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公開番号
2025091507
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206733
出願日
2023-12-07
発明の名称
液体吐出装置及びプリントヘッド
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20250612BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】プリントヘッドの稼働状況の推定に利用可能な情報を取得可能な液体吐出装置を提供すること。
【解決手段】吐出制御信号に基づいて液体を吐出する吐出部と、計測回路と、を有するプリントヘッドと、プリントヘッド制御回路と、を備え、前記計測回路は、前記吐出制御信号に基づいて第1所定時間発振し、計測開始信号に基づいて第2所定時間発振する第1発振回路と、前記吐出制御信号に基づいて発振せず、前記計測開始信号に基づいて前記第2所定時間発振する第2発振回路と、前記計測開始信号に基づいて、前記第1発振回路から出力される第1発振信号に基づく第1カウント値を出力する第1カウンターと、前記計測開始信号に基づいて、前記第2発振回路から出力される第2発振信号に基づく第2カウント値を出力する第2カウンターと、前記第1カウント値及び前記第2カウント値を取得する計測制御回路と、を有する、液体吐出装置。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
吐出制御信号に基づいて液体を吐出する吐出部と、前記吐出制御信号が入力される計測回路と、を有するプリントヘッドと、
前記プリントヘッドを制御するプリントヘッド制御回路と、を備え、
前記計測回路は、
前記吐出制御信号に基づいて第1所定時間発振し、計測開始信号に基づいて第2所定時間発振する第1発振回路と、
前記吐出制御信号に基づいて発振せず、前記計測開始信号に基づいて前記第2所定時間発振する第2発振回路と、
前記計測開始信号に基づいて、前記第1発振回路から出力される第1発振信号に基づく第1カウント値を出力する第1カウンターと、
前記計測開始信号に基づいて、前記第2発振回路から出力される第2発振信号に基づく第2カウント値を出力する第2カウンターと、
前記第1カウント値及び前記第2カウント値を取得する計測制御回路と、を有する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記計測回路は、
前記吐出制御信号に基づいて、前記第1所定時間アクティブとなる第1発振イネーブル信号を出力する発振制御回路をさらに有し、
前記第1発振回路は、前記第1発振イネーブル信号がアクティブの期間において発振する、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記計測制御回路は、
前記計測開始信号に基づいて、前記第2所定時間アクティブとなる第2発振イネーブル信号を出力し、
前記第1発振回路は、
前記第1発振イネーブル信号又は前記第2発振イネーブル信号がアクティブの期間において発振し、前記第1発振イネーブル信号及び前記第2発振イネーブル信号のいずれも非アクティブの期間は発振せず、
前記第2発振回路は、
前記第2発振イネーブル信号がアクティブの期間において発振し、前記第2発振イネーブル信号が非アクティブの期間は発振しない、
ことを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記第1カウンターは、
計測期間指定信号がアクティブの期間において前記第1カウント値を出力し、
前記第2カウンターは、
前記計測期間指定信号がアクティブの期間において前記第2カウント値を出力し、
前記計測期間指定信号は、前記第2発振イネーブル信号がアクティブの期間において第3所定時間アクティブとなる信号である、
ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記計測期間指定信号は、前記プリントヘッド制御回路から出力される信号である、
ことを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記計測期間指定信号は、前記計測制御回路から出力される信号である、
ことを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記計測回路は、
不揮発性メモリーと、
前記不揮発性メモリーに前記第1カウント値及び前記第2カウント値を記憶させるメモリー制御回路と、をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記計測回路は、
前記吐出制御信号に基づいて前記第1所定時間発振し、前記計測開始信号に基づいて前記第2所定時間発振する第3発振回路と、
前記吐出制御信号に基づいて発振せず、前記計測開始信号に基づいて前記第2所定時間発振する第4発振回路と、
前記計測開始信号に基づいて、前記第3発振回路から出力される第3発振信号に基づく第3カウント値を出力する第3カウンターと、
前記計測開始信号に基づいて、前記第4発振回路から出力される第4発振信号に基づく第4カウント値を出力する第4カウンターと、をさらに有し、
前記計測制御回路は、
前記第3カウント値及び前記第4カウント値をさらに取得し、
前記第1発振回路及び前記第2発振回路は、
同じ回路構成であって、INV型リングオシレーター、NOR型リングオシレーター及びNAND型リングオシレーターのいずれか1つであり、
前記第3発振回路及び前記第4発振回路は、
同じ回路構成であって、INV型リングオシレーター、NOR型リングオシレーター及びNAND型リングオシレーターの他のいずれか1つである、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
吐出制御信号に基づいて液体を吐出する吐出部と、
前記吐出制御信号が入力される計測回路と、を備え、
前記計測回路は、
前記吐出制御信号に基づいて第1所定時間発振し、計測開始信号に基づいて第2所定時間発振する第1発振回路と、
前記吐出制御信号に基づいて発振せず、前記計測開始信号に基づいて前記第2所定時間発振する第2発振回路と、
