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公開番号2025091775
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207229
出願日2023-12-07
発明の名称印刷装置
出願人アルテミラ株式会社,アルテミラ製缶株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41F 17/22 20060101AFI20250612BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】缶体を支持する缶体支持部材の揺れを低減する。
【解決手段】(A)にて示す状態では、伝達部材50が、回転数Tで回転している。(B)では、回転部材の回転が行われる際の状態を示している。回転部材の回転が行われる際、制御部が、伝達部材50の回転数を変化させる。制御部は、第2モータの制御を行って、伝達部材50の回転数を変化させる。より具体的には、制御部は、回転部材が回転してマンドレル230Mが移動する際、伝達部材50の回転数を減少させ、伝達部材50の回転数を、回転数Tよりも小さい回転数Sとする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
回転を行う回転部材と、
前記回転部材により支持されるとともに、当該回転部材の回転中心から外れた箇所に設けられ、缶体を支持する複数の缶体支持部材と、
前記缶体支持部材により支持されている缶体への画像形成を行う複数の画像形成手段と、
前記回転部材と同軸上に配置されるともに前記複数の缶体支持部材に接続され、回転を行って、当該複数の缶体支持部材の各々に対して回転駆動力を伝達する伝達部材と、
前記伝達部材の回転を制御する回転制御手段であって、前記回転部材の回転が行われる際、当該伝達部材の回転数を変化させる回転制御手段と、
を備える印刷装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記回転制御手段は、
前記回転部材が回転を行って一の前記画像形成手段から他の前記画像形成手段へ前記缶体支持部材が移動する際に、前記伝達部材の回転数を変化させる、
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記伝達部材の回転数の変化が起きない状態で、前記回転部材の回転に伴い前記缶体支持部材が移動すると、前記伝達部材に対して相対移動する当該缶体支持部材の相対移動量が増加して、当該缶体支持部材の回転数が増加し、
前記回転制御手段は、
前記伝達部材の回転数の変化が起きない場合に比べて、前記缶体支持部材の回転数の増加が抑えられるように、当該伝達部材の回転数を変化させる、
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記伝達部材の回転数の変化が起きない状態で、前記回転部材の回転に伴い前記缶体支持部材が移動すると、前記伝達部材に対して相対移動する当該缶体支持部材の相対移動量が減少して、当該缶体支持部材の回転数が減少し、
前記回転制御手段は、
前記伝達部材の回転数の変化が起きない場合に比べて、前記缶体支持部材の回転数の減少が抑えられるように、当該伝達部材の回転数を変化させる、
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記回転制御手段は、
前記回転部材が回転していない場合における前記缶体支持部材の回転数と、当該回転部材が回転している場合における当該缶体支持部材の回転数とが略一致するように、前記伝達部材の回転数を変化させる、
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記伝達部材は、前記回転部材の回転方向と逆方向に回転し、
前記回転制御手段は、
前記回転部材の回転が行われる際、前記伝達部材の回転数を減少させる、
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記伝達部材は、前記回転部材の回転方向と同方向に回転し、
前記回転制御手段は、
前記回転部材の回転が行われる際、前記伝達部材の回転数を増加させる、
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記複数の缶体支持部材は、前記回転部材の回転中心を中心として放射状に配置され、前記複数の画像形成手段は、当該回転部材の当該回転中心を中心として放射状に配置されている、
請求項1に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、マンドレルホイール、マンドレルホイールに備えられた複数個の自転可能なマンドレル、および、マンドレルに装着された円筒形状容器外面の少なくとも胴部にインクジェット印刷により印刷画像を形成するインクジェット印刷ステーションを有する印刷装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-50786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
缶体への印刷を行う印刷装置では、回転する缶体支持部材で缶体を支持した状態でこの缶体への画像の形成を行うことがある。
