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公開番号
2025092819
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208147
出願日
2023-12-11
発明の名称
画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250616BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】不具合の発生を抑制しつつ、用紙に形成された画像の画質を向上させることが可能な画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】用紙の用紙情報を設定する設定部(操作部152)と、用紙の用紙情報を検知する検知部(メディアセンサー17)と、設定部により設定された用紙情報及び検知部により検知された用紙情報の少なくとも一方に基づいて決定された画像形成条件により用紙に画像を形成する画像形成部13と、設定部により設定された用紙情報と、検知部により検知された用紙情報と、が一致するか否かを判定する判定部(制御部11)と、判定部により用紙情報が不一致であると判定された場合に、印刷ジョブにおける用紙に関する設定画面を表示部151に表示させる表示制御部(制御部11)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙の用紙情報を設定する設定部と、
前記用紙の用紙情報を検知する検知部と、
前記設定部により設定された用紙情報及び前記検知部により検知された用紙情報の少なくとも一方に基づいて決定された画像形成条件により前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記設定部により設定された用紙情報と、前記検知部により検知された用紙情報と、が一致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記用紙情報が不一致であると判定された場合に、印刷ジョブにおける用紙に関する設定画面を表示部に表示させる表示制御部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記表示制御部は、前記設定画面において、前記検知部により検知された用紙情報に基づいて前記画像形成条件を決定するモードを選択するか否かの設定、前記検知部により検知された用紙情報に基づいて前記画像形成部における画像形成条件を決定するか否かの設定及び前記用紙の設定を行うためのガイダンスを表示するか否かの設定のうち、少なくともいずれか1つの設定を表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記設定部により設定された用紙情報と、前記検知部により検知された用紙情報と、が不一致である旨を、前記表示部に表示可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記設定部により設定された用紙情報と、前記検知部により検知された用紙情報と、が不一致であると判定された場合に、進行中の前記印刷ジョブを中止する制御を実行する印刷制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記設定部により設定された用紙情報と、前記検知部により検知された用紙情報と、が不一致であると判定された場合に、当該不一致が判断された用紙の次の用紙に関する設定画面を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記設定部により設定された用紙情報と、前記検知部により検知された用紙情報と、が不一致である場合に、前記設定部により設定された用紙情報及び前記検知部により検知された用紙情報を、記憶部に記憶させる又は外部に送信させる制御を実行する情報制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
用紙の用紙情報を設定する設定部と、前記用紙の用紙情報を検知する検知部と、前記設定部により設定された用紙情報及び前記検知部により検知された用紙情報の少なくとも一方に基づいて決定された画像形成条件により前記用紙に画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置の画像形成方法であって、
前記設定部により設定された用紙情報と、前記検知部により検知された用紙情報と、が一致するか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程で前記用紙情報が不一致であると判定された場合に、印刷ジョブにおける用紙に関する設定画面を表示部に表示させる表示制御工程と、
を含む画像形成方法。
【請求項8】
用紙の用紙情報を設定する設定部と、前記用紙の用紙情報を検知する検知部と、前記設定部により設定された用紙情報及び前記検知部により検知された用紙情報の少なくとも一方に基づいて決定された画像形成条件により前記用紙に画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置のコンピュータを、
前記設定部により設定された用紙情報と、前記検知部により検知された用紙情報と、が一致するか否かを判定する判定部、
前記判定部により前記用紙情報が不一致であると判定された場合に、印刷ジョブにおける用紙に関する設定画面を表示部に表示させる表示制御部、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、画像形成方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、用紙に画像を形成する画像形成装置が知られている。従来の画像形成装置では、給紙トレイにセットした用紙の種類(紙種)とユーザーが設定した用紙の種類とが異なっていた場合でも、画像形成処理を行うことは可能である。しかしながら、給紙トレイにセットした用紙の種類とユーザーが設定した用紙の種類の組み合わせによっては、画像形成時に不具合を引き起こすおそれがある。不具合は、例えば、画質劣化、ジャムの発生などである。
【0003】
そこで、特許文献1には、用紙の搬送経路上に備えたセンサーで給紙される用紙の種類を自動で検知する構成が開示されている。特許文献1記載の構成では、検知した用紙の種類とユーザーが設定した用紙の種類とが禁止されている条件を満たしたか否かを判断する。禁止されている条件を満たした場合、所定の条件に応じて画像形成処理に関する警告を表示する。これにより、画像形成処理における画質劣化やジャムの発生などを未然に防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-39178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記特許文献1記載の構成は、検知した用紙の種類とユーザーが設定した用紙の種類とが禁止されている条件を満たす場合に警告を表示する。一方、特許文献1記載の構成は、禁止されている条件を満たさない場合、用紙の種類が異なる場合でも、印刷を継続する。
しかしながら、用紙の種類が異なる場合、適切な画像形成条件で画像形成処理を行うことができない。したがって、禁止されている条件を満たさない場合であっても、不具合を引き起こすおそれがある。また、ユーザーは、不具合の発生要因がわからないため、不具合の発生を繰り返すおそれがある。
【0006】
本発明は、不具合の発生を抑制しつつ、用紙に形成された画像の画質を向上させることが可能な画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
画像形成装置において、
用紙の用紙情報を設定する設定部と、
前記用紙の用紙情報を検知する検知部と、
前記設定部により設定された用紙情報及び前記検知部により検知された用紙情報の少なくとも一方に基づいて決定された画像形成条件により前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記設定部により設定された用紙情報と、前記検知部により検知された用紙情報と、が一致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記用紙情報が不一致であると判定された場合に、印刷ジョブにおける用紙に関する設定画面を表示部に表示させる表示制御部と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記表示制御部は、前記設定画面において、前記検知部により検知された用紙情報に基づいて前記画像形成条件を決定するモードを選択するか否かの設定、前記検知部により検知された用紙情報に基づいて前記画像形成部における画像形成条件を決定するか否かの設定及び前記用紙の設定を行うためのガイダンスを表示するか否かの設定のうち、少なくともいずれか1つの設定を表示させることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記表示制御部は、前記設定部により設定された用紙情報と、前記検知部により検知された用紙情報と、が不一致である旨を、前記表示部に表示可能であることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記設定部により設定された用紙情報と、前記検知部により検知された用紙情報と、が不一致であると判定された場合に、進行中の前記印刷ジョブを中止する制御を実行する印刷制御部を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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