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公開番号
2025105871
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025075126,2021019710
出願日
2025-04-30,2021-02-10
発明の名称
替芯ケース
出願人
三菱鉛筆株式会社
代理人
個人
主分類
B43K
19/14 20060101AFI20250703BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】離型に際して内方突出部の変形を防いで、形状の安定性を確保することができると共に、成形品にスレ傷を付ける問題も解消した替芯ケース及び替芯ケース部品の成形方法を提供する。
【解決手段】主面板12の両側に左右の脚板13を一体に備えることで、長手方向に直交する断面がコ字状に成形され、左右の脚板に対して内向きとなるように内方突出部14を、脚板に一体に形成してなる部材を、一つの替芯ケース部品11として用いた替芯ケースに関する。替芯ケース部品11の左右の脚板で挟まれた主面板12の内底面12aには、内底面に対して突出成形による段差を有する第1の段部16が、内底面の長手方向の中央部を除いた左右の脚板側に沿って形成される。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
本願明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、シャープペンシル等に用いられる筆記芯を収容する替芯ケースに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
シャープペンシル等に用いられる筆記芯を収容する替芯ケースは、筆記芯の線形形態に合わせて、外郭が細長く形成されたケースが採用される。
この場合、替芯ケースから筆記芯を取り出すために、細長い外側ケース内に、細長い内側ケースを、長手方向に沿って相対的にスライドさせる構成が提案されており、これは特許文献1及び2に開示されている。
【0003】
また、細長い下側ケースと細長い上側ケースとを押圧嵌合させることで組み立てる替芯ケースの提案もなされている。この替芯ケースによると、下側ケースに上側ケースを押圧嵌合させる際に、筆記芯の取り出し口を開閉するスライド蓋を、上下のケース間に嵌め込むことで、容易に替芯ケースを組み立てることができる工夫が施されており、これは特許文献3に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平5-44872号公報
実開昭47-24230号公報
実開昭57-98897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、この種の替芯ケースは、前記したとおり二部品以上を組み合わせて形成することから、各部品ごとにある程度の寸法精度を得ることが必要であり、また生産性を向上させるために、その多くは樹脂素材を原材料とした射出成形が採用される。しかも、替芯ケースを構成する各部品は、前記したとおり、細長い外側ケースと内側ケース、または細長い下側ケースと上側ケースとの組み合わせ等が採用される。
したがって、これらの各部品は、その長手方向に直交する断面形状を例えばコ字状に形成し、コ字状に対向する各内面に互いに内向きとなるように、機能構成部材を内方突出部として一体成形した構成が採用される場合が多い。
【0006】
前記した内方突出部を形成した各替芯ケース部品は、射出成形する金型からの離型に際して、前記内方突出部が金型に対してアンダーカットとなる。このために、成形された樹脂製品(替芯ケース部品)を変形させつつ離型させるいわゆる無理抜きという手法が採られることになる。
したがって、離型の際に替芯ケース部品の前記内方突出部がダレて変形する虞があり、さらに、内方突出部が金型に密着して、樹脂製品の離型が困難になるという問題も発生し得る。
【0007】
この発明は、従来の替芯ケース部品の前記した金型成形上の問題点に着目してなされたものであり、離型に際して内方突出部の変形を防いで、形状の安定性を確保することができると共に、容易に離型することが可能な替芯ケース及び替芯ケース部品の成形方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記した課題を解決するためになされたこの発明に係る替芯ケースは、主面板の両側に左右の脚板を一体に備えることで、長手方向に直交する断面がコ字状に成形され、前記左右の脚板に対して内向きとなるように内方突出部を、前記脚板に一体に形成してなる部材を、一つの替芯ケース部品として用いた替芯ケースであって、前記替芯ケース部品の左右の脚板で挟まれた前記主面板の内底面には、前記内底面に対して段差を有する第1の段部が、前記内底面の長手方向の中央部を除いた左右の脚板側に沿って形成されていることを特徴とする。
【0009】
この場合、一つの好ましい形態においては、前記左右の脚板の対向する内側面には、前記内側面に対して段差を有する第2の段部が、前記第1の段部に連続して形成された構成が採用される。
【0010】
さらに、左右の脚板で挟まれた前記主面板の内底面には、前記第1の段部とは凹凸方向が異なる第3の段部が、前記第1の段部から外れた位置に形成される。この場合、好ましくは前記第1の段部は、前記内底面に対して突出成形され、前記第3の段部は、前記内底面に対して凹み成形された構成が採用される。
(【0011】以降は省略されています)
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