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公開番号
2025093862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2024187435
出願日
2024-10-24
発明の名称
自動車前照灯の照明装置
出願人
ツェットカーヴェー グループ ゲーエムベーハー
代理人
個人
,
個人
主分類
F21S
41/683 20180101AFI20250617BHJP(照明)
要約
【課題】自動車前照灯の改善された照明装置を提供する。
【解決手段】自動車前照灯の照明装置(10)。照明装置(10)はカットオフラインを有する光分布を形成するよう構成されており、シャッタ装置(100)は第1及び第2シャッタエッジ(110b、120b)の整列位置、但し共通のシャッタエッジ(150)は直線的なカットオフラインの生成に寄与する、と非整列位置、但し第1及び第2シャッタエッジ(110b、120b)は、共通のシャッタエッジ(150)が直線的なカットオフラインからずれたカットオフラインの生成に寄与するよう、互いに対して傾けられる、との間で移行するよう構成される。整列位置と非整列位置との間の移行は、回転装置による共通の回転軸の周りでの第1及び/又は第2シャッタボディ(110、120)の回転によって実行される。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
自動車前照灯のための、特にシングルトラック自動車前照灯のための、とりわけ自動二輪車前照灯のための、照明装置であって、
前記照明装置(10)はカットオフラインを有する光分布を形成するよう構成されており、
前記照明装置(10)は
・前記光分布を形成するために主方向(X)に光を放出するよう構成された少なくとも1つの光源(20)、
・前記主方向(X)に沿って前記少なくとも1つの光源(20)の下流に配置されたシャッタ装置(100)、但し前記シャッタ装置(100)は前記光分布の前記カットオフラインを生成するよう構成されている、
・前記少なくとも1つの光源(20)の生成された光分布を前記シャッタ装置(100)と協働して前記照明装置(10)の前方に投影するための投影レンズ(200)、但し前記投影レンズ(200)は光軸(A)を含む、
・前記シャッタ装置(100)及び前記投影レンズ(200)を保持するよう構成されたホルダ(300)、但し好ましくは前記少なくとも1つの光源(20)は前記ホルダ(300)に取り付けられている、
を含み、
前記シャッタ装置(100)は
・第1シャッタエッジ(110b)を含む第1シャッタ面(110a)を有する第1シャッタボディ(110)、及び、
・第2シャッタエッジ(120b)を含む第2シャッタ面(120a)を有する第2シャッタボディ(120)
から構成されており、
前記第1シャッタボディ(110)と前記第2シャッタボディ(120)は、前記第1シャッタエッジ(110b)と前記第2シャッタエッジ(120b)が前記光分布の前記カットオフラインを生成する共通のシャッタエッジ(150)を一緒に形成するよう、互いに対し配置されており、
前記シャッタ装置(100)は
・前記第1シャッタエッジ(110b)及び前記第2シャッタエッジ(120b)の整列位置、但し前記共通のシャッタエッジ(150)は直線的なカットオフラインの生成に寄与する、
と
・前記第1シャッタエッジ(110b)及び前記第2シャッタエッジ(120b)の非整列位置、但し前記第1シャッタエッジ(110b)と前記第2シャッタエッジ(120b)は、前記共通のシャッタエッジ(150)が直線的なカットオフラインからずれたカットオフラインの生成に寄与するよう、互いに対して傾けられる、
との間で移行するよう構成されており、
前記整列位置と前記非整列位置との間の移行は、回転装置(400)による、共通の回転軸(R)の周りでの前記第1シャッタボディ(110)及び/又は前記第2シャッタボディ(120)の回転によって実行される、
照明装置。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の照明装置において、
