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公開番号2025089110
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023204113
出願日2023-12-01
発明の名称搬送装置
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B41J 15/04 20060101AFI20250605BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】台紙の弛みを容易に除去可能にする。
【解決手段】搬送装置は、帯状の台紙と当該台紙に貼付されたラベルとで構成されるラベル用紙を搬送するプラテンローラと、前記プラテンローラに押し当てられる第1位置において当該プラテンローラとともに回転し、前記プラテンローラとの間に挟まれた前記台紙を搬送する剥離ローラと、前記プラテンローラと前記剥離ローラとの間の前記台紙に接して当該台紙の搬送方向を鋭角に折り返すことで前記ラベルを前記台紙から剥離させる剥離台と、前記剥離ローラの位置を、前記第1位置と、前記プラテンローラから離れた前記台紙の搬送方向下流側の第2位置との間で切り替える切替部と、前記第1位置と前記第2位置との間を移動する前記剥離ローラが転がり接触する台紙ガイドと、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
帯状の台紙と当該台紙に貼付されたラベルとで構成されるラベル用紙を搬送するプラテンローラと、
前記プラテンローラに押し当てられる第1位置において当該プラテンローラとともに回転し、前記プラテンローラとの間に挟まれた前記台紙を搬送する剥離ローラと、
前記プラテンローラと前記剥離ローラとの間の前記台紙に接して当該台紙の搬送方向を鋭角に折り返すことで前記ラベルを前記台紙から剥離させる剥離台と、
前記剥離ローラの位置を、前記第1位置と、前記プラテンローラから離れた前記台紙の搬送方向下流側の第2位置との間で切り替える切替部と、
前記第1位置と前記第2位置との間を移動する前記剥離ローラが転がり接触する台紙ガイドと、
を備える搬送装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記第2位置に位置する前記剥離ローラに接し、前記剥離ローラを回転させる手動の力を受けて前記剥離ローラに伝達する伝達部
をさらに備える請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記切替部は、前記第1位置と前記第2位置とを含む円周の中心を軸とした回動運動により前記剥離ローラを移動させるものである
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記台紙ガイドは、前記円周の半径方向に移動可能である
請求項3に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記台紙ガイドを、前記剥離ローラを押圧する向きに付勢する付勢部材をさらに備える
請求項4に記載の搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
帯状の台紙に規定サイズのラベルが所定間隔で貼付されたラベル用紙に印字するプリンタには、台紙からラベルを剥離させながら発行(剥離発行)するものがある(例えば特許文献1)。ラベルの剥離は、排紙口近傍に設けられた剥離台により台紙の進行方向を鋭角的に変更させることで行われる。上述のようなプリンタは、剥離排紙されるラベルが排紙口から取り去られると、次のラベルの発行を行う。
【0003】
ラベルが取り去られたかの判断は、排紙口近傍に設けられたセンサの出力に基づいて、剥離台から排紙口の間にラベルが存在するかを検知することで、行われる。しかしながら、剥離台で進行方向を変える台紙が剥離台に密着せずに弛んでいると、センサが台紙を検知することがある。この場合、ラベルの有無にかかわらずセンサ出力がラベルありを示すこととなり、不都合である。
【0004】
プリンタは、部品を兼用するなどして小型化を図られることがある。この場合、剥離発行のために台紙を搬送するための構造が、剥離台よりも下流側の台紙をプラテンローラに押し付ける剥離ローラであることがある。このような構造において、剥離ローラとプラテンローラとに挟まれた台紙は、プラテンローラが回転することにより搬送される。
【0005】
上述のような構造において、ラベル用紙をプラテンローラと印字ヘッドとに挟んだ後、プラテンローラに台紙を押し付ける位置に剥離ローラを位置させるにあたり、台紙を弛みなく張った状態にするのは容易ではない。また、台紙の弛みを除去するために、剥離ローラとプラテンローラとに挟まれた台紙を、プラテンローラを回すことなく引き出すのは困難である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、台紙の弛みを容易に除去できる搬送装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の搬送装置は、帯状の台紙と当該台紙に貼付されたラベルとで構成されるラベル用紙を搬送するプラテンローラと、前記プラテンローラに押し当てられる第1位置において当該プラテンローラとともに回転し、前記プラテンローラとの間に挟まれた前記台紙を搬送する剥離ローラと、前記プラテンローラと前記剥離ローラとの間の前記台紙に接して当該台紙の搬送方向を鋭角に折り返すことで前記ラベルを前記台紙から剥離させる剥離台と、前記剥離ローラの位置を、前記第1位置と、前記プラテンローラから離れた前記台紙の搬送方向下流側の第2位置との間で切り替える切替部と、前記第1位置と前記第2位置との間を移動する前記剥離ローラが転がり接触する台紙ガイドと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態にかかるプリンタの外観の一例を示す斜視図である。
図2は、プリンタを開放した状態の一例を示す斜視図である。
図3は、プリンタの構造の一例を概略的に側面視で示す図である。
図4は、剥離機構の外観を示す斜視図である。
図5は、剥離機構の内部構成を示す斜視図である。
図6は、ラベルの検知について説明する図である。
図7は、ラベルの検知について説明する図である。
図8は、ラベルの検知について説明する図である。
図9は、可動レバー、操作ホイール、および台紙ガイドの動作を示す図である。
図10は、可動レバー、操作ホイール、および台紙ガイドの動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、実施形態にかかるプリンタ1の外観の一例を示す斜視図である。プリンタ1は、筐体2、表示操作部3、開閉ボタン4及び排紙口5を備える。排紙口5が設けられている側がプリンタ1の正面側であり、排紙口5が設けられた面の反対側が背面側である。
【0010】
筐体2は、箱型の容器であって、上部ケース21及び下部ケース22を備えている。下部ケース22の正面(前面)の一部は、前部カバー23により構成されている。上部ケース21は下向きの開口部を、下部ケース22は上向きの開口部を有する。上部ケース21は、背面側の辺を、ヒンジ20によって、下部ケース22に回動自在に取り付けられている。これにより上部ケース21と下部ケース22とは回動自在に連結され、回動に伴い、互いの開口部を開閉する。
(【0011】以降は省略されています)

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