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公開番号2024118998
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023039093
出願日2023-02-21
発明の名称ワンタッチ切り替え式二色ボールペン
出願人個人
代理人
主分類B43K 24/16 20060101AFI20240826BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】二色のボールペンを使い分けるときに、いちいち少し持ち方を変えてペン先をノックし、色を切り替えるが、この少しの動作の煩わしさを解消するために、ペンの持ち方をほとんど変えずに色を切り替えることができるボールペンを提供する。
【解決手段】ペンの側面にボタンを用意しペンの持ち方をほとんど変えずに親指で一回押すだけで色が切り替わるというものである。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ワンタッチ切り替え式二色ボールペンであって、
ボールペンの側面(1)と、内部回転台(2)と、2つの芯固定部(3,4)と、可動式内蓋(5)と、回転機構押し出し部(6)と、ばね(7)と、押し出し式ボタン(8)と、ボールペンの芯(9)とを備え、
ボールペンの側面(1)の内側に溝が二種類入っており、片方の溝は回転機構押し出し部(5)が入るように、もう片方の溝は芯固定部(3)のガイドとなるように構成され、
内部回転台(2)は、ボールペンの芯(9)を固定しつつ回転機構押し出し部(5)に押されることで、内部回転台2が回転し芯の位置をずらすことで、芯が本体外に突出するように構成され、
2つの芯固定部(3、4)は、ボールペンの芯(9)の最短部を固定し、更に、内部回転台(2)と共にボールペンの芯(9)が回転した際に、ボールペンの側面(1)のもう片方の溝に沿って動くことでボールペンの芯(9)を押し出し、ボールペン本体外に突出させるように構成され、
可動式内蓋(5)は、ボールペンの側面(1)に一辺で固定されており、内側にくせをつけて、回転機構押し出し部(6)をボールペンの側面(1)の片方の溝に逃がすように構成されており、更に、内部回転台(2)によって押されるときに内部回転台(2)の溝に回転機構押し出し部(6)が入るように構成され、
回転機構押し出し部(6)は、ボタン8にて押し込めるように構成され、
ばね(7)は、ボールペンの側面1の柱と内部回転台2の柱に両端をつなげており、内部回転台2が回転機構押し出し部6によって回転し、ある程度回転するとその方向に負荷をかけることができるように構成され、
押し出し式ボタン(8)は、弾性素材であり、回転機構押し出し部(6)とつながっており、押し出し式ボタン(8)を押し込むことで回転機構押し出し部6が押し出されるように構成された、ワンタッチ切り替え式二色ボールペン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ワンタッチ切り替え式二色ボールペンに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術として特許文献1の繰り出し式ボールペン装置が見つかった。
特許文献1は、図8に示すように、らせん状に溝がある部品に対して本体が回ることで、芯がペン先から出没するという技術である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-272967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
二色のボールペンを使い分けるときに、いちいち少し持ち方を変えてペン先をノックし、色を切り替える。この少しの動作の煩わしさを解消するために、ペンの持ち方をほとんど変えずに色を切り替える方法はないかと考え始めたことがきっかけである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
発明の背景にも記したように、いちいち少し持ち方を変えてペン先をノックし、色を切り替える、この動作の煩わしさを解消するものである。ペンの側面にボタンを用意しペンの持ち方をほとんど変えずに親指で一回押すだけで色が切り替わるというものである。
【発明の効果】
【0006】
通常の持ち方からほとんど手を変えずに芯を切り替えることが可能になる。
本発明の他の目的、特徴及び利点は添付図面に関する以下の本発明の実施例の記載から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本発明のボールペンの外観図である。
図2は、本発明のボールペンの内部構造を示す図である。
図3は、本発明のボールペンの断面図を示す図である。
図4は、本発明のボールペンの断面図を示す図である。
図5は、ボタン押下時の可動を説明するための、可動式内蓋の上面を示す図である。
図6は、ボタン押下時の可動を説明するための、可動式内蓋の上面を示す図である。
図7は、ボタン押下時の可動を説明するための、可動式内蓋の上面を示す図である。
図8は、従来技術を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本発明のボールペンの外観図を正面図、側面図、上面図で示す。内部にはボールペンの芯9が2本内蔵されている。押し出し式ボタン8を親指で押すことでボールペンの芯9の一方が引き込まれ、もう一方の芯が突出する。押し出し式ボタン8は、柔らかく弾性の強い素材でできているため、勝手に押し戻ってくる。
【0009】
図2は、本発明のボールペンの内部構造を示す図である。本実施例のワンタッチ切り替え式二色ボールペンは、ボールペンの側面1と、内部回転台2、芯固定部3・4、可動式内蓋5、押し出し式ボタン8、ボールペンの芯9から構成されている。内部回転台2の円形の穴に2本のボールペンの芯9がはめてあり、その芯の最端部に芯固定部3・4固定してある。芯固定部3・4の突起物は、ボールペンの側面1の内側に入っている溝(2)にはまるようになっている。また、ボールペンの側面1に組み込むように押し出し式ボタン8がついている。溝(2)は内部回転台2のまわりを囲うようにボールペンの側面1の内側に入っている。図2には示されていないが、ばね7が内部回転台2の上部に固定されている。
【0010】
図3は、本発明のボールペンの断面図を示す図である。図3は、押し出し式ボタン8内部の回転機構押し出し部6が図示できるような断面図にしてある。
(【0011】以降は省略されています)

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