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公開番号
2025095556
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211637
出願日
2023-12-15
発明の名称
枚葉印刷機のくわえ側版万力装置
出願人
リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社
代理人
主分類
B41F
27/12 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】下歯の挟持面の平面度が低下した場合の修理が容易な枚葉印刷機のくわえ側版万力装置を提供する。
【解決手段】版胴10の切欠き11内に配置され、版胴10の外周面に巻き付けられる版1のくわえ側端部を下歯31と可動する上歯41とで挟持する枚葉印刷機のくわえ側版万力装置30であって、このくわえ側版万力装置30は、版胴10の軸線方向に間隔を空けて配置され、下歯31を切欠き11の底面15に固定する複数の固定手段24と、隣接する固定手段24同士の間に配置され、下歯31を上下方向に貫通して形成されるメネジ孔52と、メネジ孔52に螺合し、挟持面33が形成される下歯31の上面35側からの操作によって切欠き11の底面15を押圧することができる押圧ネジ51を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
版胴の切欠き内に配置され、版胴の外周面に巻き付けられる版のくわえ側端部を下歯と可動する上歯とで挟持する枚葉印刷機のくわえ側版万力装置において、
版胴の軸線方向に間隔を空けて配置され、下歯を切欠きの底面に固定する複数の固定手段と、隣接する固定手段同士の間に配置され、下歯を上下方向に貫通して形成されるメネジ孔と、メネジ孔に螺合し、挟持面が形成される下歯の上面側からの操作によって切欠きの底面を押圧することができる押圧ネジと、を備えていることを特徴とする枚葉印刷機のくわえ側版万力装置。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
版胴の軸線方向両端の固定手段の外側に配置され、下歯を上下方向に貫通して形成されるメネジ孔をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の枚葉印刷機のくわえ側版万力装置。
【請求項3】
メネジ孔は、隣接する固定手段同士の間の軸線方向中央に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の枚葉印刷機のくわえ側版万力装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、枚葉印刷機のくわえ側版万力装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
枚葉印刷機は、版が装着される版胴を備えている。版胴の外周部の一部には軸線方向に延びる溝状の切欠きが形成されている。切欠き内には版を装着するための版万力装置が配置されている。版万力装置は、下歯と可動する上歯を備えており、版胴の外周面に巻き付けられた版の周方向端部を下歯と上歯の間で挟持する。版万力装置は、版の周方向におけるくわえ側端部を挟持するくわえ側版万力装置と、くわえ尻側端部を挟持するくわえ尻側版万力装置を備えている(下記特許文献1参照)。
【0003】
くわえ側版万力装置の下歯は、上歯との間で版のくわえ側端部を挟持する挟持面を有している。挟持面は、版胴の軸線方向に延びて形成されている。挟持面は、版胴の軸線と平行な平面として構成されている。あるいは挟持面は、版胴の軸線と平行な共通の平面内に版を挟持する複数箇所が位置するように構成されている。挟持面は、挟持された版が変形しないように平面度が高く製造されている。
【0004】
また、くわえ側版万力装置は、下歯が切欠きの内面に固定された状態で切欠き内に設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第3697806号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、くわえ側版万力装置の下歯は、内部応力による経年変化や異物との衝突等によって変形する場合がある。この場合、挟持面の平面度が低下する。挟持面の平面度が低下すると、挟持した版の変形量が大きくなって色間見当が合わなくなる。このため修理が必要となる。修理では、くわえ側版万力装置を版胴の切欠き内から取り外して印刷機外へ取り出し、下歯の修正あるいは交換を行い、再び版胴の切欠き内に取り付けることになり、大変な労力と時間を要する作業となる。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、下歯の挟持面の平面度が低下した場合の修理が容易な枚葉印刷機のくわえ側版万力装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る枚葉印刷機のくわえ側版万力装置は、版胴の切欠き内に配置され、版胴の外周面に巻き付けられる版のくわえ側端部を下歯と可動する上歯とで挟持する構成であって、版胴の軸線方向に間隔を空けて配置され、下歯を切欠きの底面に固定する複数の固定手段と、隣接する固定手段同士の間に配置され、下歯を上下方向に貫通して形成されるメネジ孔と、メネジ孔に螺合し、挟持面が形成される下歯の上面側からの操作によって切欠きの底面を押圧することができる押圧ネジと、を備えていることを特徴とする。
【0009】
本発明に係る枚葉印刷機のくわえ側版万力装置においては、版胴の軸線方向両端の固定手段の外側に配置され、下歯を上下方向に貫通して形成されるメネジ孔をさらに備えることができる。
【0010】
また、本発明に係る枚葉印刷機のくわえ側版万力装置においては、メネジ孔を隣接する固定手段同士の間の軸線方向中央に配置することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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