前記第1シャッタボディ(110)と前記第2シャッタボディ(120)は前記共通の回転軸(R)の周りで独立にかつ互いに対し相対的に回転可能であること
を特徴とする、照明装置。
【請求項3】
請求項1に記載の照明装置において、
前記第1シャッタボディ(110)は、前記ホルダ(300)の第1対向円形滑動面(310)と相補的な第1部分円形滑動面(111)を含むこと、
前記第1シャッタボディ(110)は、前記第1部分円形滑動面(111)と前記第1対向円形滑動面(310)が互いに対し滑動できるように、前記ホルダ(300)に嵌め合わされること
を特徴とする、照明装置。
【請求項4】
請求項1に記載の照明装置において、
前記第2シャッタボディ(120)は、前記ホルダ(300)の第2対向円形滑動面(320)と相補的な第2部分円形滑動面(121)を含むこと、
前記第2シャッタボディ(120)は、前記第2部分円形滑動面(121)と前記第2対向円形滑動面(320)が互いに対し滑動できるように、前記ホルダ(300)に嵌め合わされること
を特徴とする、照明装置。
【請求項5】
請求項4に記載の照明装置において、
各シャッタボディ(110、120)は、前記第1シャッタボディ(110)の前記第1部分円形滑動面に部分的に配されかつ前記第2シャッタボディ(120)の前記第2部分円形滑動面に部分的に配される歯列(130)を含むこと
を特徴とする、照明装置。
【請求項6】
請求項1に記載の照明装置において、
前記回転装置(400)は伝動要素(410)を含み、前記伝動要素(410)は、前記伝動要素(410)の角運動を前記共通の回転軸(R)の周りでの前記第1シャッタボディ(110)及び/又は前記第2シャッタボディ(120)の回転運動へ変換するために、前記第1シャッタボディ(110)及び/又は前記第2シャッタボディ(120)の歯列(130)と噛合するよう構成された歯車として形成されていること、
好ましくは、前記主方向(X)は前記光軸(A)に平行であり、好ましくは前記共通の回転軸(R)にも平行であること
を特徴とする、照明装置。
【請求項7】
請求項1に記載の照明装置において、
前記第1シャッタボディ(110)と前記第2シャッタボディ(120)は、少なくとも1つの結合装置(500)を介して機械的に結合可能であること、
前記結合装置(500)は、第1嵌合要素(510)及び第2嵌合要素(520)を含むこと、
前記第1嵌合要素(510)と前記第2嵌合要素(520)は、結合されたときに、前記結合装置(500)が、前記共通の回転軸(R)の周りでの前記第1シャッタボディ(110)と前記第2シャッタボディ(120)の互いに対する相対的な回転を制限するよう、互いに結合可能であること
を特徴とする、照明装置。
【請求項8】
請求項7に記載の照明装置において、
前記第1嵌合要素(510)は前記第1シャッタボディ(120)又は前記第2シャッタボディ(120)に設けられ、前記第2嵌合要素(520)は前記第2シャッタボディ(120)又は前記第1シャッタボディ(110)に設けられること
を特徴とする、照明装置。
【請求項9】
請求項7に記載の照明装置において、
前記第1嵌合要素(510)は溝として形成されかつ前記第2嵌合要素(520)は突起として形成されること、
前記溝は2つの対向終端部を有すること、
前記突起が前記溝のそれぞれの終端部に当接すると、前記第1シャッタボディ(110)と前記第2シャッタボディ(120)の互いに対する相対的な運動が制限されること
を特徴とする、照明装置。
【請求項10】
請求項7に記載の照明装置において、
前記伝動要素(410)は、前記照明装置(10)が車両に正しく設置された状態で見て、前記シャッタ装置(100)の前記共通のシャッタエッジ(150)が直線的かつ水平であるゼロ位置から始まる異なる複数の角度範囲(AR1、AR2、AR3)で回転可能であること、
・第1角度範囲(AR1)では、前記伝動要素(410)は、両方のシャッタボディ(110、120)が前記共通の回転軸(R)の周りで一緒に動かされかつ整列位置にあるように、前記第1シャッタボディ(110)及び前記第2シャッタボディ(120)と噛合すること、
