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公開番号
2025177605
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024084601
出願日
2024-05-24
発明の名称
感熱ラベル及び感熱ラベルが貼付された容器
出願人
artience株式会社
代理人
主分類
C09J
7/35 20180101AFI20251128BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】オープンタイムが長く、安定した接着性を有し、ブロッキングやジャミングが発生しない、ホットメルト接着剤を用いた感熱ラベル及び容器の提供。
【解決手段】基材層4と接着層を具備し、接着層が下記(1)~(3)のいずれかを満足する感熱ラベル。
(1)接着部(A)1と未塗工部(B)2を有し、Ma:Mb=1:99~80:20である
(2)接着部(A)と接着部(C)を有し、Ma:Mc=1:99~80:20である
(3)接着部(A)、未塗工部(B)、および接着部(C)を有し、Ma:(Mb+Mc)=1:99~80:20である
Ma:単位面積当たりの接着部(A)の面積
Mb:単位面積当たりの未塗工部(B)の面積
Mc:単位面積当たりの接着部(C)の面積
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材層と接着層を具備し、接着層が下記(1)~(3)のいずれかを満足する感熱ラベルであって、
接着部(A)の高さ(La)と、接着部(C)の高さ(Lc)の関係が、La>Lcであり、
接着部(A)および(C)がホットメルト接着剤からなることを特徴とする感熱ラベル。
(1)接着部(A)と未塗工部(B)を有し、Ma:Mb=1:99~80:20である
(2)接着部(A)と接着部(C)を有し、Ma:Mc=1:99~80:20である
(3)接着部(A)、未塗工部(B)、および接着部(C)を有し、Ma:(Mb+Mc)=1:99~80:20である
Ma:単位面積当たりの接着部(A)の面積
Mb:単位面積当たりの未塗工部(B)の面積
Mc:単位面積当たりの接着部(C)の面積
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
基材層と接着層を具備し、接着層が下記(1’)~(3’)のいずれかを満足する感熱ラベルであって、
接着部(A)の高さ(La)と、接着部(C)の高さ(Lc)の関係が、La>Lcであり、
接着部(A)および(C)がホットメルト接着剤からなることを特徴とする感熱ラベル。
(1’)接着部(A)と未塗工部(B)が交互に配置され、Ma:Mb=1:99~80:20である
(2’)接着部(A)と接着部(C)が交互に配置され、Ma:Mc=1:99~80:20である
(3’)接着部(A)、接着部(C)、接着部(A)および未塗工部(B)がこの順に配置され、Ma:(Mb+Mc)=1:99~80:20である
【請求項3】
接着部(A)の高さ(La)が、10~500μmであることを特徴とする請求項1又は2記載の感熱ラベル。
【請求項4】
基材が、紙、プラスチックフィルムおよび合成紙からなる群より選択されることを特徴とする請求項1又は2記載の感熱ラベル。
【請求項5】
請求項1又は2記載の感熱ラベルが貼付された容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感熱ラベル及び感熱ラベルが貼付された容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ホットメルト接着剤は無溶剤であるため、自然環境及び作業環境に優しい接着剤である。また、加熱溶融した後フィルム及び紙基材などに塗工後、冷却することで冷え固まる為すぐに巻き取ることができるので、塗工機がコンパクトであり、さらに、加熱溶融状態で基材同士を貼り合わせると直ぐに冷え固まり接着することから、瞬間接着剤としての機能があるなど、多くのメリットがある。
【0003】
ガラス瓶やプラスチックボトル用のラベルには、タックラベルが多く使用されているが剥離紙(フィルム)がごみとして発生するため、廃棄物の削減に課題があった。そこで、タック紙レスラベルとして感熱ラベルが注目されてきた。特許文献1は、感熱ラベル用接着剤としてディレードタックを用いているが、ディレードタックは固体可塑剤として環境ホルモンの疑いがあるジシクロヘキシルフタレート(DCHP)を使用する点に問題があった。DCHPを使用しない感熱ラベル用接着剤として、特許文献2はホットメルトを用いているが、ホットメルト接着剤はオープンタイムが短いため安定した接着が得られないなどの問題があった。また、安定した接着性を確保するためにオープンタイムを長くすると塗工物を搬送中にブロッキングが発生して印刷面に接着剤が付着する問題や、ラベリング時にラベラーのカッターに接着剤が付着してジャミングが発生するなど課題があり、一般に広がらなかった。特にジャミングはラベリング速度が高速になるほど発生しやすい傾向にあり、ホットメルト接着剤を用いた感熱ラベルを実用化する上での課題であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭55-16055号公報
特開2000-137438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
感熱ラベルは環境負荷が少ない製品として利点がある。しかしながら、上述の通り、ホットメルト接着剤を用いた感熱ラベルは、接着の安定性や、ブロッキング、ジャミングなどの課題があった。
【0006】
本発明の目的は、オープンタイムが長く、安定した接着性を有し、ブロッキングやジャミングが発生しない、ホットメルト接着剤を用いた感熱ラベル及び容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、以下の感熱ラベル及びそれが貼付された容器に関する。
[1]基材層と接着層を具備し、接着層が下記(1)~(3)のいずれかを満足する感熱ラベルであって、
接着部(A)の高さ(La)と、接着部(C)の高さ(Lc)の関係が、La>Lcであり、
接着部(A)および(C)がホットメルト接着剤からなることを特徴とする感熱ラベル。
(1)接着部(A)と未塗工部(B)を有し、Ma:Mb=1:99~80:20である
(2)接着部(A)と接着部(C)を有し、Ma:Mc=1:99~80:20である
(3)接着部(A)、未塗工部(B)、および接着部(C)を有し、Ma:(Mb+Mc)=1:99~80:20である
Ma:単位面積当たりの接着部(A)の面積
Mb:単位面積当たりの未塗工部(B)の面積
Mc:単位面積当たりの接着部(C)の面積
【0008】
[2]基材層と接着層を具備し、接着層が下記(1’)~(3’)のいずれかを満足する感熱ラベルであって、
接着部(A)の高さ(La)と、接着部(C)の高さ(Lc)の関係が、La>Lcであり、
接着部(A)および(C)がホットメルト接着剤からなることを特徴とする感熱ラベル。
(1’)接着部(A)と未塗工部(B)が交互に配置され、Ma:Mb=1:99~80:20である
(2’)接着部(A)と接着部(C)が交互に配置され、Ma:Mc=1:99~80:20である
(3’)接着部(A)、接着部(C)、接着部(A)および未塗工部(B)がこの順に配置され、Ma:(Mb+Mc)=1:99~80:20である
【0009】
[3]接着部(A)の高さ(La)が、10~500μmであることを特徴とする前記感熱ラベル。
【0010】
[4]基材が、紙、プラスチックフィルムおよび合成紙からなる群より選択されることを特徴とする前記感熱ラベル。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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