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公開番号2025095884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212267
出願日2023-12-15
発明の名称シート処理装置及びシート処理方法
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】無線タグが設けられたシートと、無線タグが設けられていないシートとを分別することを容易にすること。
【解決手段】実施形態のシート処理装置は、搬送駆動部と、タグ通信部と、制御部と、を持つ。搬送駆動部は、処理対象のシートを個々に搬送路に沿って搬送し、第一排紙部又は第二排紙部のいずれかに排出する。タグ通信部は、前記搬送路の途中において搬送中の前記シートと無線通信を行う。制御部は、前記タグ通信部における無線通信の結果に応じて前記シートに無線タグが付与されているか否か判定し、無線タグが付与されているシートである無線タグシートは前記第一排紙部から排出され、無線タグが付与されていないシートである通常シートが前記第二排紙部から排出されるように前記搬送駆動部を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
処理対象のシートを個々に搬送路に沿って搬送し、第一排紙部又は第二排紙部のいずれかに排出する搬送駆動部と、
前記搬送路の途中において搬送中の前記シートと無線通信を行うタグ通信部と、
前記タグ通信部における無線通信の結果に応じて前記シートに無線タグが付与されているか否か判定し、無線タグが付与されているシートである無線タグシートは前記第一排紙部から排出され、無線タグが付与されていないシートである通常シートが前記第二排紙部から排出されるように前記搬送駆動部を制御する制御部と、
を備えるシート処理装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記制御部は、搬送路中の所定の区間を前記シートが移動している間の無線通信の結果に応じて判定する、請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記タグ通信部が無線タグとの無線通信に成功した場合に前記シートを無線タグシートであると判定する、請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項4】
前記搬送駆動部は、前記シートの表と裏とを反転させる反転搬送路においても前記シートを搬送し、
前記制御部は、処理対象のシートについて所定の条件を満たした場合には前記反転搬送路においてシートを搬送し、搬送後のシートについて前記無線タグシートか前記通常シートかを判定する、請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項5】
シート処理装置が、処理対象のシートを個々に搬送路に沿って搬送し、
シート処理装置が、前記搬送路の途中において搬送中の前記シートと無線通信を行い、
シート処理装置が、無線通信の結果に応じて前記シートに無線タグが付与されているか否か判定し、
シート処理装置が、無線タグが付与されているシートである無線タグシートは第一排紙部から排出し、無線タグが付与されていないシートである通常シートは第二排紙部から排出する、シート処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、シート処理装置及びシート処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
無線タグ(RF(Radio Frequency)タグ)が設けられたシートがある。このようなシートに画像を形成しつつ、無線タグに情報を書き込むことが可能である。このように無線タグが設けられたシートは便利に用いられている。一方で、廃棄の際には無線タグをシートから剥がすことが義務づけられる場合がある。無線タグが設けられたシートなのか、無線タグが設けられていないシートなのか、を見分けて分別することは手間を要してしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-85243号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、無線タグが設けられたシートと、無線タグが設けられていないシートとを分別することを容易にするシート処理装置及びシート処理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態のシート処理装置は、搬送駆動部と、タグ通信部と、制御部と、を持つ。搬送駆動部は、処理対象のシートを個々に搬送路に沿って搬送し、第一排紙部又は第二排紙部のいずれかに排出する。タグ通信部は、前記搬送路の途中において搬送中の前記シートと無線通信を行う。制御部は、前記タグ通信部における無線通信の結果に応じて前記シートに無線タグが付与されているか否か判定し、無線タグが付与されているシートである無線タグシートは前記第一排紙部から排出され、無線タグが付与されていないシートである通常シートが前記第二排紙部から排出されるように前記搬送駆動部を制御する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る振分システム1000の一実施例を示す概略構成図である。
画像形成装置100及び後処理装置200の制御系を示す図である。
第1実施形態に係る処理の流れの具体例を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る振分システム1000の一実施例を示す概略構成図である。
第2実施形態に係る画像形成装置100の制御系を示す図である。
第2実施形態の第2態様における処理の流れの具体例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
実施形態の画像形成装置では、無線タグが設けられたシートと、無線タグが設けられていないシートとが混在しない形で排出するシート処理装置及びシート処理方法を提供することが可能となる。以下、実施形態のシート処理装置について詳細に説明する。以下の説明では、後処理装置を備えた第1実施形態と、後処理装置を備えない第2実施形態と、についてそれぞれ説明する。
【0008】
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る振分システム1000の一実施例を示す概略構成図である。第1実施形態に係る振分システム1000は、画像形成装置100及び後処理装置200で構成される。なお、振分システム1000は画像形成装置100に代えて振分装置を備えても良いし、消色装置を備えても良い。すなわち、シートを置くシート設置部と、シート設置部に設置されたシートを1枚ずつ搬送するシート搬送装置と、搬送されているシートの無線タグを無線通信する無線タグユニットと、複数の排出部と、を備えている装置であれば、画像形成装置100に代えてどのような装置が用いられてもよい。
【0009】
画像形成装置100は、複合機であるMFP(Multi-Function Peripherals)や、プリンタ、複写機等である。画像形成装置100には隣接して後処理装置200が配置されている。
【0010】
画像形成装置100によって搬送されたシートは、後処理装置200に搬送される。後処理装置200は、画像形成装置100から供給されたシートを受け入れる。後処理装置200は、排紙トレイ61と固定トレイ62とを備える。排紙トレイ61は昇降可能である。後処理装置200は、受け入れたシートを排紙トレイ61または固定トレイ62に排紙する。排紙トレイ61は、第1排紙部の一例である。固定トレイ62は、第2排紙部の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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