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公開番号
2025088219
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202776
出願日
2023-11-30
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
B41J
11/42 20060101AFI20250604BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】シートの切断精度をより向上させることが可能となる技術を提供する。
【解決手段】複合機1のASIC105は、ステッピングモータドライバMD3を制御して排出モータ109を停止させた状態で、DCモータドライバMD4を用いて移動刃15を切断方向に移動させ、ステッピングモータドライバMD3を制御して排出モータ109を駆動させる場合において、DCモータドライバMD4を用いてカッターモータ106を停止させる。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部と、
加熱回転体と、前記加熱回転体との間でニップを形成する加圧回転体とを有し、シートに形成された画像をシートに定着させる定着部と、
シートの搬送経路を有する装置本体と、
前記搬送経路において前記定着部よりもシート搬送方向下流側にあるカッター位置に配置される移動刃を有するカッターであって、前記移動刃が前記シート搬送方向と交差する切断方向に移動することによって前記シートを切断するカッターと、
前記搬送経路に沿ったシート搬送方向にシートを搬送する搬送部であって、前記カッター位置よりもシート搬送方向下流側に位置し前記搬送経路上のシートを前記装置本体の外部に排出する排出ローラを有する搬送部と、
前記排出ローラを回転駆動させるための駆動力を伝達する排出モータと、
前記移動刃が前記切断方向に移動するための駆動力を前記カッターに伝達するカッターモータと、
前記排出モータの駆動を制御する排出モータドライバと、
前記カッターモータの駆動を制御するカッターモータドライバと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記排出モータドライバを制御して前記排出モータを停止させた状態で、前記カッターモータドライバを用いて前記移動刃を前記切断方向に移動させ、
前記排出モータドライバを制御して前記排出モータを駆動させる場合において、前記カッターモータドライバを用いて前記カッターモータを停止させる、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
前記移動刃は、初期位置から前記切断方向に移動し、
前記制御部は、
前記カッターモータの駆動力により前記移動刃を前記初期位置から前記切断方向に移動させて前記シートを切断する場合、
前記排出モータドライバを制御して前記排出モータを停止し、
その後、前記カッターモータドライバを制御して前記カッターモータを駆動することで前記移動刃を前記初期位置から前記切断方向に移動させて前記シートを切断し、
その後、前記排出モータドライバを制御して前記排出モータを駆動することで切断後の前記シートを前記装置本体の外部へ排出し、
その後、前記カッターモータドライバを制御して前記カッターモータを駆動することで前記移動刃を前記初期位置に戻す、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記排出モータドライバに向けて複数の制御信号を前記制御部の複数の端子からそれぞれ出力し、
前記複数の端子のうち一部の端子を用いて前記カッターモータドライバに向けて制御信号を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部の前記複数の端子は複数の信号線によって前記排出モータドライバと接続され、
前記複数の端子のうち前記一部の端子と前記排出モータドライバとを接続する前記複数の信号線のうち一部の信号線は、前記一部の信号線上の接続点と前記カッターモータドライバとが接続線によって接続される、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
更に、
前記排出モータドライバへの電源電圧の供給をオンオフする第1オンオフ回路と、
前記カッターモータドライバへの電源電圧の供給をオンオフする第2オンオフ回路と、
を備え、
前記第1オンオフ回路と前記第2オンオフ回路とがそれぞれ前記制御部に信号線によって接続され、
前記制御部は、
前記排出モータを駆動する場合は、前記第1オンオフ回路を用いて前記排出モータドライバへの電源電圧の供給をオンし、前記第2オンオフ回路を用いて前記カッターモータドライバへの電源電圧の供給をオフし、
前記カッターモータを駆動する場合は、前記第1オンオフ回路を用いて前記排出モータドライバへの電源電圧の供給をオフし、前記第2オンオフ回路を用いて前記カッターモータドライバへの電源電圧の供給をオンする、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
更に、
前記カッターモータドライバへの電源電圧の供給をオンオフするオンオフ回路、
を備え、
前記オンオフ回路と前記制御部とが信号線によって接続され、
前記制御部は、
前記排出モータを駆動する場合は、前記オンオフ回路を用いて前記カッターモータドライバへの電源電圧の供給をオフし、
前記カッターモータを駆動する場合は、前記オンオフ回路を用いて前記カッターモータドライバへの電源電圧の供給をオンする、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記排出モータは、ステッピングモータであり、
前記カッターモータは、DCモータであり、
前記制御部の一部の端子である第1端子と第2端子は、第1信号線と第2信号線とを介してそれぞれ前記ステッピングモータの回転方向と励磁相とを指示するための前記排出モータドライバの2つの端子に接続されるとともに、前記第1信号線上の第1接続点と前記第2信号線上の第2接続点とが信号線を介してそれぞれ前記DCモータの回転方向を指示するための前記カッターモータドライバの2つの端子に接続される、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項8】
