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公開番号
2025088682
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2024039273
出願日
2024-03-13
発明の名称
情報処理システム及びプログラム
出願人
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250604BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷物に対して行われる検査の閾値を設定する際に、再印刷に使用される消耗品の消費量を把握可能とする。
【解決手段】検査制御部34は、印刷装置である印刷装置20において印刷された複数ページからなる印刷物に対して行われる検査の閾値を第1の閾値とする設定を受け付ける。そして、検査制御部34は、設定された第1の閾値に基づいて行われる検査によって印刷不良と判定されるページを少なくとも含む第1の再印刷ページを特定する。そして、検査制御部34は、第1の再印刷ページの印刷に使用される消耗品の消費量である第1の消費量を表示部36に表示する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
印刷装置において印刷された複数ページからなる印刷物に対して行われる検査の閾値を第1の閾値とする設定を受け付け、
前記第1の閾値に基づいて行われる検査によって印刷不良と判定されるページを少なくとも含む第1の再印刷ページを特定し、
前記第1の再印刷ページの印刷に使用される消耗品の消費量である第1の消費量を表示する、
情報処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記検査の閾値の設定を受け付けるための表示と、前記第1の消費量の表示とを同一の画面内に表示する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記第1の再印刷ページは、前記第1の閾値に基づいて行われる検査によって印刷不良と判定されたページに後続する、印刷装置において印刷済みのページを含む、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記検査の閾値を第1の閾値とする設定を受け付けた場合に印刷されるページの構成を示す第1のページ構成を表示し、
前記第1のページ構成は、前記第1の再印刷ページを含む、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記印刷物のページ毎に検査の閾値の設定を受け付け、受け付けたページ毎の検査の閾値に基づいて各ページの検査を行う、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記第1のページ構成のページ数に対する前記第1の再印刷ページのページ数の割合である第1の損紙率を表示する、
請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記第1の閾値と前記第1の損紙率とを対応付けて保存し、
前記第1の閾値に基づいて新たな印刷物の検査を行った場合に予測される消耗品の消費量を前記第1の損紙率に基づいて表示する、
請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
印刷装置において印刷された複数ページからなる印刷物に対して行われる検査の閾値を第1の閾値とする設定を受け付け、
前記第1の閾値に基づいて行われる検査によって印刷不良と判定されるページを少なくとも含む第1の再印刷ページを特定し、
前記検査の閾値を第2の閾値とする設定を受け付け、
前記第2の閾値に基づいて行われる検査によって印刷不良と判定されるページを少なくとも含む第2の再印刷ページを特定し、
前記第1の再印刷ページの印刷に使用される消耗品の消費量である第1の消費量と、前記第2の再印刷ページの印刷に使用される消耗品の消費量である第2の消費量との差分を表示する、
情報処理システム。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記検査の閾値の設定を受け付けるための表示と、前記差分の表示とを同一の画面内に表示する、
請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記第1の再印刷ページは、前記第1の閾値に基づいて行われる検査によって印刷不良と判定されたページに後続する、印刷装置において印刷済みのページを含み、
前記第2の再印刷ページは、前記第2の閾値に基づいて行われる検査によって印刷不良と判定されたページに後続する、印刷装置において印刷済みのページを含む、
請求項8に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、検査用画像と読取画像との差分の度合いを示す差分レベルを算出し、算出された差分レベルと予め設定された基準差分レベルとを比較して、差分を結果レポートに表示するか否かを判定することにより、ユーザが把握する必要があると認識する欠陥のみを結果レポートに表示させるようにした画像検査レポート作成装置が開示されている。
【0003】
特許文献2には、印刷物を読み取った読取画像を解析して画像異常を検出して、印刷物を良品と不良品とに振り分けて排紙し、画像異常の検出閾値及び/又は検出項目の変更を受け付けると、排紙済みの印刷物の再判定を行い、良否判定が変更された印刷物の出力位置を通知するようにした画像処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-082421号公報
特開2020-205567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
印刷装置により印刷された複数ページからなる印刷物に対して、検査装置によりページ毎に汚れの有無を検査して、例えば大きさのような、あるパラメータに対して設定された閾値より大きい汚れが検出されたページを印刷不良であると判定するような場合がある。このような場合に、印刷物が正常であるか否かを判定する基準となる検査の閾値を小さくするほど印刷物の品質は向上するが、印刷不良とされたページを再印刷することにより印刷用紙及びトナー等の消耗品の消費量が増加してしまうことになる。逆に、検査の閾値を大きくするほど印刷物の品質が劣化してしまう。しかし、検査の閾値を設定する際に、再印刷に使用される消耗品の消費量をユーザが把握することができなかった。
【0006】
本開示の目的は、印刷物に対して行われる検査の閾値を設定する際に、再印刷に使用される消耗品の消費量を把握することが可能な情報処理システム及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1態様の情報処理システムは、プロセッサを備え、前記プロセッサは、
印刷装置において印刷された複数ページからなる印刷物に対して行われる検査の閾値を第1の閾値とする設定を受け付け、
前記第1の閾値に基づいて行われる検査によって印刷不良と判定されるページを少なくとも含む第1の再印刷ページを特定し、
前記第1の再印刷ページの印刷に使用される消耗品の消費量である第1の消費量を表示する。
【0008】
本開示の第2態様の情報処理システムは、第1態様の情報処理システムにおいて、前記プロセッサは、
前記検査の閾値の設定を受け付けるための表示と、前記第1の消費量の表示とを同一の画面内に表示する。
【0009】
本開示の第3態様の情報処理システムは、第1態様の情報処理システムにおいて、
前記第1の再印刷ページは、前記第1の閾値に基づいて行われる検査によって印刷不良と判定されたページに後続する、印刷装置において印刷済みのページを含む。
【0010】
本開示の第4態様の情報処理システムは、第1態様の情報処理システムにおいて、前記プロセッサは、
前記検査の閾値を第1の閾値とする設定を受け付けた場合に印刷されるページの構成を示す第1のページ構成を表示し、
前記第1のページ構成は、前記第1の再印刷ページを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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