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公開番号2025147520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024047801
出願日2024-03-25
発明の名称ホットメルト組成物
出願人アイカ工業株式会社
代理人
主分類C09J 153/02 20060101AFI20250930BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】 溶融粘度が適度であるため作業性が良く、また発泡倍率が比較的高く、発泡後における無機材料との接着性が良好で、押圧後の復元性にも優れているホットメルト組成物を提供する。
【解決手段】 スチレン系ブロック共重合体(A)と、粘着付与剤(B)と、軟化剤(C)と、を含有し、スチレン系ブロック共重合体(A)として、スチレン含有割合が50重量%以下でありジブロック割合が35重量%以下であるスチレン系ブロック共重合体(a1)と、スチレン含有割合が50重量%以下でありジブロック割合が40重量%以上であるスチレン系ブロック共重合体(a2)と、を含有することを特徴とするホットメルト組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
スチレン系ブロック共重合体(A)と、粘着付与剤(B)と、軟化剤(C)と、を含有し、
スチレン系ブロック共重合体(A)として、スチレン含有割合が50重量%以下でありジブロック割合が35重量%以下であるスチレン系ブロック共重合体(a1)と、
スチレン含有割合が50重量%以下でありジブロック割合が40重量%以上であるスチレン系ブロック共重合体(a2)と、を含有することを特徴とするホットメルト組成物。
続きを表示(約 50 文字)【請求項2】
外装材に用いられることを特徴とする請求項1記載のホットメルト組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ホットメルト組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ホットメルト組成物について、広く研究開発が行われている。ホットメルト組成物は、加熱することにより溶融し、23℃程度の常温まで冷却させると固化することから、接着剤として好適に用いられている。その特徴としては、無溶剤で環境に優しく、短時間で固化可能で、非常に扱いやすい材料であることが挙げられ、製造現場における作業環境を改善することが可能であることから、様々な分野において幅広く用いられている。
【0003】
過去に、本願の出願人は、スチレン系ブロック共重合体(A)と、粘着付与剤(B)と、を含有し、スチレン系ブロック共重合体(A)は、スチレン含有割合が20重量%未満でありジブロック割合が22重量%未満であるスチレン系ブロック共重合体(a1)と、スチレン含有割合が20重量%以上でありジブロック割合が22重量%以上であるスチレン系ブロック共重合体(a2)と、を含むことを特徴とするホットメルト組成物を発明した(特許文献1)。このホットメルト組成物は、硬化後の安定性を維持したままで、塗布性が良好であることから塗布ムラや塊が発生せず、接着力や耐熱性に優れるものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6906596号公報
【0005】
従来から、建築分野においては、構成部材の固定のため、各種接着剤が使い分けられているが、非常に扱いやすい材料であり、乾燥工程を必要とせず、23℃程度の常温における接着安定性に優れていることから、ホットメルト組成物を用いる例が増加しつつある。
【0006】
ここで、外装材として、無機系化粧材を取付する際、ホットメルト組成物を塗布すると、そのままでは硬度が若干高いことから、上手く施工できないという問題があった。そこで、専用の機器を用いて、ホットメルト組成物を少しずつ発泡させることにより、ある程度の柔軟性をもたせて施工するという手法が採用されていた。そのため、ホットメルト組成物としては、発泡倍率が比較的高く、発泡後における無機系化粧材との接着性に優れることが求められていた。また、施工作業により押圧された場合でも、施工面における凹凸の発生が抑制されるよう、押圧後の復元性が高いことも要求されており、改善の余地があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、溶融粘度が適度であるため作業性が良く、また発泡倍率が比較的高く、発泡後における無機材料との接着性が良好で、押圧後の復元性にも優れているホットメルト組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、スチレン系ブロック共重合体(A)と、粘着付与剤(B)と、軟化剤(C)と、を含有し、スチレン系ブロック共重合体(A)として、スチレン含有割合が50重量%以下でありジブロック割合が35重量%以下であるスチレン系ブロック共重合体(a1)と、スチレン含有割合が50重量%以下でありジブロック割合が40重量%以上であるスチレン系ブロック共重合体(a2)と、を含有することを特徴とするホットメルト組成物である。
【発明の効果】
【0009】
本発明にかかるホットメルト組成物は、溶融粘度が適度であるため作業性が良く、また発泡倍率が比較的高く、発泡後における無機材料との接着性が良好で、押圧後の復元性にも優れているという効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<スチレン系ブロック共重合体>
本発明では、スチレン系ブロック共重合体(A)を用いる。当該(A)成分は、本発明にかかるホットメルト組成物のベースポリマーとして用いられる。
(【0011】以降は省略されています)

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