ここで、缶体支持部材の回転数が変動すると、缶体支持部材に揺れが生じやすくなり、形成される画像の質の低下を招きやすい。また、この揺れが収まるのを待って、缶体への画像の形成を行うと、缶体への画像形成の効率が低下する。
本発明の目的は、缶体を支持する缶体支持部材の揺れを低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明が適用される印刷装置は、回転を行う回転部材と、前記回転部材により支持されるとともに、当該回転部材の回転中心から外れた箇所に設けられ、缶体を支持する複数の缶体支持部材と、前記缶体支持部材により支持されている缶体への画像形成を行う複数の画像形成手段と、前記回転部材と同軸上に配置されるともに前記複数の缶体支持部材に接続され、回転を行って、当該複数の缶体支持部材の各々に対して回転駆動力を伝達する伝達部材と、前記伝達部材の回転を制御する回転制御手段であって、前記回転部材の回転が行われる際、当該伝達部材の回転数を変化させる回転制御手段と、を備える印刷装置である。
【0006】
ここで、前記回転制御手段は、前記回転部材が回転を行って一の前記画像形成手段から他の前記画像形成手段へ前記缶体支持部材が移動する際に、前記伝達部材の回転数を変化させるようにしてもよい。
また、前記伝達部材の回転数の変化が起きない状態で、前記回転部材の回転に伴い前記缶体支持部材が移動すると、前記伝達部材に対して相対移動する当該缶体支持部材の相対移動量が増加して、当該缶体支持部材の回転数が増加し、前記回転制御手段は、前記伝達部材の回転数の変化が起きない場合に比べて、前記缶体支持部材の回転数の増加が抑えられるように、当該伝達部材の回転数を変化させるようにしてもよい。
また、前記伝達部材の回転数の変化が起きない状態で、前記回転部材の回転に伴い前記缶体支持部材が移動すると、前記伝達部材に対して相対移動する当該缶体支持部材の相対移動量が減少して、当該缶体支持部材の回転数が減少し、前記回転制御手段は、前記伝達部材の回転数の変化が起きない場合に比べて、前記缶体支持部材の回転数の減少が抑えられるように、当該伝達部材の回転数を変化させるようにしてもよい。
また、前記回転制御手段は、前記回転部材が回転していない場合における前記缶体支持部材の回転数と、当該回転部材が回転している場合における当該缶体支持部材の回転数とが略一致するように、前記伝達部材の回転数を変化させるようにしてもよい。
また、前記伝達部材は、前記回転部材の回転方向と逆方向に回転し、前記回転制御手段は、前記回転部材の回転が行われる際、前記伝達部材の回転数を減少させるようにしてもよい。
また、前記伝達部材は、前記回転部材の回転方向と同方向に回転し、前記回転制御手段は、前記回転部材の回転が行われる際、前記伝達部材の回転数を増加させるようにしてもよい。
また、前記複数の缶体支持部材は、前記回転部材の回転中心を中心として放射状に配置され、前記複数の画像形成手段は、当該回転部材の当該回転中心を中心として放射状に配置されているようにしてもよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、缶体を支持する缶体支持部材の揺れを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
印刷装置を上方から眺めた場合の図である。
図1のII-II線における印刷装置の断面図である。
制御部のハードウエアの構成を示した図である。
図1の矢印IV方向から検査機構を眺めた場合の図である。
図1の矢印Vで示す方向から第1インクジェットヘッド、第2インクジェットヘッド等を見た場合の図である。
(A)~(C)は、回転部材が回転し、マンドレルが、第1インクジェットヘッドから、第2インクジェットヘッドへ移動する際の各部の状態を示した図である。
マンドレルの回転数を説明する図である。
回転部材が回転していない場合におけるマンドレルの回転数と、回転部材が回転している場合におけるマンドレルの回転数とが略一致するように、伝達部材の回転数を変化させる場合における、伝達部材の回転数を示した図である。
印刷装置の他の構成例を示した図である。
回転部材の回転が行われる際の伝達部材の回転数を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る印刷装置100を上方から眺めた場合の図である。図2は、図1のII-II線における印刷装置100の断面図である。図1では、図2にて示す伝達部材50を破線で表示している。
本実施形態の印刷装置100は、飲料缶などに用いられる缶体10に対して、デジタルの画像情報に基づき画像を形成する。また、印刷装置100は、インクジェット印刷方式を利用して缶体10へ画像を形成する。
【0010】
図2に示すように、印刷装置100には、印刷装置100に設けられた各装置、各機構部の制御を行う制御部60が設けられている。
また、図1に示すように、印刷装置100には、第1モータM1(図2参照)により駆動され、図中矢印1Aに示す方向へ且つ間欠的に回転する回転部材210が設けられている。
回転部材210は、円盤状に形成され、図1にて示す回転中心1Eを中心に回転する。この回転中心1Eは、鉛直方向に延びている。
(【0011】以降は省略されています)

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