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公開番号2025103969
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221750
出願日2023-12-27
発明の名称インク収容容器及びインク収容容器を備えた筆記具
出願人三菱鉛筆株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B43K 7/02 20060101AFI20250702BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】簡易な構成であって交換を容易に行うことができるインク収容容器及びインク収容容器を備えた筆記具を提供する。
【解決手段】インク収容容器10が、一端には開口された開口端部13及び他端には閉鎖された閉鎖端部14を有する後軸9と、開口端部13を閉鎖するように後軸9に対して設けられ、後軸9の開口端部13の内面と嵌合するように構成された筒部21と、弾性変形によって後軸9の内部と外部とが連通するように構成されたスリット26を備えたスリット弁が設けられた底壁22とを有する栓体20と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一端には開口された開口端部及び他端には閉鎖された閉鎖端部を有する容器本体と、
前記開口端部を閉鎖するように前記容器本体に対して設けられ、前記容器本体の前記開口端部の内面と嵌合するように構成された筒部と、弾性変形によって前記容器本体の内部と外部とが連通するように構成されたスリットを備えたスリット弁が設けられた底壁とを有する栓体と、を具備するインク収容容器。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記栓体の前記筒部の外面に外方に突出する突起状の第1嵌合部が形成され、前記容器本体の前記内面には前記第1嵌合部と嵌合する凹部と前記凹部よりも前方に大径部とが形成され、前記栓体を前記容器本体に嵌合させるとき、前記第1嵌合部が弾性変形することによって前記大径部を乗り越えて嵌合がなされて構成される請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のインク収容容器と、
前記スリットを押し広げるために構成された筒状突起を有する軸筒と、を具備する筆記具。
【請求項4】
前記軸筒が、前軸及び後軸を有し、前記前軸が前記筒状突起を有し、前記インク収容容器が、前記後軸であるか又は前記後軸内に配置されるカートリッジであり、前記前軸及び前記後軸が螺合によって接続されるように構成され、組立時において、前記前軸及び前記後軸の螺合に伴い、前記筒状突起が、前記スリット弁の前記スリットを徐々に押し広げ、前記スリットを貫通するように構成されている請求項3に記載の筆記具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インク収容容器及びインク収容容器を備えた筆記具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
液体のインクを充填したインク収容容器を有する筆記具が公知である(例えば、特許文献1及び特許文献2)。特許文献1及び特許文献2に記載の筆記具のインク収容容器は、使用によって内部のインクを消費した場合等に交換できるように、カートリッジとして構成されている。内部のインクが漏れないように、交換前のインク収容容器の開口端部は、特許文献1において円板状の栓体によって封止され、特許文献2において球状の栓体によって封止されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-206982号公報
特開2015-120278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1及び特許文献2に記載のインク収容容器は、筆記具に対する取り付けのために、栓体を取り外すか又は栓体を強く押し込む必要があるため、交換を容易に行うことが難しい。また、特許文献1に記載のインク収容容器は、栓体による封止を一度開封すると、再度封止することが事実上不可能か又は困難である。特許文献2に記載されたインク収容容器は、球状の栓体と共に、栓体を支持するコイルスプリング及び栓体を係止する保持部材も必要であることから、構成が複雑である。
【0005】
本発明は、簡易な構成であって交換を容易に行うことができるインク収容容器及びインク収容容器を備えた筆記具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、一端には開口された開口端部及び他端には閉鎖された閉鎖端部を有する容器本体と、前記開口端部を閉鎖するように前記容器本体に対して設けられ、前記容器本体の前記開口端部の内面と嵌合するように構成された筒部と、弾性変形によって前記容器本体の内部と外部とが連通するように構成されたスリットを備えたスリット弁が設けられた底壁とを有する栓体と、を具備するインク収容容器が提供される。
【0007】
前記栓体の前記筒部の外面に外方に突出する突起状の第1嵌合部が形成され、前記容器本体の前記内面には前記第1嵌合部と嵌合する凹部と前記凹部よりも前方に大径部とが形成され、前記栓体を前記容器本体に嵌合させるとき、前記第1嵌合部が弾性変形することによって前記大径部を乗り越えて嵌合がなされて構成されてもよい。
【0008】
本発明の一態様によれば、上記インク収容容器と、前記スリットを押し広げるために構成された筒状突起を有する軸筒と、を具備する筆記具が提供される。
【0009】
前記軸筒が、前軸及び後軸を有し、前記前軸が前記筒状突起を有し、前記インク収容容器が、前記後軸であるか又は前記後軸内に配置されるカートリッジであってもよい。前記前軸及び前記後軸が螺合によって接続されるように構成され、組立時において、前記前軸及び前記後軸の螺合に伴い、前記筒状突起が、前記スリット弁の前記スリットを徐々に押し広げ、前記スリットを貫通するように構成されていてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の態様によれば、簡易な構成であって交換を容易に行うことができるインク収容容器及びインク収容容器を備えた筆記具を提供するという共通の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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