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公開番号
2025137030
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035998
出願日
2024-03-08
発明の名称
油性インクジェットインク
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09D
11/36 20140101AFI20250911BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】保存安定性と印刷物の画像濃度とのバランスに優れる油性インクジェットインクを提供することである。
【解決手段】着色樹脂粒子、非着色樹脂粒子、及び非水系溶剤を含み、前記着色樹脂粒子の平均粒子径が150nm~350nmの範囲であり、前記非着色樹脂粒子の平均粒子径が前記着色樹脂粒子の平均粒子径より大きく、かつ、前記着色樹脂粒子の平均粒子径の2.0倍以下である、油性インクジェットインク。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
着色樹脂粒子、非着色樹脂粒子、及び非水系溶剤を含み、
前記着色樹脂粒子の平均粒子径が150nm~350nmの範囲であり、
前記非着色樹脂粒子の平均粒子径が前記着色樹脂粒子の平均粒子径より大きく、かつ、前記着色樹脂粒子の平均粒子径の2.0倍以下である、
油性インクジェットインク。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記着色樹脂粒子が、顔料と、酸価が120mgKOH/g以上の(メタ)アクリル樹脂型顔料分散剤とを含む、請求項1記載の油性インクジェットインク。
【請求項3】
前記着色樹脂粒子の平均粒子径が200~280nmの範囲である、請求項1又は2記載の油性インクジェットインク。
【請求項4】
前記非着色樹脂粒子の平均粒子径が、前記着色樹脂粒子の平均粒子径の1.05~1.3倍の範囲である、請求項1又は2記載の油性インクジェットインク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、油性インクジェットインクに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録方式は、流動性の高いインクを微細なノズルから液滴として噴射し、ノズルに対向して置かれた基材に画像を記録するものであり、低騒音でありながら高速印刷が可能であることから、近年急速に普及している。このようなインクジェット記録方式に用いられるインクとして、水を主溶媒とする水性インク、重合性モノマを主成分とする紫外線硬化型インク(UVインク)、ワックスを主成分とするホットメルトインク(固体インク)、非水系溶剤を主溶媒とする非水系インクが知られている。非水系インクは、主溶媒が揮発性有機溶剤であるソルベントインク(溶剤系インク)と、主溶媒が低揮発性あるいは不揮発性の有機溶剤である油性インク(オイル系インク)に分類できる。ソルベントインクは主に有機溶剤の蒸発によって乾燥するのに対して、油性インクは有機溶媒の基材への浸透が主となって乾燥する。
【0003】
油性インクは水性インクに比べて基材表面での乾燥性が良好であり、印刷用紙等のカールが発生しにくく、印刷適性に優れている。特許文献1には、着色樹脂粒子、塩基性分散剤、及び非水系溶剤を含み、着色樹脂粒子が色材と所定の単位によって特定される(メタ)アクリル系樹脂を含む油性インクが開示されており、基材に対するインクの定着性及び発色性と、インクの保存安定性とを改善することを課題としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-053069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
先述のとおり、油性インクは低揮発性あるいは不揮発性の非水系溶剤が基材に浸透することが主となって乾燥する。そのため、油性インクにおいては色材が非水系溶剤と共に基材の内部まで浸透してしまい、基材表面に留まる色材量が低減することにより画像濃度の低下を引き起こすことがある。
【0006】
特許文献1には、着色樹脂粒子において、(メタ)アクリル樹脂がカルボキシ基を有する単位、及び芳香環を有する単位とともに、リン酸基及び/またはリン酸エステル基を有する単位を有することにより、溶剤からの着色樹脂粒子の離脱性を高め、印刷物の発色性を得ようとしている。しかしながら、特許文献1に記載された油性インクは、特に保存安定性の面で、十分な性能を有するものではなかった。
【0007】
本開示は、保存安定性と印刷物の画像濃度とのバランスに優れる油性インクジェットインクを提供することを課題の一つとする。より具体的には、保存安定性及び画像濃度のどちらも犠牲にすることなく、かつ、少なくともどちらか一方の性能において優れた性能を有する油性インクジェットインクを提供することを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一実施形態は、着色樹脂粒子、非着色樹脂粒子、及び非水系溶剤を含み、前記着色樹脂粒子の平均粒子径が150nm~350nmの範囲であり、前記非着色樹脂粒子の平均粒子径が前記着色樹脂粒子の平均粒子径より大きく、かつ、前記着色樹脂粒子の平均粒子径の2.0倍以下である、油性インクジェットインクに関する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、保存安定性と印刷物の画像濃度とのバランスに優れる油性インクジェットインクを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明のいくつかの実施形態について詳しく説明するが、本開示はこれらの実施形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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