・前記第1角度範囲(AR1)の終端から始まる第2角度範囲(AR2)では、前記伝動要素(410)は、前記第1シャッタボディ(110)のみが前記伝動要素(410)によって動かされて前記第1シャッタボディ(110)及び前記第2シャッタボディ(120)の非整列位置をもたらすように、前記第1シャッタボディ(110)及び前記第2シャッタボディ(120)と噛合すること、但し前記第2角度範囲(AR2)は、前記結合装置(500)が前記第1シャッタボディ(110)と前記第2シャッタボディ(120)の互いに対する相対的な回転を制限する際に終端する、
・前記第2角度範囲(AR2)の終端から始まる第3角度範囲(AR3)では、前記伝動要素(410)は、前記第1シャッタボディ(110)のみが前記伝動要素(410)によって動かされるように、前記第1シャッタボディ(110)及び前記第2シャッタボディ(120)と噛合すること、但し前記第2シャッタボディ(120)は、前記結合装置(500)によって前記共通の回転軸(R)の周りで同じ程度回転される、
を特徴とする、照明装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は2023年11月27日に出願された欧州特許出願第23212201.0号についてのパリ条約上の優先権の利益を主張するものであり、当該出願の全内容は引照を以って本書に繰り込みここに記載されているものとする。
続きを表示(約 1,300 文字)
【0002】
本発明は、自動車前照灯のための、特にシングルトラック自動車前照灯のための、とりわけ自動二輪車前照灯のための、照明装置であって、
前記照明装置はカットオフラインを有する光分布を形成するよう構成されており、
前記照明装置は
・前記光分布を形成するために主方向に光を放出するよう構成された少なくとも1つの光源、
・前記主方向に沿って前記少なくとも1つの光源の下流に配置されたシャッタ装置、但し前記シャッタ装置は前記光分布の前記カットオフラインを生成するよう構成されている、
・前記少なくとも1つの光源の生成された光分布を前記シャッタ装置と協働して前記照明装置の前方に投影するための投影レンズ、但し前記投影レンズは光軸を含む、
・前記シャッタ装置及び前記投影レンズを保持するよう構成されたホルダ、但し好ましくは前記少なくとも1つの光源は前記ホルダに取り付けられている、
を含む、照明装置に関する。
【0003】
本発明は、更に、安定化光分布を放射するための安定化照明装置に関する。
【0004】
本発明は、更に、自動二輪車前照灯に関する。
【背景技術】
【0005】
自動二輪車のようなシングルトラック自動車の場合、車両の傾きのためにカーブを回って運転される際、問題に直面する。一般的に、自動二輪車ないし自動二輪車の(フロント)フォークに固定的に結合されるヘッドライトは、自動二輪車の前方の道路に適切な態様で照明することは最早できない。
【0006】
なお、本発明はコーナリング中に傾きを経験するあらゆる車両のために基本的に適切であることに注意すべきである。
【0007】
光分布、とりわけロービーム光分布の設定(setup)は法律によって規定されており、直立している車両について測定される。(コーナーを)曲がるたびに、車両は、車両の長手軸の周りで前照灯又は照明装置と一緒に傾く。
【0008】
その結果、一方では、カーブにおける視認性は低下し、他方では、対向車が眩惑される。これにより、交通の安全性が著しく損なわれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
DE 103 35 952 B4
JP 2013 032127 A
CN 202 691 916 U
US 5 113 319 A
DE 41 02 586 C2
US 2011/110113 A1
EP 1 201 989 A2
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
この問題を解決するために従来技術には種々のアプローチがある;例えば、ヘッドライトが自動二輪車の傾斜時に単純に旋回されることができるように、相応に可動な態様で自動二輪車においてヘッドライト全体をポジショニングするよう構成可能であるといわれることがある。
(【0011】以降は省略されています)
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