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公開番号2025093590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209338
出願日2023-12-12
発明の名称インクジェット印刷装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250617BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】単一のインク循環システムを用いて適切に印刷を実行する。
【解決手段】ラインヘッド11,12,13,14からインクを水平方向に吐出して印刷媒体Pに印刷するインクジェット印刷装置1において、印刷媒体Pを載置して垂直方向に移動させる昇降ユニット2と、ノズル列方向が垂直方向と直行する方向になるように配置されたラインヘッド11,12,13,14と、を備え、昇降ユニット2により印刷媒体Pを垂直方向に移動させながら、ラインヘッド11,12,13,14からインクを吐出させることにより印刷媒体Pに印刷する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
インクジェットヘッドからインクを水平方向に吐出して媒体に印刷するインクジェット印刷装置において、
媒体を載置して垂直方向に移動させる昇降装置と、
ノズル列方向が垂直方向と直行する方向になるように配置されたインクジェットヘッドと、を備え、
前記昇降装置により前記媒体を垂直方向に移動させながら、前記インクジェットヘッドからインクを吐出させることにより前記媒体に印刷する
ことを特徴とするインクジェット印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鉛直方向に立設する印刷面を有する箱体に印刷するインクジェット印刷装置に関する。
続きを表示(約 970 文字)【背景技術】
【0002】
従来、製函済みの段ボールをベルトコンベア等に乗せ水平方向に移動させながら段ボール側面に印刷を行っていた。
【0003】
図1,図2は、特許文献1に示すような従来のインクジェット印刷装置を示した図である。
【0004】
図1,図2に示すように、従来のインクジェット印刷装置A1は、ヘッドユニットA10と、搬送ユニットA2と、インク循環ユニットA5とを備えている。
【0005】
搬送ユニットA2は、印刷媒体Pを図1に示す矢印方向に搬送する。印刷媒体Pとしては、たとえば図1に示すような鉛直方向に立設する印刷面を有する箱体(たとえば段ボール箱など)が用いられる。
【0006】
搬送ユニットA2は、支持台A3と、搬送ベルト部A4とを備えている。支持台A3は、搬送ベルト部A4を支持する台である。
【0007】
搬送ベルト部A4は、印刷媒体Pの搬送方向に直交する方向に延設された2本のプラテンローラと搬送ベルトなどを備える。2本のプラテンローラは、印刷媒体Pの搬送方向について離間して平行に配置される。そして、平行に配列された2本のプラテンローラ間に環状の搬送ベルトが掛け渡される。プラテンローラが回転して搬送ベルトが移動し、これにより印刷媒体Pが搬送される。
【0008】
ヘッドユニットA10は、搬送ユニットA2によって搬送された印刷媒体Pの印刷面に対してインクを吐出することによって印刷を施す。
【0009】
ヘッドユニット10は、図1に示すように、4本のラインヘッドA11,A12,A13,A14を有する。4本のラインヘッドA11~A14は、印刷媒体Pの搬送方向に対して直行するように、鉛直方向に配置されている。
【0010】
インク循環ユニットA5は、ヘッドユニットA10へインクを供給し、印刷に用いられなかった余剰のインクを回収し、回収したインクを一次貯蔵した後、再供給するユニットである。インク循環ユニットA5は、複数のインク循環システムA51~A53を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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