更に、
前記カッターモータの回転情報を検出するためのエンコーダ、
を備え、
前記制御部の第3端子は、第3信号線を介して前記排出モータドライバを省電力モードに移行させるための前記排出モータドライバのスリープ端子に接続され、
前記制御部の第4端子は、第4信号線を介して前記排出モータの駆動制御の有効化/無効化を切り替える前記排出モータドライバのENB端子に接続され、
前記第3信号線上の第3接続点と前記第4信号線上の第4接続点は、信号線を介してそれぞれ前記エンコーダの2つの出力端子に接続される、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第3端子と前記第4端子とはそれぞれ、出力端子の機能及び入力端子の機能のいずれにも切替可能な端子であり、
前記制御部は、
前記排出モータドライバを制御するときには、前記第3端子及び前記第4端子の機能を前記出力端子の機能に切り替え、
前記カッターモータを制御するときには、前記第3端子及び前記第4端子の機能を前記入力端子の機能に切り替える、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部の第5端子は、第5信号線を介して前記排出モータドライバの電流入力端子に接続され、
前記制御部の第6端子は、第6信号線を介して前記カッターモータドライバの電流入力端子に接続され、
前記制御部は、
前記排出モータを駆動する場合は、前記第5端子から前記排出モータドライバの電流入力端子に向けて電流を出力するとともに、前記第6端子から前記カッターモータドライバの電流入力端子には電流を出力せず、
前記カッターモータを駆動する場合は、前記第5端子から前記排出モータドライバの電流入力端子に向けて電流を出力せずに、前記第6端子から前記カッターモータドライバの電流入力端子には電流を出力する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、画像形成されたシートをカッターで切断する画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、定型サイズのシートを切断する画像形成装置が知られている。特許文献1には、シートを断裁位置まで搬送して停止し、その停止状態のシートを搬送方向と交差するシート幅方向に延びる断裁刃で断裁するようにした断裁装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-19469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の画像形成装置においてシートの切断とシートの搬送とを独立に行った場合、シートの搬送中にシートを断裁したり、シートの断裁中にシートを搬送したりする可能性があるため、シートの切断精度に影響を及ぼす虞があった。
【0005】
本願は、シートの切断精度をより向上させることが可能となる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、加熱回転体と、加熱回転体との間でニップを形成する加圧回転体とを有し、シートに形成された画像をシートに定着させる定着部と、シートの搬送経路を有する装置本体と、搬送経路において定着部よりもシート搬送方向下流側にあるカッター位置に配置される移動刃を有するカッターであって、移動刃が切断方向に移動することによってシートを切断するカッターと、搬送経路に沿ったシート搬送方向にシートを搬送する搬送部であって、カッター位置よりもシート搬送方向下流側に位置し搬送経路上のシートを装置本体の外部に排出する排出ローラを有する搬送部と、 排出ローラを回転駆動させるための駆動力を伝達する排出モータと、移動刃が切断方向に移動するための駆動力をカッターに伝達するカッターモータと、排出モータの駆動を制御する排出モータドライバと、カッターモータの駆動を制御するカッターモータドライバと、制御部と、を備え、制御部は、排出モータドライバを制御して排出モータを停止させた状態で、カッターモータドライバを用いて刃を切断方向に移動させ、排出モータドライバを制御して排出モータを駆動させる場合において、カッターモータドライバを用いてカッターモータは停止させる、ことを特徴とする。
【0007】
本願の画像形成装置では、カッターモータを駆動させるときには、排出モータを駆動させないので、シートが確実に停止している状態でシートの切断が実行される。逆に、排出モータを駆動させるときには、カッターモータを駆動させないので、シートの切断中にシートが搬送されることもない。したがって、シートの切断精度はより向上する。
【0008】
また、移動刃は、初期位置から切断方向に移動し、制御部は、カッターモータの駆動力により移動刃を初期位置から切断方向に移動させてシートを切断する場合、排出モータドライバを制御して排出モータを停止し、その後、カッターモータドライバを制御してカッターモータを駆動することで移動刃を初期位置から切断方向に移動させてシートを切断し、その後、排出モータドライバを制御して排出モータを駆動することで切断後のシートを装置本体の外部へ排出し、その後、カッターモータドライバを制御してカッターモータを駆動することで刃を初期位置に戻す、ことを特徴とする。
【0009】
このように、カッターモータの駆動力により移動刃を初期位置から切断方向に移動させてシートを切断する場合、カッターモータを駆動させるときには、排出モータを停止させ、排出モータを駆動させるときには、カッターモータを停止させるので、シートが確実に停止している状態でシートの切断が実行されるとともに、シートの切断中にシートが搬送されることもない。したがって、シートの切断精度はより向上する。
【0010】
また、制御部は、排出モータドライバに向けて複数の制御信号を制御部の複数の端子からそれぞれ出力し、複数の端子のうち一部の端子を用いてカッターモータドライバに向けて制御信号を出力する、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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