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公開番号
2025087070
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201446
出願日
2023-11-29
発明の名称
液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/16 20060101AFI20250603BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】固定板の変形を抑制した液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供する。
【解決手段】液体を噴射する複数の第1ノズルを有する第1ヘッドチップと、前記第1ヘッドチップが固定され、前記複数の第1ノズルを露出するための第1露出開口を有する固定板40と、前記固定板40との間で前記第1ヘッドチップを保持するホルダー30と、前記ホルダー30と前記固定板40との間に配置された補強板50と、を備え、前記補強板50は、前記固定板40と前記補強板50との積層方向に見て、前記第1露出開口を囲む第1開口と、前記第1開口とは異なる位置に貫通孔54と、を有し、前記貫通孔54は、第1接着剤72によって閉塞されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を噴射する複数の第1ノズルを有する第1ヘッドチップと、
前記第1ヘッドチップが固定され、前記複数の第1ノズルを露出するための第1露出開口を有する固定板と、
前記固定板との間で前記第1ヘッドチップを保持するホルダーと、
前記ホルダーと前記固定板との間に配置された補強板と、
を備え、
前記補強板は、前記固定板と前記補強板との積層方向に見て、前記第1露出開口を囲む第1開口と、前記第1開口とは異なる位置に貫通孔と、を有し、
前記貫通孔は、第1接着剤によって閉塞されている、
ことを特徴とする液体噴射ヘッド。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記固定板と前記補強板との積層方向に沿った断面において、前記貫通孔の50%以上を前記第1接着剤が閉塞している、
請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項3】
前記固定板と前記補強板とは、第2接着剤によって互いに接着されており、
前記貫通孔の内部には、前記第2接着剤の一部が配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項4】
前記第1接着剤と前記第2接着剤とは、異なる種類の接着剤である、
ことを特徴とする請求項3に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項5】
前記第1接着剤のヤング率は、前記第2接着剤のヤング率よりも高い、
ことを特徴とする請求項4に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項6】
前記第1接着剤は、エポキシ系の熱硬化型接着剤である、
ことを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項7】
前記補強板は、前記固定板に固定された第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、
前記第1接着剤は、前記第2面に形成された前記貫通孔の開口からはみ出さない、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項8】
前記補強板は、前記固定板に固定された第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、
前記第2面の前記貫通孔の周縁部は、前記第1面から前記第2面に向かう方向に突出したバリを有し、
前記ホルダーの前記補強板と固定される面は、前記第1面から前記第2面に向かう前記方向に凹む凹部を有し、
前記凹部は、前記積層方向に見て、前記貫通孔を囲む、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項9】
液体を噴射する複数の第2ノズルを有する第2ヘッドチップを備え、
前記固定板は、前記第2ヘッドチップが固定され、且つ、前記複数の第2ノズルを露出するための第2露出開口を有し、
前記ホルダーは、前記固定板との間で前記第2ヘッドチップを保持し、
前記補強板は、前記積層方向に見て、前記第2露出開口を囲む第2開口を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項10】
前記貫通孔は、互いに隣り合う前記第1開口と前記第2開口との間に配置される、
ことを特徴とする請求項9に記載の液体噴射ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インクジェット方式のプリンターに代表されるように、インク等の液体を噴射する液体噴射ヘッドを具備する液体噴射装置が知られている。
【0003】
液体噴射ヘッドは、液体を噴射するノズルが設けられたヘッドチップと、ヘッドチップを保持するホルダーと、ヘッドチップの液体噴射面側に設けられた固定板と、固定板を補強する補強板と、を具備する。補強板には、ホルダーと固定板とを導通させる凸部を挿通するための挿通孔や、温度センサーを固定板側に露出させるためのセンサー用露出孔などの貫通孔が設けられる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-185739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術のように補強板に貫通孔が形成されていると、固定板の貫通孔に対向する部分の強度が低下し、媒体の搬送不良等によって固定板に媒体が衝突した際などに固定板が変形する虞があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本発明の態様は、液体を噴射する複数の第1ノズルを有する第1ヘッドチップと、前記第1ヘッドチップが固定され、前記複数の第1ノズルを露出するための第1露出開口を有する固定板と、前記固定板との間で前記第1ヘッドチップを保持するホルダーと、前記ホルダーと前記固定板との間に配置された補強板と、を備え、前記補強板は、前記固定板と前記補強板との積層方向に見て、前記第1露出開口を囲む第1開口と、前記第1開口とは異なる位置に貫通孔と、を有し、前記貫通孔は、第1接着剤によって閉塞されている、ことを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
【0007】
また、本発明の他の態様は、上記に記載の液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドへ供給する液体を貯留する液体貯留部と、を備えることを特徴とする液体噴射装置にある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係る液体噴射装置の概略構成を示す図である。
本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの分解斜視図である。
本発明の実施形態1に係るホルダー及びヘッドチップの平面図である。
本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの断面図である。
本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの要部を拡大した断面図である。
本発明の実施形態1に係る補強板の要部平面図である。
本発明の実施形態2に係る液体噴射ヘッドの断面図である。
本発明の実施形態2に係る液体噴射ヘッドの要部を拡大した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本発明の一態様を示すものであって、本発明の範囲内で任意に変更可能である。各図において同じ符号を付したものは、同一の部材を示しており、適宜説明が省略されている。また、各図においてX、Y、Zは、互いに直交する3つの空間軸を表している。本明細書では、これらの軸に沿った方向をX方向、Y方向、及びZ方向とする。各図の矢印が向かう方向を正(+)方向、矢印の反対方向を負(-)方向として説明する。また、正方向及び負方向を限定しない3つの空間軸の方向については、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向として説明する。
【0010】
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射装置1の概略構成を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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