式筆記具を提供する。
【解決手段】軸筒と、筆記体と、ノック部材を有し、ノック部材を前方に押圧するノック操作によって前記筆記体の一部を軸筒の前端から出没させる出没式筆記具において、ノック部材と連動する連動部材を有し、連動部材は、ノック部材を前方に押圧することで、ノック部材と共に前方に移動するものであり、ノック部材と連動部材は、相対回転が可能な状態であって、且つ、相対回転が規制された状態で係合されている、構成とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
軸筒と、筆記体と、ノック部材を有し、前記ノック部材を前方に押圧するノック操作によって前記筆記体の一部を前記軸筒の前端から出没させる出没式筆記具において、
前記ノック部材と連動する連動部材を有し、
前記連動部材は、前記ノック部材を前方に押圧することで、前記ノック部材と共に前方に移動するものであり、
前記ノック部材と前記連動部材は、相対回転が可能な状態であって、且つ、前記相対回転が規制された状態で係合されている、出没式筆記具。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記ノック部材の一部と前記連動部材の一部とが、前記軸筒の周方向において断続的に接触する、請求項1に記載の出没式筆記具。
【請求項3】
前記軸筒の周方向で間隔を空けた複数個所に位置する前記ノック部材と前記連動部材の接触部分は、点接触又は線接触となるように形成されている、請求項2に記載の出没式筆記具。
【請求項4】
前記相対回転に必要な必要回転トルクが1.0N・cm以上17.0N・cm以下である、請求項1又は2に記載の出没式筆記具。
【請求項5】
前記連動部材は、突起部を有し、
前記ノック部材は、前記突起部を含む前記連動部材の一部が挿入される連動部材挿入部を有し、
前記連動部材挿入部の少なくとも一部は、横断面における内周面の形状が略多角形状となるように形成され、
前記突起部が、前記軸筒の周方向において前記連動部材挿入部の内周面と断続的に接触し、前記突起部と前記連動部材挿入部の内周面との接触部分は、点接触又は線接触となるように形成されている、請求項1又は2に記載の出没式筆記具。
【請求項6】
前記ノック部材と前記連動部材は、相互に前記軸筒の周方向に回転可能であり、且つ、それぞれが他方に対して前記軸筒の周方向で360度回転が可能である、請求項1又は2に記載の出没式筆記具。
【請求項7】
前記連動部材と前記筆記体の間に押圧部材があり、
前記押圧部材は前記軸筒と係合する押圧側係合部を有し、当該押圧側係合部が前記軸筒と係合して筆記体が前記軸筒から突出した状態を維持するものであり、
前記ノック部材は、前記連動部材から離脱困難であり、
前記連動部材は、前記押圧部材から離脱困難であり、
前記押圧部材は前記軸筒と係合して離脱困難であり、
前記ノック部材を過大な力をもって前記軸筒から引き離そうとしたとき、前記連動部材と前記押圧部材が分離する、請求項1に記載の出没式筆記具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペン先が出没する出没式筆記具に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、軸筒と、筆記体と、ノック部材を有する出没式筆記具が広く知られている。このような出没式筆記具は、尾端側に設けられたノック部材を軸筒の軸方向にノックするノック操作を行うことで、筆記体の先端部分が軸筒の先端部分から突出した状態と、筆記体の先端部分が軸筒内に退入した状態とが切り替わるものである。
【0003】
このような出没式筆記具として、特許文献1に開示されたノック式筆記具が知られている。特許文献1のノック式筆記具は、クリップ付きのノック部材と、カム部材と、回転部材、弾発体を有している。そして、ノック部材とカム部材が連結され、カム部材と回転部材が係合されており、回転部材が筆記体の後端部分に当接している。また、弾発体が筆記体を常時後方に付勢している。
このことから、特許文献1のノック式筆記具は、筆記体の先端が軸筒内に退入した状態から、ノック部材を前方に押圧することで、ノック部材と共にカム部材が前方に移動し、カム部材の前方への移動に伴って回転部材が回転しつつ前方へ移動する。このことにより、筆記体が前方へ移動し、筆記体の先端が軸筒の先端部分から突出する。
また、特許文献1のノック式筆記具は、筆記体の先端が軸筒の先端部分から突出した状態から、ノック部材を前方に押圧し、その後に押圧を解除することで、弾発体の後方付勢により、筆記体、回転部材、カム部材が後方に移動し、筆記体の先端が軸筒内に退入した状態となる。
【0004】
ここで、特許文献1のノック式筆記具は、ノック部材とカム部材とが回り止め係合されている。すなわち、ノック部材とカム部材は互いに回転することを阻止する係合構造で係合しており、相対回転しないものとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開2017/104468号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、クリップ付きのノック部材とカム部材とを回り止め係合させたノック式筆記具によると、クリップが軸筒の軸回りに回転して望ましくない位置に配されてしまうことに起因する問題の発生を防止できる。例えば、クリップが回転してしまい、軸筒の外周面の印刷部分を覆ってしまうといった問題や、筆記時にクリップが手に当たって邪魔になってしまうといった問題である。
また、ノック部材とカム部材とを回り止め係合されていると、ノック式筆記具が机上で転がった場合等における転がり止めとして機能するという利点もある。
さらに、軸筒とクリップの一体感が感じられるノック式筆記具を好む使用者(消費者)が一定数いるため、回り止め係合させることは、このような使用者に支持されるノック式筆記具を提供するという点において、好ましい。
【0007】
その一方で、このように回り止め係合させる構造によると、利用者が無理にノック部材を回してしまい、ノック部材やカム部材が破損してしまうという問題が生じていた。
また、回り止め係合させる構造によると、軸筒に対するクリップの位置が固定されてしまうため、使用者がノック式筆記具を手に持って使用する度に、使用者の指が軸筒の同じ位置に添え当てられてしまうという問題もある。すなわち、軸筒において、使用者の指が毎回触れる部分がいち早く摩耗してしまうという問題である。この場合、使用者が軸筒の同じ位置を持ってノック式筆記具を毎回使用することで、ノック式筆記具のペン先部分(ボールペンチップ等)の筆記対象物(紙等)への接触位置が毎回同じ位置となってしまう。すなわち、ペン先部分の所定の位置がいち早く摩耗してしまうという問題も生じる。
【0008】
このように、従来のノック部材とカム部材を回り止め係合させる構造には、上記した様々な利点と、上記した様々な問題があり、提供するノック式筆記具に応じて、ノック部材とカム部材とを回り止めさせるか否かが決められていた。そこで、ノック部材とカム部材を回り止めさせた利点を維持しつつ、回り止め係合させることに起因する問題を解消したいという欲求があった。
【0009】
そこで本発明は、ノック部材が回り止めされた構造に起因する問題の発生を抑制可能であり、且つ、ノック部材が回り止めされた構造と似た効果を奏することが可能な出没式筆記具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するための本発明の一つの様相は、軸筒と、筆記体と、ノック部材を有し、前記ノック部材を前方に押圧するノック操作によって前記筆記体の一部を前記軸筒の前端から出没させる出没式筆記具において、前記ノック部材と連動する連動部材を有し、
前記連動部材は、前記ノック部材を前方に押圧することで、前記ノック部材と共に前方に移動するものであり、前記ノック部材と前記連動部材は、相対回転が可能な状態であって、且つ、前記相対回転が規制された状態で係合されている、出没式筆記具である。
(【0011】以降は省略されています)
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