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公開番号
2025088224
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202789
出願日
2023-11-30
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
B41J
29/00 20060101AFI20250604BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】カッターモータとモータドライバとの間を可及的に短くすることでノイズや電圧ドロップの発生を抑制することが可能となる画像形成装置を提供する。
【解決手段】複合機1は、シートSの搬送経路201を有する本体20と、シートSに画像を形成するプロセス部4と、シートSに形成された画像を定着させる定着器6と、搬送経路201において定着器6よりもシート搬送方向下流側にあるカッター位置に配置される移動刃15と、移動刃15をシート搬送方向と交差する切断方向に移動させるカッターモータ106と、を有するカッター10と、プロセス部4と定着器6とを制御するメイン基板100と、カッターモータ106を制御するDCモータドライバMD4が搭載されたサブ基板111と、を備え、メイン基板100とサブ基板111とは第1ハーネスHR1を介して接続され、サブ基板111とカッターモータ106とは第2ハーネスHR2を介して接続される。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
シートの搬送経路を有する装置本体と、
前記シートに画像を形成する画像形成部と、
加熱回転体と、前記加熱回転体との間でニップを形成する加圧回転体と、を有し、前記シートに形成された画像を前記シートに定着させる定着部と、
前記搬送経路において前記定着部よりもシート搬送方向下流側にあるカッター位置に配置される移動刃と、前記移動刃をシート搬送方向と交差する切断方向に移動させるカッターモータと、を有するカッターであって、前記移動刃が前記切断方向に移動することによって前記シートを切断するカッターと、
前記画像形成部と前記定着部とを制御するメイン基板と、
前記カッターモータを制御するモータドライバが搭載されたサブ基板と、
を備え、
前記メイン基板と前記サブ基板とは第1信号線を介して接続され、前記サブ基板と前記カッターモータとは第2信号線を介して接続される、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記装置本体は、第1側壁と前記第1側壁と対向する第2側壁とを有し、
前記メイン基板及び前記サブ基板はそれぞれ、その基板面が前記第1側壁と平行になるように配置され、
前記カッターモータは、前記第1側壁側に配置され、
前記移動刃は、前記第2側壁から前記第1側壁に向けた方向、又は、前記第1側壁から前記第2側壁に向けた方向である前記切断方向に移動可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記装置本体は、第1側壁と前記第1側壁と対向する第2側壁とを有し、
前記メイン基板は、その基板面が前記第1側壁と平行になるように配置され、
前記サブ基板は、その基板面が前記第1側壁に直交するように配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記メイン基板と前記サブ基板と前記カッターモータの順序で、前記第1側壁側に配置されている、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
更に、
前記カッターモータの回転情報を検出するためのエンコーダを備え、
前記エンコーダからの出力信号は、前記第2信号線と前記サブ基板と前記第1信号線とを経由して前記メイン基板に入力される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記装置本体は、
前記搬送経路の一部であって、前記カッター位置を経由して前記装置本体の外部に前記シートを排出するための第1排出経路と、
前記搬送経路の一部であって、前記第1排出経路とは異なる経路であり、前記装置本体の外部に前記シートを排出するための第2排出経路と、
を有し、
更に、
前記第1排出経路及び前記第2排出経路のうちのいずれか一方に前記シートを案内するフラッパと、
前記フラッパの切り替えを制御するフラッパ制御回路と、
を備え、
前記サブ基板には、前記フラッパ制御回路が搭載される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
更に、
前記搬送経路において前記定着部よりもシート搬送方向下流側、かつ前記カッター位置よりシート搬送方向上流側の位置に配置され、前記シートを搬送する第1排出ローラと、
前記カッター位置よりシート搬送方向下流側の位置に配置され、前記第1排出ローラにより搬送された前記シートを前記装置本体の外部に排出する第2排出ローラと、
前記カッター位置とは異なる位置であって、シート搬送方向における前記第1排出ローラと前記第2排出ローラとの間の検出位置に前記シートが存在するか否かを検出するシート検出センサと、
を備え、
前記シート検出センサからの出力信号は、前記第2信号線と前記サブ基板と前記第1信号線とを経由して前記メイン基板に入力される、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
更に、
前記移動刃の有無を検知するための有無センサ、
を備え、
前記有無センサからの出力信号は、前記第2信号線と前記サブ基板と前記第1信号線とを経由して前記メイン基板に入力される、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、画像形成されたシートをカッターで切断する画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、定型サイズの用紙を切断する画像形成装置が知られている。特許文献1には、シートを断裁位置まで搬送して停止し、その停止状態のシートを搬送方向と交差するシート幅方向に延びる断裁刃で断裁するようにした断裁装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-19469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置においてカッターをモータで駆動し、そのモータをモータドライバで制御する場合、モータとモータドライバが搭載されている基板との距離が離れていると、モータとモータドライバとの間に流れる電流によってノイズが生じたり、モータとモータドライバとの間の信号線が長くなることによる抵抗成分の増加によって電圧ドロップが生じたりすることがあった。
【0005】
本願は、カッターモータとモータドライバとの間を可及的に短くすることでノイズや電圧ドロップの発生を抑制することが可能となる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の画像形成装置は、シートの搬送経路を有する装置本体と、シートに画像を形成する画像形成部と、加熱回転体と、加熱回転体との間でニップを形成する加圧回転体と、を有し、シートに形成された画像をシートに定着させる定着部と、搬送経路において定着部よりもシート搬送方向下流側にあるカッター位置に配置される移動刃と、移動刃をシート搬送方向と交差する切断方向に移動させるカッターモータと、を有するカッターであって、移動刃が切断方向に移動することによってシートを切断するカッターと、画像形成部と定着部とを制御するメイン基板と、カッターモータを制御するモータドライバが搭載されたサブ基板と、を備え、メイン基板とサブ基板とは第1信号線を介して接続され、サブ基板とカッターモータとは第2信号線を介して接続される、ことを特徴とする。
【0007】
本願の画像形成装置では、モータドライバが搭載されているサブ基板を更に設けたことによって、カッターモータとサブ基板との距離を短くすることが可能となり、メイン基板からはサブ基板に対して駆動命令などの制御信号をモータドライバに送信するだけでよく、モータドライバが供給するカッターモータを駆動するための電流の経路となる第2信号線を短くすることができる。よってカッターモータとモータドライバとの間で生じる電流によるノイズ及び電圧ドロップを抑制することができる。
【0008】
また、装置本体は、第1側壁と第1側壁と対向する第2側壁とを有し、メイン基板及びサブ基板はそれぞれ、その基板面が第1側壁と平行になるように配置され、カッターモータは、第1側壁側に配置され、移動刃は、第2側壁から第1側壁に向けた方向、又は、第1側壁から第2側壁に向けた方向である切断方向に移動可能である、ことを特徴とする。
【0009】
このように、メイン基板とサブ基板とカッターモータはいずれも、第1側壁側に配置されているので、カッターモータを駆動するための電流の経路となる第2信号線をさらに短くすることができる。
【0010】
また、装置本体は、第1側壁と第1側壁と対向する第2側壁とを有し、メイン基板は、その基板面が第1側壁と平行になるように配置され、サブ基板は、その基板面が第1側壁に直交するように配置される、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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