前記計測開始信号に基づいて、前記第1発振回路から出力される第1発振信号に基づく第1カウント値を出力する第1カウンターと、
前記計測開始信号に基づいて、前記第2発振回路から出力される第2発振信号に基づく第2カウント値を出力する第2カウンターと、
前記第1カウント値及び前記第2カウント値を取得する計測制御回路と、を有する、
ことを特徴とするプリントヘッド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置及びプリントヘッドに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の環境負荷低減の観点から、初期不良品や中古品などが生じた製品を再整備し、未使用の製品に準じる状態に仕上げた後、当該製品を再び市場に流通させる所謂リファービッシュ品が注目されている。このようなリファービッシュ品は、廃棄物の量を削減することが可能となり、その結果、環境負荷を低減することができる。このような取り組みに対して、インクジェットプリンターなどの液体吐出装置では、例えば、プリントヘッドを再利用あるいは再生産し、再び市場に流通させる取り組みがなされている。プリントヘッドを再利用あるいは再生産可能であるか否かは、例えば、プリントヘッドの稼働状況に基づいて判定される。
【0003】
例えば、特許文献1には、液体を吐出するプリントヘッドに、プリントヘッドの使用履歴の情報を記憶することで、再利用されるプリントヘッドの状態の判別精度を向上させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-053864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
プリントヘッドを再利用あるいは再生産する目的に限らず、プリントヘッドの稼働状況を推定可能な情報を取得することは有意義であるが、特許文献1では、プリントヘッドの使用履歴の情報以外のプリントヘッドの稼働状況を推定可能な情報を取得することは検討されていない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る液体吐出装置の一態様は、
吐出制御信号に基づいて液体を吐出する吐出部と、前記吐出制御信号が入力される計測回路と、を有するプリントヘッドと、
前記プリントヘッドを制御するプリントヘッド制御回路と、を備え、
前記計測回路は、
前記吐出制御信号に基づいて第1所定時間発振し、計測開始信号に基づいて第2所定時間発振する第1発振回路と、
前記吐出制御信号に基づいて発振せず、前記計測開始信号に基づいて前記第2所定時間発振する第2発振回路と、
前記計測開始信号に基づいて、前記第1発振回路から出力される第1発振信号に基づく第1カウント値を出力する第1カウンターと、
前記計測開始信号に基づいて、前記第2発振回路から出力される第2発振信号に基づく第2カウント値を出力する第2カウンターと、
前記第1カウント値及び前記第2カウント値を取得する計測制御回路と、を有する。
【0007】
本発明に係るプリントヘッドの一態様は、
吐出制御信号に基づいて液体を吐出する吐出部と、
前記吐出制御信号が入力される計測回路と、を備え、
前記計測回路は、
前記吐出制御信号に基づいて第1所定時間発振し、計測開始信号に基づいて第2所定時間発振する第1発振回路と、
前記吐出制御信号に基づいて発振せず、前記計測開始信号に基づいて前記第2所定時間発振する第2発振回路と、
前記計測開始信号に基づいて、前記第1発振回路から出力される第1発振信号に基づく第1カウント値を出力する第1カウンターと、
前記計測開始信号に基づいて、前記第2発振回路から出力される第2発振信号に基づく第2カウント値を出力する第2カウンターと、
前記第1カウント値及び前記第2カウント値を取得する計測制御回路と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
液体吐出装置の概略構造を示す図である。
液体吐出装置の機能構成を示す図である。
吐出部の概略構成を説明するための図である。
駆動信号選択回路の構成の一例を示す図である。
ラッチ信号、チェンジ信号、クロック信号及び印刷データ信号の具体例について説明するための図である。
印刷データ信号のデータ構成の一例を示す図である。
選択制御回路の機能構成の一例を示す図である。
選択信号出力部が有するデコーダーのデコード内容の一例を示す図である。
吐出部に対応する選択回路の構成の一例を示す図である。
本実施形態の計測回路の構成を示す図である。
印刷期間における計測回路の各種信号のタイミングチャートの一例を示す図である。
計測回路が計測動作を行うときにおける各種信号のタイミングチャートの一例を示す図である。
INV型リングオシレーターの構成を示す図である。
NOR型リングオシレーターの構成を示す図である。
NAND型リングオシレーターの構成を示す図である。
INV回路の構成を示す図である。
NOR回路の構成を示す図である。
NAND回路の構成を示す図である。
プリントヘッドの累積稼働時間と第1発振回路の発振周波数及び第2発振回路の発振周波数との関係の一例を示す図である。
比較例のNOR回路の構成を示す図である。
比較例のNAND回路の構成を示す図である。
第1変形例の計測回路の構成を示す図である。
第2変形例の計測回路の構成を示す図である。
第3変形例の計測回路の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。用いる図面は説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
【0010】
以下の説明では、本発明に係る液体吐出装置の一例として、インクジェットプリンターを例示する。しかしながら、液体吐出装置は、インクジェットプリンターに限るものではなく、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材吐出装置、有機ELディスプレイ、面発光ディスプレイ等の電極形成に用いられる電極材料吐出装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物吐出装置等であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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