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公開番号
2025086202
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023200105
出願日
2023-11-27
発明の名称
印刷装置
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/21 20060101AFI20250530BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】白点の発生を抑制するための前処理液およびホワイトインクの吐出量を容易に設定することが可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】制御部は、前処理液の吐出量とホワイトインクの吐出量との組み合わせからなる印刷条件がそれぞれ異なる複数のパッチ42を布に印刷するよう前処理液吐出ヘッド、ホワイトインク吐出ヘッド、およびカラーインク吐出ヘッドを制御する。制御部は、印刷された複数のパッチ42を読み取って生成された画像データに基づき、各パッチ42における白点レベルを判断し、各パッチ42における印刷条件および白点レベルを提示して、本印刷時における印刷条件の選択を受け付ける。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを凝集させる前処理液を吐出する第1吐出部と、
ホワイトインクを吐出する第2吐出部と、
カラーインクを吐出する第3吐出部と、
前記第1吐出部が前記前処理液を布に吐出し、前記前処理液が吐出された布にウェットオンウェット法で前記第2吐出部が前記ホワイトインクを吐出し、前記前処理液および前記ホワイトインクが吐出された布にウェットオンウェット法で前記第3吐出部が前記カラーインクを吐出して布に印刷するよう制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記前処理液の吐出量と前記ホワイトインクの吐出量との組み合わせからなる印刷条件がそれぞれ異なる複数のパッチを布に印刷するよう前記第1乃至第3吐出部を制御し、
印刷された前記複数のパッチを読み取って生成された画像データに基づき、各パッチにおける白点の発生度合いを判断し、
各パッチにおける印刷条件および白点の発生度合いを提示して、本印刷時における印刷条件の選択を受け付けることを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
印刷された各パッチの濃度の測定結果に基づき、各パッチの濃度レベルを判断し、
各パッチにおける印刷条件および白点の発生度合いとともに濃度レベルを提示することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
複数色のカラーインクでカラー印刷可能なインクジェット印刷装置において、テストパターンを印刷し、その印刷画像を測色した結果を用いて、印刷対象の画像データを補正する技術が知られている(特許文献1参照)。このような技術により、装置の個体差や経年変化による色再現性の低下を軽減して良好な画像を得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-192942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、衣類等の布に印刷を行うインクジェット印刷装置のなかには、カラーインクを吐出する前に、インクを凝集する前処理液、および布の色を隠蔽するホワイトインクを吐出するものがある。
【0005】
このようなインクジェット印刷装置では、上述したテストパターンの印刷画像の測色による画像データの補正を行っても、良好な画像が得られないことがある。具体的には、布の繊維の毛羽立ちや、ホワイトインクとカラーインクとが混ざること等により、カラーインクの下のホワイトインクが露出して白点が生じることがある。
【0006】
ここで、白点の生じやすさは、前処理液およびホワイトインクの吐出量によって異なる。また、白点の発生を抑制するために適切な前処理液およびホワイトインクの吐出量は、布の種類、布の表面の毛羽立ち等の状態、印刷時の環境温度や湿度等によって変化する。
【0007】
このため、ユーザは、前処理液およびホワイトインクの吐出量を適切に設定するために、テスト印刷を繰り返し行う必要があり、作業時間や廃棄される布の増大を招いていた。そこで、白点の発生を抑制するための前処理液およびホワイトインクの吐出量を容易に設定できる技術が要望されていた。
【0008】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、白点の発生を抑制するための前処理液およびホワイトインクの吐出量を容易に設定することが可能な印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の印刷装置は、インクを凝集させる前処理液を吐出する第1吐出部と、ホワイトインクを吐出する第2吐出部と、カラーインクを吐出する第3吐出部と、前記第1吐出部が前記前処理液を布に吐出し、前記前処理液が吐出された布にウェットオンウェット法で前記第2吐出部が前記ホワイトインクを吐出し、前記前処理液および前記ホワイトインクが吐出された布にウェットオンウェット法で前記第3吐出部が前記カラーインクを吐出して布に印刷するよう制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記前処理液の吐出量と前記ホワイトインクの吐出量との組み合わせからなる印刷条件がそれぞれ異なる複数のパッチを布に印刷するよう前記第1乃至第3吐出部を制御し、印刷された前記複数のパッチを読み取って生成された画像データに基づき、各パッチにおける白点の発生度合いを判断し、各パッチにおける印刷条件および白点の発生度合いを提示して、本印刷時における印刷条件の選択を受け付けることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の印刷装置によれば、白点の発生を抑制するための前処理液およびホワイトインクの吐出量を容易に設定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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