TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025089856
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204776
出願日
2023-12-04
発明の名称
エレベータのマシンハッチカバー装置およびマシンハッチ仕切装置
出願人
東芝エレベータ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B66B
11/04 20060101AFI20250609BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】機械室の床に設けられたマシンハッチの開放作業の効率を向上させることができるエレベータのマシンハッチカバー装置を提供する。
【解決手段】実施の形態によるエレベータのマシンハッチカバー装置は、床に固定された、マシンハッチに重なるベース開口部を含むベースと、マシンハッチを覆う一対のカバーと、を備えている。マシンハッチの互いに対向する一対の縁部のそれぞれにおいてカバーがベースに対して回動可能に設けられている。カバーは、マシンハッチを覆う閉塞位置と、マシンハッチを開放する開放位置との間でベースに対して回動可能である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
機械室の床に設けられた矩形状のマシンハッチを覆うエレベータのマシンハッチカバー装置であって、
前記床に固定された、前記マシンハッチに重なるベース開口部を含むベースと、
前記マシンハッチを覆う一対のカバーと、
を備え、
前記マシンハッチの互いに対向する一対の縁部のそれぞれにおいて前記カバーが前記ベースに対して回動可能に設けられ、
前記カバーは、前記マシンハッチを覆う閉塞位置と、前記マシンハッチを開放する開放位置との間で前記ベースに対して回動可能である、
エレベータのマシンハッチカバー装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記カバーを前記閉塞位置に保持する閉塞保持部
を更に備えた、請求項1に記載のエレベータのマシンハッチカバー装置。
【請求項3】
前記カバーを前記開放位置に保持する開放保持部
を更に備えた、
請求項1に記載のエレベータのマシンハッチカバー装置。
【請求項4】
前記カバーのそれぞれは、他方の前記カバーの側の縁部に設けられた切欠部を含み、
前記カバーが前記閉塞位置に位置づけられた場合、前記切欠部は、主ロープが通過する主ロープ開口部を構成している、
請求項1に記載のエレベータのマシンハッチカバー装置。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載のエレベータのマシンハッチカバー装置と、
前記カバーが前記開放位置に位置づけられている場合に、一方の前記カバーから他方の前記カバーに延びる複数の仕切部材と、
を備え、
前記仕切部材は、前記マシンハッチの4つの縁部のうちの前記カバーが設けられていない一対の縁部の上方に配置されている、
エレベータのマシンハッチ仕切装置。
【請求項6】
前記仕切部材は、棒状に形成された手摺を含み、
前記カバーの裏面に、手摺孔が設けられ、
前記カバーが前記開放位置に位置づけられている場合、前記手摺孔に、対応する前記手摺が挿入されている、
請求項5に記載のエレベータのマシンハッチ仕切装置。
【請求項7】
一対の前記カバーのうちの少なくとも一方の前記カバーの裏面に、前記手摺が保持可能である、
請求項6に記載のエレベータのマシンハッチ仕切装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施の形態は、エレベータのマシンハッチカバー装置およびマシンハッチ仕切装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
エレベータの乗りかごを昇降させる巻上機は、昇降路の上部に設けられた機械室に設置される場合がある。機械室の床には、巻上機の搬入および搬出を行うためのマシンハッチが設けられている。マシンハッチはカバーで塞がれるが、巻上機などの機器の搬入または搬出を行う際には、カバーが取り外される。カバーが取り外された状態では、機械室内の作業者の転落などを防止するために、マシンハッチの周囲に手摺が設置される。
【0003】
マシンハッチを塞ぐカバーは、多数のボルトで固定されているため、カバーを取り外す際にはこれらのボルトを取り外しており、マシンハッチの開放作業の効率が低下しているという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-117367号公報
特開2016-222415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
