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公開番号
2025176828
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083178
出願日
2024-05-22
発明の名称
蓄熱体及び加熱装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09K
5/06 20060101AFI20251128BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】より広い温度域において被加熱物の温度を維持することが可能な蓄熱体を提供する。
【解決手段】蓄熱体は、粒子径D50が異なる2種類以上の蓄熱粒子を備え、2種類以上の蓄熱粒子はいずれも、固液相変化を利用した蓄熱及び放熱が可能な相変化型蓄熱物質を有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
粒子径D50が異なる2種類以上の蓄熱粒子を備え、前記2種類以上の蓄熱粒子はいずれも、固液相変化を利用した蓄熱及び放熱が可能な相変化型蓄熱物質を有する蓄熱体。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
粒子径D50が最も大きい前記蓄熱粒子の粒子径D50をD1とし、粒子径D50が2番目に大きい前記蓄熱粒子の粒子径D50をD2とすると、D1とD2の比D1/D2が1.5以上15以下である請求項1に記載の蓄熱体。
【請求項3】
前記2種類以上の蓄熱粒子の粒子径D50がいずれも10μm以上300μm以下である請求項1又は請求項2に記載の蓄熱体。
【請求項4】
前記相変化型蓄熱物質が金属単体又は合金である請求項1又は請求項2に記載の蓄熱体。
【請求項5】
前記合金がアルミニウムケイ素合金である請求項4に記載の蓄熱体。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の蓄熱体を備える加熱装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は蓄熱体及び加熱装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
固液相変化を利用した蓄熱及び放熱が可能な相変化型の蓄熱体が知られている。例えば特許文献1には、融点が異なる2種類以上の相変化型蓄熱物質を備える蓄熱体が開示されている。特許文献1に開示の蓄熱体は、融点が異なる2種類以上の相変化型蓄熱物質を備えるため、放熱が生じる温度域を複数有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-91759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の蓄熱体は、放熱が生じる温度域を複数有するので、放熱が生じる温度域が単数である場合よりも、広い温度域において被加熱物の温度を維持することが可能である。しかしながら、より広い温度域において被加熱物の温度を維持することが可能な蓄熱体が望まれていた。
本発明は、より広い温度域において被加熱物の温度を維持することが可能な蓄熱体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る蓄熱体は、粒子径D50が異なる2種類以上の蓄熱粒子を備え、前記2種類以上の蓄熱粒子はいずれも、固液相変化を利用した蓄熱及び放熱が可能な相変化型蓄熱物質を有することを要旨とする。
本発明の他の態様に係る加熱装置は、上記一態様に係る蓄熱体を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、より広い温度域において被加熱物の温度を維持することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例及び比較例の蓄熱体の熱分析の結果を示す図である。
比較例の蓄熱体の熱分析の結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態について以下に説明する。なお、本実施形態は本発明の一例を示したものであって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。また、本実施形態には種々の変更又は改良を加えることが可能であり、その様な変更又は改良を加えた形態も本発明に含まれ得る。
【0009】
本実施形態に係る蓄熱体は、粒子径D50が異なる2種類以上の蓄熱粒子を備え、2種類以上の蓄熱粒子はいずれも、固液相変化を利用した蓄熱及び放熱が可能な相変化型蓄熱物質を有する。
粒子径D50が異なる蓄熱粒子は異なる温度域で放熱を生じるので、本実施形態に係る蓄熱体を使用して、例えば、温度降下時の被加熱物の加熱を行えば、複数の温度域で蓄熱体から放熱が生じて被加熱物が加熱される。そのため、被加熱物の温度が降下しても、より広い温度域において被加熱物の温度低下を抑制することが可能である。
【0010】
より広い温度域において被加熱物の温度低下を抑制するためには、より多くの温度域で蓄熱体から放熱が生じることが好ましいので、粒子径D50が異なる蓄熱粒子の種類はより多いことが好ましい。すなわち、粒子径D50が異なる蓄熱粒子の種類は、2種類でも差し支えないが、3種類以上であることが好ましく、4種類以上であることがより好ましく、5種類以上であることがさらに好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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