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公開番号2025106664
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-16
出願番号2024000059
出願日2024-01-04
発明の名称シート搬送装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人
主分類B65H 7/06 20060101AFI20250709BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ジャムが検出された場合において、生産性の低下を招くことなく、給紙部に残留した用紙を取り除くことができるシート搬送装置を提供する。
【解決手段】1次給紙部12から搬送されたシートPが当接した後、所定のタイミングでシートPを送り出すレジストローラ14と、レジストローラ14から送り出されたシートPを搬送する搬送ベルト133と、印刷処理が施されたシートPを案内し、反転させた後、再び搬送ベルト133に送り出す反転部50と、シート浮きが検知された際、シートPを反転部50に向けて案内する状態に第1切り替え部90を切り替え、レジストローラ14を逆回転させてシートPを逆転搬送し、反転部50に向けて送り出す制御部60とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
給紙部から搬送されたシートの搬送方向の端部が当接し、該当接によって前記シートを斜行補正した後、所定のタイミングで前記シートを送り出すレジストローラと、
該レジストローラから送り出されたシートを搬送する搬送部と、
該搬送部によって搬送される間に印刷処理が施されたシートを案内し、反転させた後、再び前記搬送部の搬送方向上流側に反転後のシートを送り出す反転部と、
前記反転部から送り出されたシートを前記レジストローラに向けて案内する状態と、前記レジストローラによって逆転搬送されたシートを前記反転部に向けて案内する状態とを切り替える第1切り替え部と、
シートのジャムを検出するジャム検出部と、
前記ジャム検出部によってジャムが検出された際、前記シートを前記反転部に向けて案内する状態に前記第1切り替え部を切り替え、前記レジストローラを逆回転させることによって前記レジストローラに挟持されたシートを搬送方向上流側に逆転搬送し、前記反転部に向けて送り出すよう制御する制御部とを備えたシート搬送装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記搬送部の鉛直方向下側に設けられ、前記レジストローラから送り出されたシートを受け入れる下部排紙部と、
前記レジストローラから送り出されたシートを前記搬送部に向けて案内する状態と、前記下部排紙部に向けて案内する状態とを切り替える第2切り替え部とをさらに備え、
前記制御部が、前記ジャム検出部によってジャムが検出された際、前記レジストローラを逆回転させることによって前記レジストローラに挟持されたシートを搬送方向上流側に逆転搬送し、前記シートの搬送方向下流側の端部が前記レジストローラに挟持された時点において、前記シートを前記下部排紙部に向けて案内する状態に前記第2切り替え部を切り替え、前記レジストローラを正回転させることによって前記シートを前記下部排紙部に向けて搬送し、前記シートの搬送方向上流側の端部が前記レジストローラによって挟持された時点において、前記シートを前記反転部に向けて案内する状態に前記第1切り替え部を切り替え、前記レジストローラを逆回転させて前記シートを前記反転部に向けて送り出す請求項1記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記下部排紙部が、前記シートを受け入れて積載するトレイ部と、前記トレイ部に前記シートが積載されたことを検出するシート検出部とを備え、
前記制御部が、前記シート検出部による検出結果を報知する請求項2記載のシート搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給紙部から給紙されたシートを印刷処理が施される搬送部に向けて搬送するシート搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、搬送経路上を搬送される印刷媒体に対して、インクジェットヘッドからインクを吐出して印刷処理を行うインクジェット印刷装置が提案されている。
【0003】
たとえば給紙部から給紙された用紙をレジストローラによって斜行補正した後、レジストローラから搬送ベルトなどの搬送部に用紙を送り出し、搬送部による搬送中に印刷処理を行うインクジェット印刷装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-70288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上述したようなインクジェット印刷装置において、給紙部から搬送部に向けて給紙搬送中に、いわゆる用紙浮きや重送が検知された場合、用紙の搬送動作は一旦停止される。このように用紙の搬送動作を停止すると、装置内に複数の用紙が残留している状態となる。
【0006】
たとえば用紙浮きや重送を検知した場合、これ以上のジャム状態の悪化を防止するため給紙部を停止して、搬送部以降の下流のジャム用紙を排出したとしても、給紙部から搬送部に用紙が残留し、用紙を除去するユーザにとって非常に負担となる。
【0007】
特に、給紙部に残留した用紙は、搬送部までに至る場合が多く、搬送部を下降させないと取り除けないため、下降が終了するまでの待ち時間が生じたり、前扉をあけて装置内部にアクセスする作業が生じ、生産性の低下となる。
【0008】
特許文献1では、給紙部でジャムが発生した場合、レジストローラが逆回転して、給紙部に用紙を戻す方法が提案されている。
【0009】
しかしながら、給紙部に戻した用紙を再給紙した場合、ローラの紙粉が用紙に付着している可能性があるため、紙粉の上から印字をすることとなり、印刷後に紙粉が移動し、文字欠けなどが発生する可能性がある。
【0010】
また、レジストローラが逆転して戻された用紙を再給紙しない場合でも、給紙トレイに戻されるため、ユーザがこれを取り除かなければ、通紙していない新しい用紙(紙粉付着がない用紙)を給紙することができず、生産性の低下となる。
(【0011】以降は省略されています)

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