実施の形態は、機械室の床に設けられたマシンハッチの開放作業の効率を向上させることができるエレベータのマシンハッチカバー装置およびマシンハッチ仕切装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施の形態によるエレベータのマシンハッチカバー装置は、機械室の床に設けられた矩形状のマシンハッチを覆う装置である。エレベータのマシンハッチカバー装置は、床に固定された、マシンハッチに重なるベース開口部を含むベースと、マシンハッチを覆う一対のカバーと、を備えている。マシンハッチの互いに対向する一対の縁部のそれぞれにおいてカバーがベースに対して回動可能に設けられている。カバーは、マシンハッチを覆う閉塞位置と、マシンハッチを開放する開放位置との間でベースに対して回動可能である。
【0007】
実施の形態によるエレベータのマシンハッチ仕切装置は、上述したエレベータのマシンハッチカバー装置と、カバーが開放位置に位置づけられている場合に、一方のカバーから他方のカバーに延びる複数の仕切部材と、を備えている。仕切部材は、マシンハッチの4つの縁部のうちのカバーが設けられていない一対の縁部の上方に配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、エレベータの機械室に設置された巻上機を示す斜視図である。
図2は、本実施の形態によるマシンハッチカバー装置を拡大して示す斜視図であって、各カバーが閉塞位置に位置づけられている状態を示す斜視図である。
図3は、図2に示すマシンハッチカバー装置を示す平面図である。
図4は、図2に示すマシンハッチカバー装置を示す斜視図であって、各カバーが開放位置に位置づけられて、本実施の形態によるマシンハッチ仕切装置が構成されている状態を示す斜視図である。
図5は、図2に示すカバーが閉塞位置に位置づけられている場合の閉塞保持部を拡大して示す断面図である。
図6は、図4に示すカバーが開放位置に位置づけられている場合の開放保持部を拡大して示す斜視図である。
図7は、図4に示す手摺が保持されたカバーの裏面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態におけるエレベータのマシンハッチカバー装置およびマシンハッチ仕切装置について説明する。ここではまず、エレベータの機械室に設置された巻上機について説明する。
【0010】
図1に示すように、機械室1には、巻上機2が設置されている。巻上機2にはトラクションシーブ(図示せず)が連結されており、トラクションシーブに、乗りかごおよび釣り合い錘(いずれも図示せず)に連結された主ロープ3が巻き掛けられている。巻上機2が主ロープ3を巻き上げることにより、機械室1の下方に設けられた昇降路4内を乗りかごが昇降する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
懸吊装置
9か月前
ユニパルス株式会社
吊具
14日前
ユニパルス株式会社
吊具
11か月前
個人
海上コンテナ昇降装置
6か月前
ユニパルス株式会社
吊具装置
6か月前
ユニパルス株式会社
荷役装置
5か月前
ユニパルス株式会社
リフト装置
24日前
株式会社豊田自動織機
産業車両
7か月前
水戸工業株式会社
吊り具
2か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
5か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
10か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
4か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
15日前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
1か月前
大栄産業株式会社
クランプ
1か月前
白山工業株式会社
バランサ
3か月前
株式会社日本キャリア工業
昇降機
10か月前
株式会社キトー
タイヤ用吊具
1か月前
株式会社ユピテル
システム等
2か月前
個人
建築部材の吊り上げ装置
8か月前
株式会社豊田自動織機
フォークリフト
3か月前
新英運輸株式会社
自動車用台車
1か月前
フジテック株式会社
エレベータ
5か月前
株式会社豊田自動織機
フォークリフト
11か月前
株式会社五十鈴製作所
搬送装置
18日前
株式会社大林組
養生方法
8か月前
有限会社サエキ
玉掛用器具
6か月前
中坪造園有限会社
吊り荷降ろし具
25日前
白山工業株式会社
腕重量補償機構
8か月前
フジテック株式会社
エスカレータ
2か月前
株式会社キトー
吊具
9か月前
小野谷機工株式会社
ジャッキ装置
11か月前
株式会社タダノ
高所作業車
8か月前
ブラザー工業株式会社
架台
12か月前
ブラザー工業株式会社
架台
12か月前
ウエダ産業株式会社
鋼板保持装置
10か月前
続きを見る
他の特許を見る