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公開番号2025113755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008073
出願日2024-01-23
発明の名称搬送ローラの摩耗検知装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 7/02 20060101AFI20250728BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】簡易な構成で適切な時期にローラを交換する。
【解決手段】多数の用紙を積層状態で載置する給紙台と、この給紙台の上方位置に配置された給紙開始搬送手段であるスクレーパロール3と、給紙台の搬送下流位置の下方に設けられたガイド板4と、このガイド板4の直ぐ搬送下流位置の下方に設けられたサバキ板5と、このサバキ板5の上方に配置されたピックアップロール6とを備えた給紙装置に適用される搬送ローラの摩耗検知装置であって、スクレーパロール3またはピックアップロール6である搬送ローラの形状を撮影して形状状態を測定する計測手段101と、搬送ローラと同様の搬送ローラの所定の形状データと撮影した形状状態とを比較して撮影した搬送ローラの摩耗具合を検知する検知手段102とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
媒体を搬送する搬送ローラの形状を撮影して形状状態を測定する計測手段と、
前記搬送ローラと同様の搬送ローラの所定の形状データと前記撮影した形状状態とを比較して前記撮影した搬送ローラの摩耗具合を検知する検知手段と、
を備えたことを特徴とする搬送ローラの摩耗検知装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、搬送ローラの摩耗を検知する搬送ローラの摩耗検知装置に関する。
続きを表示（約 940 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の給紙装置として、特許文献１に記載されるようなものが知られている。
【０００３】
特許文献１に記載の給紙装置では、外形がギザ状ゴムのピックアップロールが用いられている。
【０００４】
また、特許文献２には、ローラの表面変位をセンサ等により測定して交換時期を指示するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２３－１３３７７９号公報
特開２００１－２９４３４２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、特許文献１に記載の給紙装置では、ピックアップロールが摩耗すると給紙性能が低下するため、摩耗状態を確認して交換が必要となる。そのため専門のサービスマンによる確認が望ましいが、手間がかかるため摩耗状態に関わらずに定期的に新品に交換していることがあり経済的ではない。
【０００７】
また、特許文献２に記載のシステムでは、ローラの表面変位をセンサ等により測定するが、それぞれに変位センサ等を用いると構成が複雑になり、経済的にもあまり望ましくない。
【０００８】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で適切な時期にローラを交換することができる搬送ローラの摩耗検知装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
上記目的を達成するため、本発明に係る搬送ローラの摩耗検知装置の特徴は、
媒体を搬送する搬送ローラの形状を撮影して形状状態を測定する計測手段と、
前記搬送ローラと同様の搬送ローラの所定の形状データと前記撮影した形状状態とを比較して前記撮影した搬送ローラの摩耗具合を検知する検知手段と、を備えたことにある。
【発明の効果】
【００１０】
本発明に係る搬送ローラの摩耗検知装置の特徴によれば、簡易な構成で適切な時期にローラを交換することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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