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公開番号
2025139077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024037815
出願日
2024-03-12
発明の名称
インク組成物
出願人
日本化薬株式会社
代理人
主分類
C09D
11/322 20140101AFI20250918BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】
機械安定性に優れ、かつ、耐擦過性に優れた印刷物の提供を可能とする、インクジェット用インク組成物の提供。
【解決手段】
顔料、モンタンワックス及び水を含む、インク循環機構を備える記録ヘッド用インク組成物。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
顔料、モンタンワックス及び水を含む、インク循環機構を備える記録ヘッド用インク組成物。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
上記インク組成物中における上記モンタンワックスの含有率が、0.1質量%以上、かつ、5質量%以下である、請求項1に記載のインク組成物。
【請求項3】
請求項1または2に記載のインク組成物により記録された記録媒体。
【請求項4】
請求項1または2に記載のインク組成物を、インクジェットヘッドから吐出して、記録媒体に付着させるインク組成物付着工程、を備えたインクジェット記録方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インク組成物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェットプリンタ記録装置による印刷は、ノズルよりインクを噴射し被記録材に付着せしめる方式であり、従来の印刷方法と異なり版を使用しない印刷方式であることから、少量多品種に対応できるオンデマンド印刷方式として広範囲にわたる利用分野が期待されている印刷方式である。近年ではパーソナル、オフィス用途から、産業用印刷の分野へと広がりつつあり、特に段ボールや紙器、ラベル、包装フィルムといったパッケージ用途の分野において、付加価値向上の観点から、高品質なデザインを再現することが可能なインクジェット印刷方式に対する関心が高まっている。このようなパッケージ用途においては、実使用に耐えられる特性を有する印刷物の形成が要求されることになり、インクに優れた耐擦過性が求められる。
一般的に、インクに耐擦過性を持たせるために、さまざまな樹脂が添加されており、樹脂の添加量が多くなるほど、耐擦過性が向上することが知られている。しかし、樹脂の添加量が多くなることによって、インクが乾燥しやすくなってしまうため、ヘッドノズル面でのインク固着等が発生しやすくなり、吐出信頼性が低下してしまうという問題がある。
一方で、近年ノズル付近までインクを循環させることによりノズル近傍でのインクの乾燥を防ぐ機構をもつ循環ヘッドが盛んに開発されている。
このようなインク循環機構を有する印刷装置においては、インクを長時間循環した際に装置内フィルタ通過時やポンプ送液時にかかるせん断力によって析出物が発生する場合があり、このような析出物が発生すると、ヘッド内フィルタの目詰まりが発生し、結果的にインクジェットヘッドのヘッドライフを短くする(例えば、吐出不良状態となる)ことになってしまうため、機械安定性に優れたインクが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-2309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、機械安定性に優れ、かつ、耐擦過性に優れた印刷物の提供を可能とする、インクジェット用インク組成物の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、上記した課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、顔料、モンタンワックス及び水を含む、インク循環機構を備える記録ヘッド用インク組成物が上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
【0006】
即ち、本発明は以下の1)~4)に関する。
1)
顔料、モンタンワックス及び水を含む、インク循環機構を備える記録ヘッド用インク組成物。
2)
上記インク組成物中における上記モンタンワックスの含有率が、0.1質量%以上、かつ、5質量%以下である、1)に記載のインク組成物。
3)
1)または2)に記載のインク組成物により記録された記録媒体。
4)
1)または2)に記載のインク組成物を、インクジェットヘッドから吐出して、記録媒体に付着させるインク組成物付着工程、を備えたインクジェット記録方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、機械安定性に優れ、かつ、耐擦過性に優れた印刷物の提供を可能とするインク組成物を提供することができた。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書においては、特に断りの無い限り、実施例等を含めて「部」及び「%」は、いずれも質量基準で記載する。また、本明細書において、前記インク組成物を、「インク」と略記する場合がある。
【0009】
本発明のインク組成物は、インク循環機構を備える記録ヘッド用のインク組成物であり、顔料、モンタンワックス及び水を含む。
【0010】
[顔料]
上記インク組成物は顔料を含む。
上記顔料としては、無機顔料、有機顔料、体質顔料、中空粒子等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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