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公開番号2025090200
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205290
出願日2023-12-05
発明の名称画像形成装置
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B41J 21/00 20060101AFI20250610BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】印刷画像を詳細に確認できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、画像形成装置は、メモリと外部インターフェースとプロセッサと表示デバイスとを有する。メモリは、画像を印刷するための固定データを保存する。外部インターフェースは、固定データに合成するデータを入力するための外部入力装置に接続する。プロセッサは、外部入力装置により入力するデータと固定データとを合成した印刷データで印刷される画像を示すプレビュー画像を生成する。表示デバイスは、プレビュー画像にアクセスするためのアクセス情報を表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
画像を印刷するための固定データを保存するメモリと、
前記固定データに合成するデータを入力するための外部入力装置に接続する外部インターフェースと、
前記外部入力装置により入力するデータと前記固定データとを合成した印刷データで印刷される画像を示すプレビュー画像を生成するプロセッサと、
前記プレビュー画像にアクセスするためのアクセス情報を表示する表示デバイスと、
を有する画像形成装置。
続きを表示（約 670 文字）【請求項２】
前記プロセッサは、前記プレビュー画像にアクセスするためのアクセス情報をコード化したコード画像を生成し、
前記表示デバイスは、前記コード画像を表示する、
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
さらに、前記外部入力装置により入力するデータと前記固定データとを合成した印刷データに基づく画像を媒体に印刷するプリンタと、
操作指示を入力するための操作デバイスと、を有し、
前記プロセッサは、前記表示デバイスに前記コード画像を表示した状態において、前記操作デバイスにより印刷実行が指示された場合には前記プリンタによる前記印刷データに基づく画像の印刷を実行し、前記操作デバイスによりキャンセルが指示された場合には印刷データに基づく印刷を中止する、
請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項４】
さらに、外部機器と通信する通信インターフェースを有し、
前記プロセッサは、前記通信インターフェースを介して前記コード画像が示すアクセス情報によりアクセスした外部機器にプレビュー画像を表示させる、
請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項５】
さらに、外部サーバと通信する通信インターフェースを有し、
前記プロセッサは、前記プレビュー画像を前記外部サーバに保存し、前記外部サーバに保存した前記プレビュー画像の保存先にアクセスするためのアクセス情報をコード化したコード画像を生成する、
請求項２に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、商品などに添付するラベルを印刷する画像形成装置としてのバーコードプリンタがある。バーコードプリンタは、装置自身が生成する印刷データの画像をラベルに印刷するスタンドアロン印刷と呼ばれる機能を有する。スタンドアロン印刷は、コードリーダやキーボードなどの様々な入力装置から入力する可変データを固定データと合成してラベル印刷用の印刷データを生成する。
【０００３】
しかしながら、バーコードプリンタは、コストや筐体のサイズなどの制約から、大きな表示画面を有する表示デバイスを設けることが難しい。また、バーコードプリンタは、コストを抑えるために高価なタッチパネル付きの表示デバイスとすることも難しい。このため、従来のバーコードプリンタは、スタンドアロン印刷のために生成したラベル画像を表示デバイスに表示させても詳細に確認するのが難しいという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－１１１８５６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、上記した課題を解決するために、印刷画像を詳細に確認できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
実施形態によれば、画像形成装置は、メモリと外部インターフェースとプロセッサと表示デバイスとを有する。メモリは、画像を印刷するための固定データを保存する。外部インターフェースは、固定データに合成するデータを入力するための外部入力装置に接続する。プロセッサは、外部入力装置により入力するデータと固定データとを合成した印刷データで印刷される画像を示すプレビュー画像を生成する。表示デバイスは、プレビュー画像にアクセスするためのアクセス情報を表示する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタを含む印刷システムの構成例を概略的に示す図である。
図２は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタの構成例を示す斜視図である。
図３は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタが固定データに可変データを合成する前のラベルデータの例を示す図である。
図４は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタが図３のラベルデータによって印刷する印刷画像イメージを表す図である。
図５は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタが固定データに可変データを合成した後のラベルデータの例を示す図である。
図６は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタが図５のラベルデータによって印刷する印刷画像イメージを表す図である。
図７は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタにおける表示部に表示するデータ読取（入力）画面の表示例を示す図である。
図８は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタにおける表示部に表示するデータの読取結果画面の表示例を示す図である。
図９は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタにおける表示部に表示するプレビューリンク画面の表示例を示す図である。
図１０は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタを含む印刷システムのスマートデバイスがプレビュー画像を表示した例を示す図である。
図１１は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタを含む印刷システムの動作例を説明するためのシーケンスである。
図１２は、実施形態に係る画像形成装置としてのバーコードプリンタの動作例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、実施形態に係るバーコードプリンタ（ラベルプリンタ）１１を含む印刷システムの構成例について説明する。
図１は、実施形態に係るバーコードプリンタ１１を含む印刷システムの構成例を示す図である。
実施形態に係るバーコードプリンタ１１は、ラベルとして使用する媒体にラベルとして表示する画像を印刷する画像形成装置である。バーコードプリンタ１１は、ラベルに印刷する画像の印刷データ（以下、ラベルデータとも称する）を装置自身で生成し、装置自身で生成したオペレータの指示に応じて印刷データを媒体に印刷するスタンドアロン印刷機能を有する。
【０００９】
図１に示すように、バーコードプリンタ１１は、外部入力装置１２に接続するインターフェースを有する。外部入力装置１２は、例えば、コードリーダ１２１、スキャナ１２２、キーボード１２３、計り１２４、温度計１２５、デジタル複合機（ＭＦＰ、Ｍｕｌｔｉ－ＦｕｎｃｔｉｏｎａｌＰｅｒｉｐｈｅｒａｌ）１２６などである。
【００１０】
コードリーダ１２１は、バーコード又は２次元コードなどのコード画像を読み取るデバイスである。スキャナ１２２は、画像を読み取るデバイスである。キーボード１２３は、オペレータがテキスト情報を入力するためのデバイスである。計り１２４は、重さを計測するデバイスである。温度計１２５は、温度を計測するデバイスである。デジタル複合機（ＭＦＰ、Ｍｕｌｔｉ－ＦｕｎｃｔｉｏｎａｌＰｅｒｉｐｈｅｒａｌ）１２６は、スキャナなどを有する装置である。
（【００１１】以降は省略されています）

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