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公開番号
2025095206
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211055
出願日
2023-12-14
発明の名称
インクジェット記録装置
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ノズルユニットおよび冷却装置の消費電力を抑制しつつ、ファーストプリントタイムを短縮すること。
【解決手段】ノズルユニット30は、第1ヒーター36と第1温度センサー37と駆動回路300とを有する。第2ヒーター52は、前記ノズルユニット30を外部から加熱する。第2温度センサー53は、前記ノズルユニット30の外部の温度を検出する。制御部8dは、第1温度フィードバック制御により前記第1ヒーター36への供給電力を調節する。前記制御部8dは、前記第1温度フィードバック制御が実行されている状況下で第1検出温度が許容温度を上回るときに冷却装置51を作動させる。前記制御部8dは、休止条件が成立した場合に前記第1ヒーター36および前記駆動回路300への電力供給を停止する。前記制御部8dは、休止状態において第2温度フィードバック制御により前記第2ヒーター52への供給電力を調節する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のノズルと前記複数のノズルに対応する複数の圧電素子と第1ヒーターと第1温度センサーと前記複数の圧電素子に駆動信号を供給可能な駆動回路と、を有し、前記複数の圧電素子に前記駆動信号を供給することにより前記複数のノズルから吐出されるインクによってシートに画像を形成するノズルユニットと、
前記ノズルユニットを外部から加熱する第2ヒーターと、
前記ノズルユニットを冷媒液によって冷却する冷却装置と、
前記ノズルユニットの外部の温度を検出する第2温度センサーと、
前記第1ヒーター、前記駆動回路、前記第2ヒーターおよび前記冷却装置を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1温度センサーにより検出される第1検出温度と第1目標温度とに基づく第1温度フィードバック制御により前記第1ヒーターへの供給電力を調節し、
さらに前記制御部は、前記第1温度フィードバック制御が実行されている状況下で前記第1検出温度が許容温度を上回るときに前記冷却装置を作動させる、
さらに前記制御部は、前記第1温度フィードバック制御が実行されている状況下において、画像形成要求を受けていないことを含む休止条件が成立した場合に前記第1ヒーターおよび前記駆動回路への電力供給を停止し、
さらに前記制御部は、前記第1ヒーターおよび前記駆動回路への電力供給が停止している休止状態において前記第2温度センサーにより検出される第2検出温度と第2目標温度とに基づく第2温度フィードバック制御により前記第2ヒーターへの供給電力を調節し、
さらに前記制御部は、前記休止状態において前記画像形成要求を受けた場合に、前記第1温度フィードバック制御による前記第1ヒーターへの供給電力の調節を開始する、インクジェット記録装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第1温度フィードバック制御が実行されている状況下で前記第1検出温度が予め設定された温度を下回るときに前記冷却装置への電力供給を停止する、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1温度フィードバック制御が実行されている状況下で前記第2ヒーターへの電力供給を停止し、
さらに前記制御部は、前記休止状態において前記第2検出温度が予め設定された温度を下回るまで待って前記第2温度フィードバック制御による前記第2ヒーターへの供給電力の調節を開始する、請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズルユニットの加熱および冷却が可能なインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置は、複数の圧電素子と複数のノズルとを含むノズルユニットを備える。前記圧電素子各々は、駆動信号を供給されることにより、前記駆動信号に応じたエネルギーでインクを加圧する。前記圧電素子各々によって前記駆動信号に応じたインクの加圧が行われることにより、前記ノズル各々はインクを吐出する。
【0003】
前記ノズルユニットがヒーターと温度センサーとを有することが知られている。(例えば、特許文献1参照)。前記ヒーターへの供給電力は、前記温度センサーの検出温度に基づくフィードバック制御により調節される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-326242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、前記ノズルユニットは、前記圧電素子各々に駆動信号を供給する駆動回路を含む。前記駆動回路が発熱することにより前記ノズルユニットの温度が上昇する。
【0006】
前記インクジェット記録装置が連続プリント処理を実行しているときに、前記駆動回路の発熱による前記ノズルユニットの過剰な温度上昇を抑制する必要がある。そのため、前記インクジェット記録装置が冷却装置を備える場合がある。
【0007】
一方、前記ノズルユニットおよび前記冷却装置の消費電力を抑制しつつ、ファーストプリントタイムを短縮できることが求められる。
【0008】
本発明の目的は、ノズルユニットおよび冷却装置の消費電力を抑制しつつ、ファーストプリントタイムを短縮できるインクジェット記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一の局面に係るインクジェット記録装置は、複数のノズルと複数の圧電素子と第1ヒーターと第1温度センサーとを有するノズルユニットと、第2ヒーターと、冷却装置と、第2温度センサーと、制御部と、を備える。前記複数の圧電素子は、前記複数のノズルに対応している。前記駆動回路は、前記複数の圧電素子に駆動信号を供給可能である。前記ノズルユニットは、前記複数の圧電素子に前記駆動信号を供給することにより前記複数のノズルから吐出されるインクによってシートに画像を形成する。前記第2ヒーターは、前記ノズルユニットを外部から加熱する。前記冷却装置は、前記ノズルユニットを冷媒液によって冷却する。前記第2温度センサーは、前記ノズルユニットの外部の温度を検出する。前記制御部は、前記第1ヒーター、前記駆動回路、前記第2ヒーターおよび前記冷却装置を制御する。前記制御部は、前記第1温度センサーにより検出される第1検出温度と第1目標温度とに基づく第1温度フィードバック制御により前記第1ヒーターへの供給電力を調節する。さらに前記制御部は、前記第1温度フィードバック制御が実行されている状況下で前記第1検出温度が許容温度を上回るときに前記冷却装置を作動させる。さらに前記制御部は、前記第1温度フィードバック制御が実行されている状況下において、画像形成要求を受けていないことを含む休止条件が成立した場合に前記第1ヒーターおよび前記駆動回路への電力供給を停止する。さらに前記制御部は、前記第1ヒーターおよび前記駆動回路への電力供給が停止している休止状態において前記第2温度センサーにより検出される第2検出温度と第2目標温度とに基づく第2温度フィードバック制御により前記第2ヒーターへの供給電力を調節する。さらに前記制御部は、前記休止状態において前記画像形成要求を受けた場合に、前記第1温度フィードバック制御による前記第1ヒーターへの供給電力の調節を開始する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ノズルユニットおよび冷却装置の消費電力を抑制しつつ、ファーストプリントタイムを短縮できるインクジェット記録装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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