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公開番号2025089320
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2025040567,2020170444
出願日2025-03-13,2020-10-08
発明の名称塗布具
出願人三菱鉛筆株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A45D 34/04 20060101AFI20250605BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】製造時の組み付け性の向上が可能な塗布具を提供する。
【解決手段】塗布液を貯蔵する収容部と、収容部内を摺動するピストンと、周面にネジが形成されたネジ軸と、繰り出し操作するための繰り出し体と、回転カム体と、伝達カム体を設け、前記ネジ軸に螺合するネジ部を前記収容部の後方に設け、前記繰り出し体への繰り出し操作によって回転カム体を回転させてネジ軸とネジ部を相対回転させてネジ軸を前進させ、ネジ軸によってピストンを前進させて前記収容部に収容する塗布液を塗布体に供給するようにした塗布具において、前記ネジ軸、前記回転カム体、及び前記伝達カム体のうちの少なくとも一つを前後対称形状に形成した塗布具である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
本願明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ノック操作によって化粧液、修正液、毛筆用インクなど、液状の内容物を繰り出して塗布体に供給する塗布具に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ノック操作を回転動作に変換して塗布液を繰り出しるノック式の塗布具が提案されている（特許文献１参照）。
【０００３】
この塗布具は、円筒状の回転体の端面にカム面を設けているため繰り出し力に限界値がある。塗布液が油性系の場合、粘性が高いので、塗布液を繰り出しするには特許文献１の塗布具は不向きであった。
【０００４】
これに対して特許文献２では、ガイド溝及び突起によって繰り出し力を高めることができる塗布具が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２００９－２５４４１９号公報
特開２０１１－１９４８２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
塗布具は、軸状部品を複数有しているので、塗布具の製造時に軸状部品の前後を位置合わせする工程が必要になり、作業負荷になるが、その種の作業負荷を低減させる技術が未提案であった。
【０００７】
本発明は、斯かる実情に鑑み、製造時の組み付け性の向上が可能な塗布具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明は、塗布液を貯蔵する収容部と、収容部内を摺動するピストンと、周面にネジが形成されたネジ軸と、繰り出し操作するための繰り出し体と、回転カム体と、伝達カム体を設け、前記ネジ軸に螺合するネジ部を前記収容部の後方に設け、前記繰り出し体への繰り出し操作によって回転カム体を回転させてネジ軸とネジ部を相対回転させてネジ軸を前進させ、ネジ軸によってピストンを前進させて前記収容部に収容する塗布液を塗布体に供給するようにした塗布具において、
前記ネジ軸、前記回転カム体、及び前記伝達カム体のうちの少なくとも一つが前後対称形状に形成されたことを特徴とする塗布具である。
【０００９】
本発明において、前記ピストンが前後対称形状に形成されたことが好適である。
【００１０】
本発明において、前記ネジ部が形成され、回転カム体、伝達カム体、繰り出し体を収容するネジ体内面には後部から前方にかけて拡径する傾斜面が形成されたことが好適である。
（【００１１】以降は省略されています）

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