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公開番号
2025091238
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206394
出願日
2023-12-06
発明の名称
画像記録装置及び画像記録装置の冷却方法
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250611BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ヘッド交換時間の短縮を図るため、ヘッドの温度をできるだけ早く下げるようにする。
【解決手段】本発明の画像記録装置は、インクを吐出して印刷する記録ヘッド71を設けた複数のキャリッジ70と、印刷位置と記録ヘッドの交換を行うキャリッジ退避位置との間におけるキャリッジの移動を制御するキャリッジ退避制御部を有する制御部40と、を備え、制御部は、記録ヘッドの交換の際に、キャリッジ退避制御部により、交換する記録ヘッドを設けたキャリッジと他のキャリッジとの間隔が広くなるようにキャリッジを前記キャリッジ退避位置に移動させる。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを吐出して印刷する記録ヘッドを設けた複数のキャリッジと、
印刷位置と前記記録ヘッドの交換を行うキャリッジ退避位置との間における前記キャリッジの移動を制御するキャリッジ退避制御部を有する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記記録ヘッドの交換の際に、
前記キャリッジ退避制御部により、交換する記録ヘッドを設けたキャリッジと他のキャリッジとの間隔が広くなるようにキャリッジを前記キャリッジ退避位置に移動させる、
ことを特徴とする画像記録装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記記録ヘッドの温度を求めるヘッド温度検出部を備え、
前記制御部は、前記ヘッド温度検出部により全ての交換する記録ヘッドの温度が記録ヘッドの交換が可能な温度に低下したことを検出するまで、前記キャリッジ退避制御部により、前記キャリッジを複数の組に分けてキャリッジの組を交互にキャリッジ退避位置に移動する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記ヘッド温度検出部により全ての交換する記録ヘッドの温度が記録ヘッドの交換が可能な温度に低下したことを検出すると、交換するヘッドを設けたキャリッジ毎に、順次、キャリッジ退避制御部により、交換する記録ヘッドを設けたキャリッジをキャリッジ退避位置に移動する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項4】
前記記録ヘッドの交換の際に、交換する記録ヘッドを設けたキャリッジと他のキャリッジとの間に冷却風を通風する冷却ファンを備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項5】
前記インクを加熱するインクヒータを備え、
前記制御部は、前記記録ヘッドの交換の際に、前記インクヒータをオフする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項6】
前記記録ヘッドを加熱するヘッドヒータを備え、
前記制御部は、前記記録ヘッドの交換の際に、前記ヘッドヒータをオフする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項7】
メッセージを表示するとともに交換する記録ヘッドを指定する操作パネルを備え、
前記制御部は、前記操作パネルによるユーザ設定を交換する記録ヘッドを設けたキャリッジとしてキャリッジの移動を制御し、交換作業が可能なことを前記操作パネルにより通知する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項8】
前記キャリッジ退避位置は、記録媒体の搬送方向に対して交差する方向である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項9】
インクを吐出して印刷する記録ヘッドを設けた複数のキャリッジを有する画像記録装置の冷却方法であって、
前記記録ヘッドの交換に際し、
キャリッジ退避制御部が、交換する記録ヘッドを設けたキャリッジと他のキャリッジとの間隔が広くなるように、キャリッジを印刷位置から前記記録ヘッドの交換を行うキャリッジ退避位置に移動するステップと、
を含むことを特徴とする画像記録装置の冷却方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット印刷装置等の画像記録装置及び画像記録装置の冷却方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット印刷装置等の画像記録装置では、ヘッドの寿命や故障の際にヘッド交換を実施することがある。しばらくの間、画像記録装置に電源が入っていない(または、印刷動作をしていない)場合には、ヘッドは十分冷えた状態であるため、ヘッド交換の作業を実施できる。しかし、印刷中に徐々に不具合が生じて画質を保証できないような状態になった場合には、印刷動作直後のヘッドは非常に温度が高く(約80度)、ヘッド交換の作業を実施できない。このため、ヘッドの温度が十分に低下した後に、ヘッド交換の作業を行うことになる。例えば、ヘッドの温度が下がるまでに約2時間の待ち時間が発生することがある。
【0003】
印刷を請け負った業者(印刷装置の保有者)では、依頼の印刷ジョブを納期通りに届ける必要があるが、ヘッド交換が終わるまで印刷作業を行えないため、ヘッドの温度が下がるまでの待ち時間を短くすることが望まれている。
【0004】
画像記録装置のヘッドの冷却技術には、例えば、特許文献1がある。詳細には、特許文献1は、画像形成経路における用紙搬送に異常がある場合、画像形成経路を画像形成部から退避させる退避機構と、退避機構により画像形成経路が退避された状態において、保持手段から画像形成経路に向けて空気を送風させる送風手段とを備え、画像形成部の通気の排出経路を変えて、搬送経路内で障害が発生した際に、搬送経路内に滞留した用紙を迅速に収集して排除できるとともに、画像形成部の記録ヘッドやセンサ等が破損するのを回避できる印刷装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-124162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の先行技術には、搬送経路内で障害が発生した際の画像形成部の冷却に関する記載はあるが、ヘッドの温度が下がるまで時間を短縮することを考慮する記載はない。
本発明は、ヘッドの温度をできるだけ早く下げるようにすることで、ヘッド交換時間の短縮を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記課題は、下記の構成により解決される。
(1)インクを吐出して印刷する記録ヘッドを設けた複数のキャリッジと、印刷位置と前記記録ヘッドの交換を行うキャリッジ退避位置との間における前記キャリッジの移動を制御するキャリッジ退避制御部を有する制御部と、を備え、前記制御部は、前記記録ヘッドの交換の際に、前記キャリッジ退避制御部により、交換する記録ヘッドを設けたキャリッジと他のキャリッジとの間隔が広くなるようにキャリッジを前記キャリッジ退避位置に移動させる、ことを特徴とする画像記録装置。
【0008】
(2)前記記録ヘッドの温度を求めるヘッド温度検出部を備え、前記制御部は、前記ヘッド温度検出部により全ての交換する記録ヘッドの温度が記録ヘッドの交換が可能な温度に低下したことを検出するまで、前記キャリッジ退避制御部により、前記キャリッジを複数の組に分けてキャリッジの組を交互にキャリッジ退避位置に移動することを特徴とする(1)に記載の画像記録装置。
【0009】
(3)前記制御部は、前記ヘッド温度検出部により全ての交換する記録ヘッドの温度が記録ヘッドの交換が可能な温度に低下したことを検出すると、交換するヘッドを設けたキャリッジ毎に、順次、キャリッジ退避制御部により、交換する記録ヘッドを設けたキャリッジをキャリッジ退避位置に移動することを特徴とする(2)に記載の画像記録装置。
【0010】
(4)前記記録ヘッドの交換の際に、交換する記録ヘッドを設けたキャリッジと他のキャリッジとの間に冷却風を通風する冷却ファンを備える、ことを特徴とする(1)に記載の画像記録装置。
(【0011】以降は省略されています)
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