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公開番号
2025088229
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202797
出願日
2023-11-30
発明の名称
インクセット及び記録方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41M
5/00 20060101AFI20250604BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】耐乾摩擦性及び耐湿摩擦性の両者に優れるインクセットを提供すること。
【解決手段】本発明の一実施形態に係るインクセットは、着色インク組成物と、クリアインク組成物と、を有するインクセットであって、前記着色インク組成物及び前記クリアインク組成物をインクジェット法により記録媒体に重ねて付着させ行う記録方法に用いるものであって、前記着色インク組成物は、色材を含有する水系の組成物であり、前記クリアインク組成物は、樹脂と、1,2-ヘキサンジオール3質量%水溶液100質量部への溶解量が1.0~3.0質量部であるシリコーン系界面活性剤と、を含有する水系の組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
着色インク組成物と、クリアインク組成物と、を有するインクセットであって、
前記着色インク組成物及び前記クリアインク組成物をインクジェット法により記録媒体に重ねて付着させ行う記録方法に用いるものであって、
前記着色インク組成物は、色材を含有する水系の組成物であり、
前記クリアインク組成物は、樹脂と、1,2-ヘキサンジオール3質量%水溶液100質量部への溶解量が1.0~3.0質量部であるシリコーン系界面活性剤と、を含有する水系の組成物である、インクセット。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記シリコーン系界面活性剤の含有量が、前記クリアインク組成物の総質量に対して0.3質量%以下である、請求項1に記載のインクセット。
【請求項3】
前記記録媒体が、インクを付着させる表面の表面粗さSaが0.3μm以上のポリオレフィン系フィルム基材である、請求項1に記載のインクセット。
【請求項4】
前記クリアインク組成物は、標準沸点250℃以上のアミンを含有する、請求項1に記載のインクセット。
【請求項5】
前記アミンの含有量が、前記クリアインク組成物の総質量に対して0.4質量%以下である、請求項4に記載のインクセット。
【請求項6】
前記クリアインク組成物に含有する前記樹脂のガラス転移温度Tgが60℃以上である、請求項1に記載のインクセット。
【請求項7】
前記着色インク組成物に含有する前記色材がキナクリドン系顔料である、請求項1に記載のインクセット。
【請求項8】
前記シリコーン系界面活性剤は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにおける分子量分布において、分子量300以上の範囲における最大ピークを分子量1000~3000の範囲に有するシリコーン系界面活性剤である、請求項1に記載のインクセット。
【請求項9】
請求項1に記載のインクセットを用いて行う記録方法であって、
前記着色インク組成物をインクジェット法で記録媒体に付着させる工程と、
前記クリアインク組成物をインクジェット法で前記記録媒体に付着させる工程と、を有し、
前記着色インク組成物と前記クリアインク組成物を前記記録媒体で重ねて付着させる、記録方法。
【請求項10】
前記記録媒体の前記着色インク組成物を付着させない領域に、前記クリアインク組成物を付着させる工程を有する、請求項9に記載の記録方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクセット及び記録方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録方法は、比較的単純な装置で、高精細な画像の記録が可能であり、各方面で急速な発展を遂げている。その中で、記録物の耐擦性向上のために、樹脂を含むクリアインクを併用する検討がされている。
【0003】
例えば、特許文献1には、主走査でインクジェットヘッドから着色インク組成物を吐出する記録領域と、該主走査でインクジェットヘッドから樹脂とシリコン系界面活性剤を含有するクリアインク組成物を吐出する記録領域と、が重なる領域を有する主走査を行うインクジェット記録方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-147307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
クリアインクを用いる場合において、耐擦性として、記録物が乾いた状態で擦られる場合の耐乾摩擦性と、記録物が湿ったり濡れたりした環境下で擦られる場合の耐湿摩擦性とがあり、耐乾摩擦性が劣る場合や、耐湿摩擦性が劣る場合があった。そのため、耐乾摩擦性及び耐湿摩擦性の両者に優れるようにすることが要求されている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るインクセットの一態様は、
着色インク組成物と、クリアインク組成物と、を有するインクセットであって、
前記着色インク組成物及び前記クリアインク組成物をインクジェット法により記録媒体に重ねて付着させ行う記録方法に用いるものであって、
前記着色インク組成物は、色材を含有する水系の組成物であり、
前記クリアインク組成物は、樹脂と、1,2-ヘキサンジオール3質量%水溶液100質量部への溶解量が1.0~3.0質量部であるシリコーン系界面活性剤と、を含有する水系の組成物である。
【0007】
本発明に係る記録方法の一態様は、
上記一態様のインクセットを用いて行う記録方法であって、
前記着色インク組成物をインクジェット法で記録媒体に付着させる工程と、
前記クリアインク組成物をインクジェット法で前記記録媒体に付着させる工程と、を有し、
前記着色インク組成物と前記クリアインク組成物を前記記録媒体で重ねて付着させるものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
インクジェット記録装置を模式的に示す概略断面図。
インクジェット記録装置のキャリッジ周辺の構成の一例を示す斜視図。
インクジェットヘッドの配置の一例を示す概略図。
インクジェットヘッドの配置の一例を示す概略図。
クリアインク組成物の組成例を示す図(表1)。
着色インク組成物の組成例を示す図(表2)。
各実施例及び各比較例並びに評価結果を示す図(表3)。
各実施例及び各比較例並びに評価結果を示す図(表4)。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態について説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の例を説明するものである。本発明は以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において実施される各種の変形形態も含む。なお、以下で説明される構成の全てが本発明の必須の構成であるとは限らない。
【0010】
本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
本明細書において、「(メタ)アクリル」とは、アクリル又はメタクリルを表し、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレート又はメタクリレートを表す。
(【0011】以降は省略されています)
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