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公開番号2025092091
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207742
出願日2023-12-08
発明の名称画像形成装置
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250612BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザの意思を尊重しつつ、媒体の補充作業の手間が軽減されるようにできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、画像形成装置は、表示デバイスと入力デバイスと供給部とコントローラとプリンタとを有する。入力デバイスは、入力された指示を検知する。供給部は、セットされた媒体を供給する。コントローラは、供給部にセットされている媒体を示す媒体設定情報を取得し、供給部にセットされている媒体を選択する第1群の媒体選択ボタンと供給部にセットされていない媒体を選択する第2群の媒体選択ボタンとを区別して表示デバイスに表示する。プリンタは、表示デバイスが表示する第1群の媒体選択ボタン又は第2群の媒体選択ボタンから何れか1つのボタンが指示されたことを入力デバイスが検知した場合、指示された媒体選択ボタンが示す媒体に画像を印刷する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
表示デバイスと、
入力された指示を検知する入力デバイスと、
セットされた媒体を供給する供給部と、
前記供給部にセットされている媒体を示す媒体設定情報を取得し、前記供給部にセットされている媒体を選択する第１群の媒体選択ボタンと前記供給部にセットされていない媒体を選択する第２群の媒体選択ボタンとを区別して前記表示デバイスに表示するコントローラと、
前記表示デバイスが表示する前記第１群の媒体選択ボタン又は前記第２群の媒体選択ボタンから何れか１つのボタンが指示されたことを前記入力デバイスが検知した場合、指示された媒体選択ボタンが示す媒体に画像を印刷するプリンタと、
を備える画像形成装置。
続きを表示（約 620 文字）【請求項２】
さらに、外部装置と通信する通信インターフェースを有し、
前記コントローラは、前記第２群の媒体選択ボタンが指示された場合に指示された媒体選択ボタンが示す媒体を前記供給部にセットすることを依頼する通知を前記通信インターフェースにより前記外部装置へ送信し、前記供給部に指示された媒体選択ボタンが示す媒体がセットされた後に前記プリンタを用いて画像を印刷する、
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記コントローラは、前記供給部にセットされている媒体を示す第１群の媒体選択ボタンを前記表示デバイスに表示した状態において表示する媒体選択ボタンの切り替えが指示された場合、前記表示デバイスに前記第２群の媒体選択ボタンを表示する、
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項４】
さらに、前記供給部にセットされている媒体を示す媒体設定情報を記憶するメモリを有し、
前記コントローラは、前記供給部にセットされている媒体を示す媒体設定情報を前記メモリから取得する、
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項５】
さらに、外部装置と通信する通信インターフェースを有し、
前記コントローラは、前記供給部にセットされている媒体を示す媒体設定情報を前記通信インターフェースにより通信する外部装置から取得する、
請求項１に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、デジタル複合機などの画像形成装置は、通常の紙だけでなく、複数種類の特殊な媒体（特殊用紙）に画像を印刷する機能を有する。画像形成装置は、事前に全ての対応可能な特殊用紙がセットされているものではない。しかしながら、従来の画像処理装置は、セット済みであるか未セットであるかによらずに任意の特殊用紙が選択できる用紙選択画面を提示する。このため、ユーザは、画像形成装置にセットされていない特殊用紙であっても選択し易い。ユーザがセットされていない特殊用紙を選択すると、選択した特殊用紙を画像形成装置に補充する作業が必要となるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１００１７０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、上記した課題を解決するために、ユーザの意思を尊重しつつ、媒体の補充作業の手間を軽減されるようにできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
実施形態によれば、画像形成装置は、表示デバイスと入力デバイスと供給部とコントローラとプリンタとを有する。入力デバイスは、入力された指示を検知する。供給部は、セットされた媒体を供給する。コントローラは、供給部にセットされている媒体を示す媒体設定情報を取得し、供給部にセットされている媒体を選択する第１群の媒体選択ボタンと供給部にセットされていない媒体を選択する第２群の媒体選択ボタンとを区別して表示デバイスに表示する。プリンタは、表示デバイスが表示する第１群の媒体選択ボタン又は第２群の媒体選択ボタンから何れか１つのボタンが指示されたことを入力デバイスが検知した場合、指示された媒体選択ボタンが示す媒体に画像を印刷する。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
図１は、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機の構成例を示す断面図である。
図２は、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機における制御系の構成例を示すブロック図である。
図３は、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機における用紙設定を示す用紙設定テーブルの構成例を示す図である。
図４は、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機における用紙設定を示す用紙設定テーブルの構成例を示す図である。
図５は、実施形態に係る画像処形成置としてのデジタル複合機の操作パネルに表示する用紙選択画面（第１用紙選択画面）の表示例を示す図である。
図６は、実施形態に係る画像処形成置としてのデジタル複合機の操作パネルに表示する用紙選択画面（第２用紙選択画面）の例を示す図である。
図７は、実施形態に係る画像処形成置としてのデジタル複合機の操作パネルに表示する用紙選択画面の第２の表示例を示す図である。
図８は、実施形態に係る画像処形成置としてのデジタル複合機の操作パネルに表示する用紙選択画面の第２の表示例を示す図である。
図９は、実施形態に係る画像処形成置としてのデジタル複合機の操作パネルに表示する用紙選択画面の第３の表示例を示す図である。
図１０は、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機における特殊用紙を用いた印刷処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機（ＭＦＰ；Ｍｕｌｔｉ－ＦｕｎｃｔｉｏｎａｌＰｅｒｉｐｈｅｒａｌ）１の構成について説明する。
【０００８】
図１は、実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機１における構成例を概略的に示す断面図である。
図１に示すように、デジタル複合機１は、スキャナ２、プリンタ３、および、操作パネル４を有する。
【０００９】
スキャナ２は、デジタル複合機１の本体上部に設置する。スキャナ２は、原稿の画像を光学的に読み取る装置である。スキャナ２は、スキャンする原稿を載置する原稿台ガラスを有する。スキャナ２は、原稿台ガラス上の原稿をスキャンするための画像読取機構を有する。スキャナ２の画像読取機構は、原稿台ガラスの下方に設置されるキャリッジおよび光電変換部などで構成する。また、スキャナ２は、自動原稿送り装置（ＡＤＦ：ＡｕｔｏＤｏｃｕｍｅｎｔＦｅｅｄｅｒ）を備えるものであっても良い。
【００１０】
プリンタ（画像形成部）３は、給紙カセット２１１、２１２、２１３、２１４を有する。これらの給紙カセット２１１、２１２、２１３、２１４は、画像が形成される用紙などの媒体を収納する。手差しトレイ２２は、セットされた媒体をプリンタ３へ供給する供給部である。給紙カセット２１１、２１２、２１３、２１４に収納される媒体は、後述する搬送系によって搬送可能な媒体であれば良い。例えば、各給紙カセット２１１、２１２、２１３、２１４は、デジタル複合機本体の下部に着脱可能である。
（【００１１】以降は省略されています）

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